京都グルメ

イカヅチうどん【もっちもちの本格うどんとサクサク天麩羅が美味い】

京都はどちらかというと、蕎麦よりもうどん、うどんよりもラーメン文化なんだけど、うどん屋さんは割と沢山あって…所謂、京風から本格的な香川のさぬき風、或いは独自の味を持つものまで、結構色々あったりするんだ…

どうもエヂです⎛´・ω・`⎞

京都で行列が出来るうどんと言えば、岡崎にある「山元麺蔵」さんや、「おかきた」さん、伏見区の「大河」さんなんかが有名だけど、実は前から気になっていたんだけど、北白川にも行列が出来る「イカヅチうどん」さんがあるんです

合わせて読みたい
合わせて読みたい

アクセス

最寄駅というのは無く、実はここに行くにはバスか車しか無いんだけど、周辺には観光地も多いだけあって100円パーキングは沢山あるので停める場所には困らないと思う

お店は哲学の道近くの白川通今出川の十字路を西に下がった南側(左手)にあります

こじんまりとした店舗はオシャレな外観

観光地と言えば観光地なんだけど、アクセスも悪い割には海外の人も道を歩いているし、皆何処から来て何処に行くんだろうか…と思ってしまう

因みにイカヅチうどんさんはあのミシュランガイドのピグブルマンに選ばれており、ミシュランガイドによれば「うどんの生地を半日以上寝かせて製麺、熟成させる事でしなやかなコシとやわらかな食感が得られる他、昆布や煮干し、数種の節が香るつゆは旨み豊か」とあります

なるほど、行列が出来るワケだな…

予約不可、早く並ぶべし

イカヅチうどんさんは予約不可で、基本2オペで店内の収容人数もそれ程多くは無い…という事で早く並ぶ必要が出てくるんだけど、実は2人以上4人以下のパーティーの場合は、1番に並ぶ事で特等席である2階席が宛がわれる事があるのは知っておいた方が良い気がする

2階席はとても広く、誰にも邪魔されずにうどんを食べる事が出来るんので、特等席狙いの人はオープン1時間前くらいを目安に…そんなんどうでもええわwと言う人は極力早目に現場に行って並ぶ事をおススメする

オープン15分程前になると、順番にメニューを聞かれるのでそれまでに外のメニューでオーダーを固めておきましょう

因みに2人以上の人数で1番に並ぶ事で通される(条件は不明)2階席はこんな感じであり

2階席の広々感が凄い

まさに飛行機のファーストクラス的な専用ルームになっている

実はお店のトイレが2階にしかないので、たまに人は来るんだけど、誰の視線も話し声も無い中、連れの彼女、嫁だけでうどんを楽しむ事が出来たりして非常に贅沢なので並ぶ価値はあると思う

もちもちうどんと出汁味つゆ

テーブルには味変用の黒七味と一味がある

イカヅチうどんさんは毎日日替わりのメニューがあって、この日も美味しそうな日替わりがあったんだけど、初めての訪問なので定番を頂いてみました

個人的にうどん蕎麦は冷たいものを食べてこそ、そのものの味がする…と思っているので、アタシは「かしわ天おろしぶっかけ」を、嫁は「肉きつねうどん」をオーダーしてみました

かしわ天おろしぶっかけ

冷たいうどんメニューの中のオススメメニューがこの「かしわ天おろしぶっかけ〜生姜ジュレ〜」であり、かしわ天が4つ乗ったレギュラー(¥1280円)とかしわ天2つのハーフ(¥990円)があるんだけど、今回は一緒に「生姜の炊き込みご飯」もオーダーしたかったのでハーフをチョイス

注文を予め外で聞かれるだけあって、お店の中に入ってからの提供は非常に早い

かしわ天おろしぶっかけ(ハーフ)

見ての通り、ハーフでも大判のとり天が2枚も入っており、充分なボリュームだと思える

うどんには鰹節、生姜ジュレ、ゴマ、大根おろし、ネギにレモンが乗っており、とり天にレモンを絞って出汁醤油をかけてから頂いてみた…

もちもちのうどん

うどんは膨らみ感のあるもちもちと食感で、箸でかき混ぜて持ち上げる時点でその弾力感を感じる

コシ…というよりも弾力感を感じるうどんであり、口の中一杯にもちもちした所感が広がる感じと、やや薄いくらいに感じるダシがほんのりと香り、凄く上品な味わいになっている

出汁がやや薄い感じなので、ネギや鰹節、レモンや黒一味、一味の味が入り込む余地があり、食べていると色々な味がする

とり天は2枚でも大満足のボリュームであり、大判だけど揚げたての柔らか食感で食べやすくて直ぐに無くなる

肉きつねうどん(国産牛)

寒い季節にぴったりの暖かいうどんから「肉きつねうどん(国産牛)(¥1250円)をオーダー

肉きつねうどん(国産牛)

ちょっと想像していたのと違うハイカラな外観で登場した肉きつねうどん

肉厚のお揚げの上に肉が結構ドッサリと乗っていて、その周りを水菜が覆う…という色艶やかな一品

こちらもお出汁は薄め…と思いきや、これが奥深い味わいで割と喉が渇きそうな塩分を感じるようになっており、飲む程に口の中に味が積み上げられていく感じで「薄い」っていう表現では無い

うどんに関しては冷たいうどんに比べるとコシが失われるのは仕方ないんだけど、もちもち感はまんまで凄く美味しい

お揚げの甘味と肉の甘みに黒一味とかを入れてシャキッ…っとさせると凄く美味しく感じた

生姜の炊き込みご飯

うどんと言えば個人的には暖かいうどんとご飯が凄く合うと思ってるんだけど、冷たいうどんと白米…ってのはちょっとイメージし辛い…

でも、炊き込みご飯なら…?まぁ、一緒には食べないけどサイドとしてはアリだと思ってオーダーしてみた

生姜の炊き込みご飯(¥240円)

生姜がふんわりと香るご飯に紫蘇と鰹節にゴマが乗ったご飯は、凄く優しい味わい…( ˘ω˘

うどん出汁にも通じるけど、「イカヅチうどんさんの出汁」と言うのは基本的には薄味なんだけど、それは他の素材の味が入り込む余地を残しての薄さであるように感じたんだけど、この炊き込みご飯に関してもそれが言える

つまり、ご飯の上に乗った紫蘇や鰹節とゴマの風味や味わい全部を足して完成する…という事

暑い夏は冷たいうどんで、寒い冬は暖かいうどんで…定番を食べたら今度は日替わりを選んで…って感じで、何時行っても「美味しい」があるうどん屋さんなんだな…( ˘ω˘

京都府ランキング
京都府ランキング

-京都グルメ
-,