イタリアンは良く行くんだけど、その他…フレンチとか、中華もそうだけど、特に日本料理ってやつが苦手で、中々足が向かないんだけど、ランチ営業は比較的気軽に行けるのでは…?という事で夜は敷居が高い四条烏丸は「おが和」に行って来たエヂです⎛´・ω・`⎞
因みに何故に苦手なのかと…というと、あのカウンターで大将と向かい合う格式高いスタイルや日本酒の飲み方を知らないから…なんだけど、知らないものを知らないままにしておくといつまでも知らないままになるので、先ずはランチから突撃してみた次第…
アクセス
最寄駅は京都市営地下鉄「烏丸御池」駅になります
電車を下車したら6番出口で地上に上がり、烏丸通りを京都タワーが見える方向(南)に向かって歩き、最初の三条通の角を右折(西)し、そのまま直進…
1つ目の十字路を過ぎ、筋を1つ通過してファミリーマートがある新町通りの十字路を過ぎて、更に筋を1つ通過…
お店は次の西洞院通の十字路を右折(北)に曲がって右手に直ぐの場所にあります
車で行く場合は、近隣に100円パークが沢山あるので、天井設定がある事だけを確認して停めるようにしましょう
因みに三条通りから衣棚通に入って姉小路通手前にある駐車場はこの地域最安値で、「おが和」さんにも近く、価格も5時間¥1000或いは3時間¥990だったりするので、是非ご活用ください
中に入ればどうという事は無い!
外から中の様子を伺い知る事が出来ない、この敷居の高い感じの玄関口にちょっと圧倒されちゃうんだけど、中に入って仕舞えば意外と大丈夫
L字型に厨房を望むカウンターのみの店内は、さながらキッチンスタジアムのようでスタイルながらもっと幽玄な雰囲気がある感じ…
店内は10席程のカウンターのみで、基本的に予約客で埋まっている状態
「おが和」さんに行くのであればランチも、ディナーも予約は必須であり、予約に関しては「一休.com」でネット予約をする事が出来ます
店内は照明がほんのり暗い感じの落ち着いた雰囲気で、主役は完全にオープンキッチン…
昼のご飯コース
ランチはお昼のご飯コースが¥4800円で、おまかせコースが¥11000円という内容であり、今回は初訪なので¥4800円のご飯コースにしてみた
他のお客さんは比較的年齢層高めな感じ…1組だけ若い女性2人組って感じで、やっぱりお店の性格上年齢層は高いものと思われる
周りの皆様はお昼からワインや日本酒で結構攻めている人が多い印象…
ランチは12時一斉スタート…
1組盛大に遅れて来てもその1組だけ時間をズラして対応されていたので、多少の遅刻は大丈夫みたいだけど、一斉スタートのお店を予約しておいて盛大に遅れるとか…中々出来ないなぁ…と思ったりして…
前菜盛り合わせ
お昼のご飯コースは先ずは前菜盛り合わせからスタートなんだけど、こんなの運ばれてきたらもうね…って感じの唸る見た目
この前菜がもう…本当に美味しく、どれを食べても深い味わいに思わず目を瞑ってしまう…( ˘ω˘
海の幸から山の幸から肉まで全て入り混じったこの和前菜の導入部分を体験するだけでこのおが和さんのチカラが理解出来てしまう…
確かにお酒と一緒にゆっくりと食べたくなる気持ちは解るなぁ…
小鉢
フワリと酒粕が香る粕汁で炊いた聖護院大根の小鉢は薬味の味、粕汁の味、素材の味…全てが出しゃばらず、それぞれの味が合わさった時に絶妙の美味さになるようになっているんだ…( ˘ω˘
こんな丁寧な粕汁は中々味わえないなぁ…と思いつつ、ゆっくりと頂きながら、やはり日本酒か…と思ってしまった
土鍋ご飯コースメイン
前菜、小鉢と続けて、いよいよご飯コースのメインであるご飯の登場なんだけど、これがまた凄く豪華なんだ…
ご飯コースのメインは土鍋で炊いた炊き立てご飯に選べる8種類ものご飯のお供を載せて食べるお代わり自由型の文字通りご飯コース
ご飯のお供は夜の数万円するコースで出る端材等から工夫して作られたもので、栃木県は益子から取り寄せる卵、マグロ、とろろ、ちりめん山椒、ゴボウの金山寺味噌、サワラのお茶付け、カラスミのふりかけ等々…
「どれになさいますか?」と店主の小川さんのお弟子さんが声をかけてくれるので、こちらから好きな具材を2つ3つ選んでよそってもらう…というスタイル
因みにお米は新潟は魚沼産の「雪椿」や「コシヒカリ」をその時々で使われているみたい
最初は順番を決めて食べてたんだけど、お代わりの回数は別に決まってないみたいなので途中から脱線して結局8種類のご飯のお供を全て頂く
〆にするつもりだったサワラのお茶漬けも2回食べたんだけど、お弟子さんがよそっていると小川さんが静かに「もうちょっとサワラ入れて…」とサッと…アドバイスをされていたのが印象的…素晴らしい…( ˘ω˘
このご飯のメインだけはお酒要らないな…って感じであり、逆にビールとか飲んでるとあんまり食べられないかも
デザート
ありがたい事にここまで食べて更にデザートまで付いている
栗をペースト状にしたものと蜂蜜の上にアイスクリームが乗せられた一品なんだけど、栗と蜂蜜が入っている事でしっかりと「和」のデザートになっているのは流石
ここでお団子とか大福とか、果物がそのまま出てきたりするのかと思いきや、最後まで素材をミックスさせるお皿が出てくるのは感心する
正直、¥4800円のランチというのは高い部類に入ると思うんだけど、これだけ内容があると寧ろお値打ちだと感じる
今度は是非、夜に行ってみたいなぁ…と思わせて貰えた
やっぱり様子が見られるランチ営業ってありがたいなぁ…って思うんだな…( ˘ω˘