昨夜は早朝６時からデンマークはコペンハーゲン中央駅発の特急に乗って往復で合計７時間の列車の旅を敢行…
世界の車窓からごっこのつもりで臨んだのですが、流石に疲れ果ててしまいビールも飲まずに寝落ちしてしまったエヂです⎛´･ω･`⎞
列車の旅と言えば、先日中国は上海から深圳まで７時間の旅の記憶がまだ新しいのですが、今回も３時間半の往復…という事で、連続では無いにせよ図らずも乗車時間は中国の時と同じく７時間となり…多分、距離的には東京-京都間くらいの距離を行って帰って…みたいな感じになるのだと思います
想像より解りやすい券売機
今回の旅を進めるにあたり、事前に色々と情報を集めていたのですが、要所要所でデンマーク語に邪魔をされてしまいネットでのチケット事前購入は断念
今回、初日からラッキーパンチが入り、コペンハーゲン入りが予定より４時間程も早くなったのもあり、前日にコペンハーゲン中央駅の券売機でチケットを購入しました
指定席券と特急券という感じで料金は458DKK（１万円位）なので新幹線より、やや安いか…といった所ですが、全てが高いこの国では「安い」なんて絶対に感じません
因みにクラスが色々あるのですが、良く解らなかったので今回は行き帰り共に「スタンダード」のチケットを購入
小さなお子さんとかがいない限りは「スタンダード」で問題無いと思います
要は４人掛けの席を知らない人と相席するか家族で埋めるか、そもそもシートを豪華にして足元空間を確保するか…とか、そういう事だと思います
つまり、「スタンダード」は新幹線の普通席です
券売機は紙幣は使えず（硬貨は大丈夫）、海外からの旅行者はクレカ決済になりますが、アメックスは使えず…VISAかMasterCardなら大丈夫です
尚、地下鉄はドイツと同じく改札が無いタイプになっており、チケット無しでも乗れますが、無線乗車が発覚するとペナルティを支払わされるようですし、見回りはかなり定期的に行われています
暫く滞在するのであれば定期券購入もありですが、今回はそうでも無いので毎回シングルチケットを購入
地下鉄の券売機も紙幣が使えないパターンが多く、カード決済がメインになります
地下鉄の券売機も特急の券売機同様、直感的に利用出来るようになっているので、戸惑う事は無いかと思います
車両番号とシート番号大事
旅の軸がコペンハーゲン中央駅であれば、列車移動は割と解りやすいと感じました
中央駅には沢山のホームがありますが、上階でタイムテーブルを見れば自分の乗る列車がどのホームに入るのか確認出来ますし、実際にホームにあるモニターでどの場所に自分の乗るべき車両が来るのかを確認する事が出来ます
中央駅から地方に電車移動する場合、キモは車両番号とシート番号です
あたり前ですが、違う車両にも同じ番号のシート番号がある事があるので注意
尚、デンマークの列車は途中の中継地点で車両が切り離されて向かう場所が変わる…という恐怖のシステムになっているので車両番号には特に注意…ですが、走り出すと直ぐに駅員さんがチケット確認に来るので、仮に間違えていてもそこで聞けば発覚するような気がします
後、デンマークの電車は日本のように時間に正確では無く、線路に動物がいる…とかそんな事でも遅れたりするようです
乗り継ぎでチケットを購入する場合、先行する便が遅れたために乗り継ぎ便に乗れない…みたいな事も普通に起こりそうです
車窓からの景色は北欧の田舎
イタリアやドイツは行った事あるアタシなんだけど、スカンジナビア（デンマーク、ノルウェー、スエーデン）は初めてだったりして、更にそこからの列車の旅とか…今回は初めて尽くしだったワケですが、車窓からの景色は概ね想像通りな感じであり、驚きは無し
所謂、ヨーロッパの田舎…って感じで、どこまでも緩やかな丘と緑が続く感じで、時折放牧が見られたり、野生の兎が居たり…みたいな、全くもってのどかな感じ
景色だけを取ればイタリアでベニスからフィレンツェまで移動する時に見える景色とあまり変わらない…
そのせいか、前回の中国での７時間移動と比べると、こちらの７時間の方が長く感じるという感覚も味わいました（結局、大半が草原なので）
乗り継ぎがある場合は注意
デンマークコペンハーゲンから発進する列車は、デンマーク国内を西側に行き、南行き、西行き…更にその先でデンマーク北側行き或いはドイツ行き…みたいな感じで結構分岐があります
デンマーク語での駅の発音は非常に解りにくく、注意が必要で、特にデンマーク西側行きの場合に分岐がある「Vejle」駅なんかは注意が必要で、１つ隣の駅名が「Vejle Sygehus」駅だったりするので間違える人もいると思う
因みにこちらで降りちゃうと乗り換えが出来なかったりします
分岐が多く、列車を切り離して別々の目的地に向かわせたりするので、システムが理解出来るまでは必ず指定席で、路線図を見ながら、Google MAPで時々位置を確認しながら乗車するのをオススメします
電車の本数も多く、めちゃくちゃ混む訳でも無いし（夏休みは知らんけど）、地続きの周辺の街に行くには凄く快適で安いソリューションだと思います
