北斗の拳２ってしってる？と聞いたら大体「え？２！？１なら知ってるけど…あの、ラオウのやつやろ？」っていう答えが帰ってくる事を嘆かわしく感じているエヂです⎛´･ω･`⎞
まぁ、解りますよ
ラオウが印象的過ぎるもんね…でも、北斗の拳２は作画が綺麗でお話も凄く面白いし、音楽とのシンクロ感も凄くて、観てて気持ちいいので是非観て欲しいのだ
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作画が劇画タッチになっている
「北斗の拳２」はケンシロウがラオウを倒した後の世界が舞台で、物語は大きく分けると「天帝編」と「修羅の国編」に分かれております
ケンシロウは青年期から壮年期に入り、バットやリンは少年期から青年期…と、１の登場人物が成長して大人になっている事からも解る通り１の１０数年後の話であり、作画はコントラストを効かせたやや劇画に寄せたようなタッチになってるんだけど、個人的には北斗の拳１よりこちらの方が好き
今、見てみると１のケンシロウは少し幼さが残るし、髪型や体型が２程均整が取れていない感じがする
２のケンシロウは掘りも深く、目が影になって表情が見えない場面が多く感じる
脚も長く、上半身も１と比べると大きくなっており、単純にケンシロウのスタイルが良くなっていたりもする
それでも、たまーにケンシロウの鼻と口の距離がとんでもなく長い作画が割と普通にあったり、ケンシロウの等身がおかしかったりする場面が結構出てくるんだけど、そんなのはご愛嬌…
また、登場人物もアイン、ファルコ、ハン等、皆んな濃いめで劇画感が強いのもご愛嬌なのだ
声優さんの魅力
これまでナレーションに徹してきた千葉繁さんがジャコウを熱演しており、何故だか急にクールポコを思い出してノスタルジックな気持ちになったりするんだけど、正にジャコウは熱演と呼ぶに相応しい…
そう…北斗の拳２は声優陣も凄くいいのだ
物語自体は、結局はジャギ、トキ、ラオウの代わりにハン、ヒョウ、カイオウがあてがわれていたり、ユリアの代わりがリンだったりして…と、既視感も凄いんだけど、多分、当時大人気だった同作は集英社側から「やめないでくれ！」と泣きつかれてこのような展開になったのではなかろうか…と言うのはアタシの勝手な想像なんだけど…
まぁ、考えたらラオウ編で北斗の拳は完成していたと思うのです
ただ、「ゲームをクリアした後の世界をプレイしてみたいと思いませんか？」的な欲張りな感じをオフィシャルで…そして単純に作画も綺麗になっていたり…と、１で出来なかった事が２で再現されている…それも同じ声優陣で…と言う、今改めて考えてみると、これはこれで夢のような企画でもあるのだ
実際、北斗の拳の黒歴史として真救世主伝説 北斗の拳ではケンシロウの声優を阿部寛さんにしたり、ラオウの声優を宇梶剛士さんにしたりした事が災いして華麗に散ったもんね…_(┐「ε:)_
アタシもリアルタイムであのOVAの発表を見たけど、どれだけテレビで盛り上げたところでケンシロウやラオウの声優を変えてしまうというのはとんでもなく乱暴であり、誰あんた？にしかならないんだ…
商売である以上、予算の関係…ってのは話としては理解出来るんだけど、結果が明白なだけにどんな判断や…って思うし、この「真救世主伝説 北斗の拳」に関してはネット上で有志がオリジナル声優をアテレコした動画が公開されたりしている始末…
それくらいアニメにとって声優さんというのは重要であり、その声優さんがちゃんとオリジナルで熱演しているので熱くなるのも北斗の拳２の魅力の１つだと思う
主題歌、挿入歌の魅力
何と言ってもトム⭐︎キャットが歌う主題歌「TOUGH BOY」が素晴らしい…
実はアタシはリアルタイムでこの「TOUGH BOY」をテレビの音楽番組とかで見てて、今でも当時人気だったトム⭐︎キャットのTOMさんが電車に乗り込むシーンとかを追っかする音楽番組の１シーンを覚えている
そして当時はボーカルのTOMが女性だった事も知らなかったし、そんな事はどうでも良かった
とにかく君はタッポイタッポイタッポイタッポイ…と耳に残るリズムと、アニメの中でケンシロウが無双モードに入る時にこの曲のインスドゥルメンタル版が流れる時、血湧き肉躍る感覚に陥ったものである…
因みにこの「TOUGH BOY」のプロデュース業務は北斗の拳１で「SILENT SURVIVOR」を歌っていた「うじきつよし」氏だったりする
アインの死に様が、拳じゃ無くて岩で殴ったらええやん…とか、優柔不断なファルコがラオウに片足を差し出す時だけなんでそんな早いねん…等、突っ込み所はちょいちょいあるけど、見出したら止まらないのよ…_(┐「ε:)_
