観光地巡りも良いけど、食事こそ旅の楽しみだという考え方だけは今も変わらないエヂです⎛´・ω・`⎞
そんな旅の最大の楽しみであるレストラン選び…なんだけど、このレストラン選びを失敗してしまうと、致命的なダメージを負ってしまいかねない…
それもまた旅…なんだけど、同じ轍を他の誰かが踏むのもアレなので、今回はアタシの失敗例をシェアする記事…という事になっております
レストランは可能な限り予約するべし
コロナが終焉を迎えて以降のフィレンツェは間違いなくオーバーツーリズム状態であり、これはフィレンツェだけじゃ無くて、ベニスとかローマなんかもそうだと思うんだけど、特にフィレンツェはさながら京都市内のように観光客が多くなっている
そして、フィレンツェには観光客ホイホイのようなお店が本当に沢山あって…
ここで1番やってはいけないと思うヤツが、レストランを予約もせずに行き当たりばったりで決めたりする事…
なぜなら、この方法で当たりを引くことはまず出来ないからなんだ
当たり前だけど人気のレストランは皆んな行きたいし、アクティブな人程予約をするので、例え夕方レストランの中がガラガラでも既に予約で全部埋まっている…なんて事はザラであり、旅先での晩御飯難民を避ける意味でも可能な範囲で事前予約はするようにしたい
レストラン予約の方法
イタリア文化は割と保守的であり、ネットよりフィジカルな接触を好む傾向にあるのは未だに間違い無いと思うんだけど、最近はネット予約を取り入れるレストランもかなり増えて来ており、コイツで予約しておけば予約の証拠も残るので1番確実…
ネット予約が出来る店
代表的なところだと「il latini」や「Osteria Pastella」(2ヶ月前が望ましい)とか「BUCA MARIO」なんかがそれなんだけど、まぁ「BUCA MARIO」については後述…
電話をしないと予約出来ないお店
一気にハードルが上がる感はあるけど、これ系の強気なレストランは電話予約をしておかないとまず入れないので、夏場のハイシーズンは1ヶ月前くらいに予約しておくのが吉
代表的なところで言うと「sostanza」や「il Santo Bevitore」等があるが、これ系レストランはとにかく最低限度の英語が話せるお客さん…という意味もあって電話予約形式を取っていると思われ、硬派なスタイルを貫けるだけの味があるのは見逃せないポイント…つまりまぁ、美味しいお店が多いのだ
日本とイタリアの間には7時間の時差があるので日本の夜11時くらい…あちらがランチ営業の時間帯に電話をして予約する
尚、海外のレストラン予約をする時はアタシは自分の事をあだ名で予約していたりする
それは向こうが日本語の名前を間違いなく受け取りやすいからなんだけど、例えば「ともかず」とか、ちょっとわかりにくいので「とも」或いは「かず」にしてしまうという具合
イタリアの祝日に注意!
レストランを予約しておけば解る話ではあるんだけど、例えば予約しなくてもまぁ入れるだろうな…ってお店なんに行く予定を建てる際は、一応念のためにイタリアの祝日に当たらないかどうかを調べておく事をオススメする
イタリアのレストランは休日になると閉まる事が多く、イタリアの祝日の他にフィレンツェ市内だけの祝日なんかもあったりして地味に注意が必要だったりする
お店のオープン30分前になってお店の中が真っ暗だったら、まずオープンしません
晩御飯失敗ログ
色々と注意して、普段はレストラン予約をして盤石の体制で臨むようにしてるんだけど、先日は上で挙げた「フィレンツェだけの休日」ってやつにぶつかってしまい、見事予定を粉々にされてしまい晩御飯難民になって挙句に失敗してしまったので、アタシの失敗談を残しておく…_(:3 」∠)_
OSTERIA DELL'OSTE
予定のレストランが休みだったために散々探し回って入ったのが「OSTERIA DELL’OSTE」
肉の専門店で日本の和牛とかを輸入している…とか聞いた時点でちょっと嫌な予感がしたんだけど、店員さんの目は死んでるし、パスタは美味しく無い割に値段だけは高いし…と散々な印象だった_(:3 」∠)_
個人的にはフィレンツェのレストランは大箱よりも家族経営の方がサービスも味も安定していると思う…
Giotto Pizzeria Firenze
その昔、「La Dantesca(ラ・ダンテスカ)」という大衆的なピザ屋さんだったお店跡地に居抜きで出来たピザ屋さん
「ラ・ダンテスカ」と比べるとモダンな内装で明るくて綺麗なんだけど、メニューは解り辛くなり、値段が高くなった…_(:3 」∠)_
BUCA MARIO
まさかあの老舗が…って思う程ガッカリしたのが「BUCA MARIO」であり、ここは基本的には家族経営ながらかなりの大箱でもあり、色々と目が届かなくなって来たのかどうなのか…
取り敢えずパスタは作り置きなのでしょう…注文から提供までのスピードがおかしなくらい早くて、ラザーニャの一番上の生地がカピカピ…更にソースが温かい(熱く無い)という非常に残念な姿にびっくりしてしまった…
先代のマルツィオとイザベッラから息子夫婦?に経営が移り、かなり時間が経った筈なんだけど、コロナ禍を経て変わってしまったのか…昨年行った時は最高だったんだけど…カメリエーレの問題なのかはたまた…
ビステッカに感しても牛の肉質が落ちたような感じで、レア寄りの焼き加減も手伝って筋だらけで食べにくい…
極め付けは335ユーロのお会計で350ユーロ出したらお釣りが無く、催促したら「チップじゃないのか!?」とか言い出され、「チップじゃないなら返すから!」とか言われ、なんかもうね…って感じ_(:3 」∠)_
チップを払う時はちゃんとお釣りを持って来て貰った中から払うでしょ普通…
何か変わったなぁ…暫く行かないだろうな…
って、でもこんなパターンで行かなくなったお店は実は割とあったりするので、イタリアのレストランのサービス、味にはムラがあるのでは…?って説もあります、あしからず…( ˘ω˘