ラーメン 京都グルメ

Vigan Ramen UZU Kyoto

2022年5月12日

*この記事は旧ブログであるアメブロ(ejiのブログ)の記事を編集・再構成したものです。アメブロでのこの記事の投稿日は2020年6月~2021年10月まで4回に渡ってお店を訪れた記録のまとめになります。(アメブロ側の記事は消去させて頂いております。)

豚ラーメンにチーズトッピング!ニンニクやさいマシ一味マシマシィ!!ウホッw豚の脂が堪らねぇえぇぇ!!とは、真逆のお店に行ってみたら目からウロコ状態間違い無し…。

エヂです。⎛´・ω・`⎞

あんな過剰にブタや背油を入れなくても美味しいラーメンもあるんや…。( ˘ω˘ってなる事受け合いのVigan Ramen UZU Kyotoさんを紹介します。

ロケーション

京都市は中京区、河原町通りと丸太町通りの交差点をさらに北上し、二条通りの1本北側の細い道を西に入って1筋目を北に上がった場所にあります。

ちょっと解り難いですけど、お店に駐車場は無いので河原町二条辺りの駐車場に車を停めて、歩きながらGoogle mapとかで行くのが吉かもしれません。因みに最寄駅は地下鉄京都市役所前になります。

お店はお休みが月、火、水で、何と週に4日しか営業されていないのでご注意を…。

行ったらお休みとか悲しすぎるので…。⎛´・ω・`⎞←喰らったことがある人

絶対ラーメン屋さんに見えない外観

ここには何度も伺いましたが、私的にはこのレストランは「体験型ラーメンレストラン」です。

視角、聴覚、味覚で感じる非日常体験…。

ことこのコロナ禍においてはこの少しの非日常体験が凄く刺激的…。( ˘ω˘

そもそもヴィーガンって何なん?

ヴィーガンとかは卵や乳製品を含む、動物性食品を一切口にしない「完全菜食主義者」の事らしく…。

ベジタリアンとも違うらしいんですよね。ただ、野菜を食べないだけじゃなくて、チーズ等の動物由来のものなんかもとにかく食べないワケです。

面白い線引きだな…と思うのが「ハチミツを食べない」というところ…。

ハチミツ自体は花の蜜であり、そこに肉も魚も無いのですが、重要なのはそれを得るために蜂が関わっている点です。

蜂と自然の営みを人間が搾取する…という構図が問題なのだそうな…実に難しい。

因みに私はヴィーガンではありませんし、お店はヴィーガンじゃない人でも勿論、利用可能です。

あのチームラボが手掛けた内装がスゴイ…

このお店、実はコロナと一緒にスタートしたような歴史を持っており、オープンはまさにコロナが世に認知されてヤバいヤバい!:(;゙゚'ω゚'):ってなっていた2020年3月16日だったりします。

そこからコロナ騒動の余波を受けてお店は一旦クローズド…。緊急事態宣言が解除されて2020年の6月頃から再開…。

そんなもあってか、コロナ対策は凄くなされており、中でもスタッフさんがお客さんを通す前にテーブルを拭く回数は凄いです。テーブル擦り減りそうな勢いで拭いてくれるので、見ててビックリした記憶があります。

そして、このラーメン屋さんの最大の特徴は店内の空間にあります。

入口から中に入ると圧倒の世界が…

この雰囲気…。

ここのお店は光を活用したイベントなんかの企画・装飾で国内外で活躍されているチームラボが内装を手掛けられているそうです。

何とも不思議な空間…

真っ暗な空間に、真っ暗な店内。壁面一面がディスプレイになっており、書がゆっくりと飛び交う…。BGMも浮遊感を感じるような…音楽というよりは効果音の組み合わせのような落ち着く空間…初めて行くともれなく圧倒されます。ぃゃ、マジで…。( ˘ω˘

オススメサイドメニューはヴィーガン押し寿司一択!

ここのラーメンはヴィーガンラーメンだからなのか…食べた時は満足するものの、ちょっと経つと直ぐにお腹が空いてしまうイメージなので、私はいつもサイドメニューもお願いするようにしています。

そしてサイドメニューのオススメはハーフサイズのヴィーガン押し寿司!(¥1045円)

ヴィーガン押し寿司

魚は使われていなくて、蓮根とかえんどう豆のペーストとかそんなのがワサビと一緒に酢飯の上に乗っているのですが、これが中々美味い。

コレは一度は食べた方がいいと思います。

今はもう無くなっちゃったんですけど、2020年はヴィーガン餃子なんかもあったんです。

ヴィーガン餃子(今はありません)

確かにちょっとパンチ力には欠ける感じだったんですけど、悪くは無かったんですけどねぇ…。いつかまた復活するかもです。

ヴィーガンラーメン山吹(辛味噌)

初めて訪れた時に選んだのはヴィーガンラーメン 山吹(辛味噌)¥1320円

ヴィーガンラーメン 山吹(辛味噌)

え…?そこは初めてだったら醤油だろ!って感じもしますが、この頃はヴィーガンラーメンに対して凄く懐疑的で、「味が薄いかもしれない…。」とか思ったのと、単純に辛いものが好きだから…ってことでの味噌チョイスだったと思います。

チャーシューの代わりに乗っているのは厚切りの玉ねぎ…。

以下、2020年6月21日訪問時当日、実際に書いていた感想です。

このロースト玉ねぎ…。歯応えがあってなかなか美味い…。と、言うか味噌スープが美味い。ピリッと辛味があります。痺れる系のヤツですね。花山椒みたいな感じが少しします。私にはぴったりですが、辛いのが苦手な人は醤油にした方がいいかも…。ややスパイシーです。

ヴィーガンラーメン 山吹(辛味噌)

麺は太めのストレート…。

しかし、これ…。ヴィーガンラーメンですよ♩と言われなければ絶対に解りませんよ…。:(;゙゚'ω゚'):

スープにも凄いコクがあるし、食べ応えも凄いけどヴィーガンラーメン…。

ヴィーガンラーメン 深緋(醤油)

1回目に食べたヴィーガンラーメンが想像を上回る美味さだったので、期待値が上がり、その後直ぐに再訪して今度は醤油ラーメンをお願いしました。

ヴィーガンラーメン 深緋(醤油)¥1320円

ヴィーガンラーメン 深緋(醤油)

以下、2020年6月28日訪問時当日、実際に書いていた感想です。

ビーガン味噌ラーメンは厚切り玉ねぎがチャーシューがあるべき場所を占領しておりましたが、ビーガン醤油には厚切りトマトが鎮座しております。

これを食べながら崩して味変させていくのが正しい食べ方のようです。

麺はビーガン味噌の太麺とは異なり、中太のストレートになっています。

ヴィーガンラーメン 深緋(醤油)

スープは椎茸やタケノコで出汁をとってあるラシイのですが、これもビーガン味噌同様になかなか広がりを感じさせてくれる醤油になっています。

味噌はややピリ辛のパンチのある味でしたが、醤油は普通です。

麺は小麦が香り、喉越しもいい感じ。

ラーメン屋の麺というよりパスタに近いようなつるつるした感じです。

個人的には味噌の方がオススメですね。

しかし、ここでラーメンを食べると普通のラーメン屋さんのラーメンの動物性感と言うか…脂の感じとかが凄く際立って濃く感じますね…。

ヴィーガンラーメン 海松(クロレラ)

2020年訪問時にはラーメンメニューは醤油、味噌の2種類のみで、サイドもヴィーガン餃子、ヴィーガン押し寿司を食べた…とあって3回目の訪問は2021年8月と1年近く時間が空きました。ホームページで新メニューの存在を知っての訪問となります。

この日オーダーしたのはヴィーガンラーメン 海松(クロレラ)*現在は提供終了?

ヴィーガンラーメン 海松(クロレラ)

以下、2021年8月15日訪問時当日、実際に書いていた感想です。

緑の海です。海苔ですねきっと。

毎度思いますが、ここのラーメンは高いのですが、『体験』として捉えるとそこまで高くは無い。

この空間で食べるこのラーメン…。でもスキー場で食べるカレーとは違い、どこまでも拘ったここでしか食べられないヴィーガンラーメンです。

上に乗っているのは…。

タマネギでしたw

玉ねぎでした…。

ちょっと残念…。⎛´・ω・`⎞やっぱ期待してましたね。ヴィーガン醤油で見た玉ねぎ以外の何かを…。

まぁ、相変わらず肉厚でシャキシャキして間違いないんですけど、来店3回目を超えると、『体験』を期待している指数が高くなるのかもしれません。

麺は平打ちの幅広麺。

フェットチーネのような幅広麺

やや柔いか…。⎛´・ω・`⎞

私の好みはもう少し歯応えがあった方がいい…けど、ゆるゆるでは無いのでこれはこれで良し。

昨今は、ラーメンとは自宅で作るモノになりつつあるので、あまりにも自分の好きを作れてしまう現実がこういう感情を抱かせてしまうんだろうなぁ…。

食べ進めると、すり鉢状になっている器の底に結構な量の麺が入っているのを思い出す。

これ、量は結構あるような気がする。200グラムくらいあるのではなかろうか?って思えるが…、もう少し少ないか?

食べ終わって、醤油と辛味噌以上に本当にこれがヴィーガン素材だけで作られているのか…?って感覚を覚えます。

ガツンとした満足感もあるし、コクもある。

スープなんて全部飲んじゃっていいんだろうか…?って思える程に動物性の味を感じますが…。

コレ…ヴィーガンなんだぜ?

ヴィーガンつけ麺 蘇芳(すおう)

最後の訪問は昨年10月です。海松(クロレラ)と同時に新メニューとして出ていたつけ麺、蘇芳を食べに訪問。

蘇芳は唯一のつけ麺になりますが、前回2021年8月訪問時に嫁が食べて「美味しい、美味しい」と連呼していたのでどうしても食べてみたかった…。

ヴィーガンつけ麺 蘇芳(すおう)¥1650円

ヴィーガンつけ麺 蘇芳(すおう)

以下、2021年10月15日訪問時当日、実際に書いていた感想です。

今日はこれまで順番に食べてきたメニューの最後の1つ…ヴィーガンつけ麺 蘇芳(すおう)を頂きに来ました…。

凄くいい香り…。( ˘ω˘ その色から勝手に坦々麺っぽいのを想像していたのですが、辛味噌…というカテゴリーです。

スープは熱々のスパイシーなやつ

麺は平打ち太めのもっちり麺。

ツヤツヤで凄く綺麗な麺です

量はそれほど多くありませんね。

一口食べて口の中に広がる特有の複雑な味のレイヤーを感じます…。

植物性…とも思えないけど、植物性なんですよねぇ…。

ペロリと食べられちゃいます。

今日は平日なのでお昼時はこの近辺の会社員の人達?とか…でもお一人様も多い…。

私もそうですが、カメラとか携帯で人目も憚らず立ち止まって写真を撮る…。そんな光景がよく見られるラーメン屋さんですが、そりゃぁねぇ…。勿体ないですよこの部屋、この雰囲気を脳裏にだけ焼き付けるなんて。

それに写真も含めた『体験』がいいような気もします。

そして追いスープ用の出汁、『スープ割』を頂きましたが、1つ解ったのはこれは飲んで帰らないと絶対に勿体無いという事…。( ˘ω˘

スープ割りは絶対に飲んで帰るべし…

めちゃくちゃ美味しい…。先ず、スープに入れる前にレンゲに入れて飲んでみる…。

椎茸の香りが凄い…。このお出汁でピエンロー鍋とかやったらヤバいかも…。

チャーシュー麺麺固めぇッ!もいいけど、こういうラーメンもいい。

深い…なかなかディープなお昼ご飯体験でした。

出かける前にお休みの日だけは確認しましょう!

ちょいちょい新メニューを出されているようなので、ホームページは要チェック…。今見てみても、ヴィーガンラーメン 八草(甘辛味噌)なる新味がラインナップに加わってますね。また行かねば…。( ˘ω˘

絵になるお店

このお店はラーメン屋さんとしては少し高額な部類に入ると思います。ワンドリンク制なのでラーメンと+ドリンク。

1人3000円くらいでしょうかね。ラーメンとして考えると高いけど、体験として考えれば決して高いとは思えません。

あと、やっぱり営業日が少ないので注意です。

Vigan Ramen UZU Kyotoさんは木、金、土、日曜日のみの営業です。それ以外の日に行っちゃうと閉まってますよ!⎛´・ω・`⎞←喰らったことがある人


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