知ってる人は知っている…でも、知らない人は知らない…って事は往々にしてあるものであり、今回記事にしたこの「タイムラプス」に関しても知らない人からすれば目から鱗な機能だったりするのでは無かろうか…と思うエヂです⎛´・ω・`⎞
何を隠そうアタシはガジェットの説明書を最後まで良く読まないで取り敢えず使いながら覚えていくか!っていうせっかちなタイプなんだけど、それで色々と機会損失した事も多数…なんだけど、割と色々と触るので説明書よりも本番で習って行く事の方が多かったりする…
ジョギング動画はタイムラプス
例えばジョギング動画を撮りたいな…って思ったアタシが一番最初に考えた事…
多分、iPhoneやったらブレるな!ここはアクションカメラや!
GoProや!
答えは間違えては居ないんだけど、実はGoProを購入してジョギング動画を撮影しても多少のブレは起こるし、何より1番の問題は「動画として面白くない」事だと思うんだ
だって自分が見ても知ってる道が延々と流れる動画って5分も見ないと思うし、例えそれが旅先の知らない有名観光地の記録であったとしても長回しの景色動画程つまらないものは無いと思う
ではどうすれば良いのかというとタイムラプス撮影をして、長い動画をほんの10秒から20秒程にしてしまえば良いんだ
例えばアタシが撮影したコペンハーゲンのジョギング動画を例に見てみる
本来ならダラダラした26分の動画が26秒に収まっていて、ギリギリ「これ見てみて!」と人とシェア出来る長さに収まっていると思う
26分の動画持ってきて「これ見てみて!」なんて言われたら別の用事を思い出す筈である
ちょっとこの動画見てみて!!
20分目くらいからが面白いねん!!
タイムラプスとは何なのか?
そもそも「タイムラプス」って何なのかというと、日本語でいうと「低速度撮影」であり、天体観測とかで使われる手法
仕組みとしては一定の間隔を空けて撮影した写真を繋ぎ合わせて動画にする…というパラパラ漫画動画であり、真ん中を切り抜くためにブレが目立ち難くなるのだ
でも、先ずアクションカメラありきなんだろ…?
実はそんな事は無く、あなたの持っているiPhoneにも標準でこの「タイムラプス」が備わっている事を多くの人は知らない…
使い方は簡単で、普通に動画を撮影するのと同じである
タイムラプスが向いている映像
自分が早く移動する映像
一番いい例がジョギングやウォーキングだと思うんだけど、15分を15秒にまとめられるので旅先でのジョギングや、旅先でのウォーキングや街を歩き回る様子なんかを撮影するのに向いていると思う
有名なA地点から有名なB地点に移動する場合、まずA地点を普通に撮影してからA地点からB地点への移動をタイムラプスで撮影…B地点をまた普通に撮影したりすると抑揚が付けられるので個人的には良く使う手ではある
止る自分を軸に周りが動く映像
例えば、スクランブル交差点とか、人混みとかで自分だけが止まって周りが動く場面…
天体観測もこれ系だし、撮りようによっては凄く面白くて効果的な使い方が出来ると思う
最近になって勉強になったのは、動画ってのは普通に撮影する絵以外に、テーマの中の「静」と「動」の素材を用意しておくと後の編集が凄く楽になる…って事で、この「動」の部分をタイムラプスが担ってくれるなぁ…って事
暗所での動きを伴う撮影
基本的に動画は光が無いとカクカクになるので、夜間の撮影は苦手だったりする
この夜間撮影はカメラの性能に直結するので最近はスマホ各社暗所に強いスマホを打ち出してはいるけど、「夜間」+「動きを伴う」のコンボに立ち向かえるスマホはまだ無いと思うし、GoProだって無理なのだ
そういう撮影でもタイムラプスなら問題無し
取り敢えず長い映像
例えば料理を作る映像とかを材料を切る所から始めたりする場合に、見る人の興味を失わせないように端折るために有効なんだと思う
これ系はInstagramで非常に良く見る手法なんだけど、実際仕組みが分かると自分でも割と簡単に出来たりする
大切なのはカメラを動かさない事…だけ
タイムラプスには不向きな映像
普通のスピードで普通に撮影する短い動画
これはもう「普通に撮れ」っていうだけの事になってしまい、タイムラプスの意味が全く無い動画になってしまう
30分程も街を彷徨い歩く絵なら映像にしてみても花があるが、15秒程歩くだけの映像をタイムラプスで撮影したところでどうにもこうにも使い物にならない映像になるだけなんだ
早い乗り物に乗って移動する動画
例えば飛行機の離着陸!とか新幹線から見える景色!とか…そういう「早い乗り物に乗って外を撮る」のも個人的には向いてないと思う
何故なら、普通に撮ってもそこそこのスピードで事が進むし、それ以上に早くしたいのであれば編集で2倍速、3倍速にすればいいと思うからなんだけど、鼻から編集する気がありません!って人はアリなのかもしれない
結局は何処で使おうが満足の行く絵が撮れたら勝ちなので、使い方は人それぞれだと思うんだけど、機能として知っておくのといないのとでは全然違う
何でこんな記事書いてるの?って事なんだけど、意外とジョギング動画とかを人に見てもらうと「何でブレないの?」って事に驚かれる事の方が多く、アタシ的にはそっちの方が意外だったので、意外な事を記事にしてみた次第…( ˘ω˘