ヨーロッパでは、早いところだと今週末で仕事を終えて1ケ月の夏休み…つまりバカンスに突入する人が出て来ており、1ケ月も休んで仕事が回るなんて何とも羨ましい限りだな…と感じているエヂです⎛´・ω・`⎞
因みにバカンス(Vacance)はフランス語であり、イタリア語だとヴァカンツァ(Vacanza」であり、英語でいうところのバケーション(Vacation)なんだけど、7月28日仕事納めで8月28日まで丸々1ケ月とか羨まし過ぎる…
バカンスは海に行く
じゃ、1ケ月も休んで何処に行くの?って言うと別に日本旅行に来るワケでは無く(まぁ行く人は居るでしょうが…)多くの場合、内陸の人はとにかく1度は海に行く…ってのが常なんだって
海辺で過ごす数週間…というのがバカンスの楽しみらしい
欧州の人にとってこのバカンスというのは特別な休暇であり、「この休みのために働いて来た」と言われるくらい楽しみなイベントであり、バカンスが近づくとイタリア人もソワソワする…
でも、1ケ月も休み…って…
お金掛かって仕方ないだろ…
実はこのバカンスは法で定められた有給休暇であり、バカンスの前に1ケ月分上乗せでお給料が出るのが常なのだそうな…
有給消化率が世界的に見ても低い日本から見ると実に羨ましい話ではありますが、2者択一だったら、日本人は休み無しのボーナスを取るような気がする…_(┐「ε:)_
島国の日本だと長期休暇は国内旅行組みと海外旅行組みに別れちゃうし、休みが短すぎて飛行機なんかも需要に供給が追い付かなくなって高騰するけど、あちらは休みの期間が長く、分散するのに加えて、飛行機という選択肢以外に地続きで列車移動も出来るので、日本みたいにバカ高い旅行代にならない…っていうかあちらの人は安く…ゆったりとした過ごし方を知っている気がする
そもそも1ケ月も休みがあれば、旅行から帰って翌日から仕事…_(┐「ε:)_
みたいな無理なスケジュールを組む必要も無く、旅行から帰ってからも暫くゆっくりする…みたいな余裕があるんだろうなぁ…
バカンス中のイタリア
バカンス中、ヨーロッパの人々はEU間を股にかけて休暇を取るのに加えて、夏休みのアメリカ、アジア勢なんかも加わって、EU全域の飛行機や空港は相対的に込み合う傾向にある
ロストバゲージなんかも多くなるかもしれないので備えがあるといいかも…
その昔、夏休みを利用してベネチア、フィレンツェを周遊した事があるんだけど、結論としてはバカンス時期のフィレンツェ旅行は避けた方がいいと思う
バカンス中のフィレンツェ
夏休み期間中、内陸のフィレンツェの人々は海を目指して街から出て行く傾向にあり…有名レストランが軒並み閉まっているのが当たり前だったりする…
ブカ・マリオは閉まってるし、ゴッツィもカンビもソスタンツァも閉まってる…
まず、予約する前にそもそも自分の行きたいトラットリアが夏休み中開いてるかどうかの確認からする必要があり、多くの場合ホームページとかで触れられてなかったりするので、これがまぁ非常にやり難かったと記憶してる…
逆に観光地は全部開いていて、ドォーモもちゃんと登れるし、美術館なんかも開いてるし、サンタマリア・ノヴェッラ薬局もちゃんと開いていたり…と、観光する上では特に困らないんだけど、大きな楽しみの1つである「食」を失うのはやはりかなり痛い…
バカンス中のベネチア
内陸の人は海を目指す…と言われている通り、海のあるベネチア勢は書き入れ時!
街中は人でごった返し…まぁあの当時は中国人観光客が多かったんだけど、ヴァポレットはいつも人で一杯だし、リアルト橋も人で一杯…でもベネチアって観光都市なので、夏に行くと大体そういう感じだと思っていて、夏休みだから…って感じでも無いような気がする(平時のベネチアを知りませんもので…)
レストランは有名なところは全部開いていて、ちゃんと事前予約しておいたのもあって、変に込み合う事も無く楽しめた
夏休み、イタリアに行くのであれば、内陸を避けてベネチアやアマルフィ、シシリー島等、海がある場所に行けば或いは…
でも取り敢えず、夏休み期間中のフィレンツェ旅行は避けた方がいいと思います⎛´・ω・`⎞