キッカケは雑誌に掲載されていた写真が、凄くスピリチュアルな雰囲気で、このカフェが本当に山の中にあるように見えたから…なんだけど、実際本当に山の中にあるなんて思いませなんだんや…
どうもエヂです⎛´・ω・`⎞
故に、実際に「さぁ、茂庵さん行くか!」ってなってから「ところでここ…どうやって行くんやろ…」ってなると思うんだ…_(┐「ε:)_
アクセス
茂庵さんに行く道は実は4つあるらしいんだけど、アタシが選んだルートは多分、一番行きやすいルート
ここには最寄り駅…というのは多分無くて、茂庵さんに行くのであればバスか車しか無いと思われます
車で向かう場合、白川今出川を西…鴨川方面に向かって直ぐの神楽岡通りを左折(南)して、50メートル程行くと左手に100円パークがあります
恐らくここが1番近い駐車場なので、ここに車を停めて南に歩いて行きます
程なくして左手に「柏屋宏之」という和菓子屋さんが見えて来るんですけど、その斜め向かいの小道が「茂庵」さんに繋がる山道への入り口になります
ここから寂しい山道を登って行く事になるんだけど、普通ならこんな場所にカフェなんてあるワケが無いという不安を消すように「茂庵→」と書かれた看板が要所要所に…
その看板に誘われるまま、歩く事15分程で「茂庵」さんが見えてきます
山道ではありますが、途中まで凄くノスタルジックな雰囲気の階段と住宅地が広がっていて、途中から緑が出始める石段を登り…
ただ単純に山道を歩く…というワケでは無く、景色の変化があって「遠い」とは感じませんでした( ˘ω˘
ここまで来て帰れない=予約必須
「茂庵」さんは予約優先…というスタイルで、予約が無くても席さえ空いていれば入れるは入れるんだけど、ここまで辿り着いて挙句、席が無いなんて絶対にあってはならないと思うので予約は必須であると言えます
予約に関しては公式サイトから簡単にネット予約をする事が出来るので、必ず予約してから現地に向かいましょう
見てると割と予約無しで来る方も多いんだけど、「なんでなん…」としか思えず、不思議で仕方ない…
因みに麓の駐車場から茂庵さんまでは、歩いて30分程見ておくと堅いと思います
この何とも言えない雰囲気に、ちと圧倒されながら扉を開けて中に入る…
一階、入って直ぐの場所は待合室になっていて、予約無しで来た人がここで時間を過ごすことが出来るシステムになっています
カフェは二階なので、急な階段を使って二階に上がる…
二階は全方位を窓に囲まれた広い空間になっており、窓沿いに外向きにテーブルやカウンターが配置されている感じで、真ん中はただ空間がある…というスタイル
音楽とかは掛かっておらず…凄く静か…
このカフェは多人数でお喋りを楽しむカフェでは無く、1人、又は2人でこの森の世界に浸るためにあるのだ…( ˘ω˘
周りを見てみても、割とお一人様が多かったりする(外国人のお一人様とか居てびっくりする)
カフェメニュー
茂庵さんは2022年の夏に一旦、閉店…しかし、再開を望むファンの根強い要望も高く、2023年1月からまた再開
その昔はランチなんかも提供されていたらしいんだけど、現在は2オペなのもあって、カフェ利用のみになっているらしい…( ˘ω˘
この建物は大正時代に茶の湯のために建てられたもので、国の登録有形文化財に指定されているんだとか…
そんなワケで、カフェメニューはこちら…
アイスクリームの抹茶がけ
これはもう間違いの無い…間違いが起こり得ないであろう一品
言わば、和風「アフォガート」(イタリアのデザート)であり、アフォガート大好きっ子としてはメニューを見た瞬間にコイツが目に飛び込んで来た
バニラと抹茶アイスに本格抹茶が付いてくるこのデザート…
早速、アイスに抹茶をかけてみる…
抹茶は本格的に点てて貰えるやつで、かなり濃厚な味わい…
これがバニラアイスと絡まると、渋い濃厚抹茶に甘いバニラアイスが最高に合うし、逆に抹茶抹茶にすると濃厚抹茶の渋い味わいが口に残るビターなデザートになる
いちじくのシフォンケーキ
シフォンケーキやロールケーキは季節によって内容が変わるみたい
因みに今回お伺いした時は暑い夏の終わり頃…
甘さ控えめないちじくのシフォンケーキには天然由来の甘さが売りのいちじくに生クリームが添えられている
これでなんとお値段¥400円なんだから安いとさえ思える
普通に喫茶店とかカフェに行くともっと取られるもんね( ˘ω˘
見た目通り優しい味わいで、程良い量感といい、値段といい、最高だと思う
茂庵の過ごし方
二階席から外を見ていると、こんな場所にあるのにも関わらず割とお客さんが次々と山を登ってくるのが見えるんだから不思議…
予約の人が多いけど、予約無しで来る人も2組程居たりして、結構ビックリした
ずっと1人で本を読んでいる人や、椅子であぐらをかきながらただ景色を眺めている外人さんや、2人で話こむ女子等、お客さんは多種多様
もしかしたら皆さん初めてでは無いのかもしれない…なんて事を思いつつコーヒーを飲む…
ここで景色を眺めながら、街の喧騒を忘れてゆっくりする…そういう場所なのかもしれない
全く、京都の山の中に…それも白川今出川にこんな登れる山があったなんて、全然知らなかったなぁ…
森に抱かれて、ゆっくりとした時間を過ごしたくなったりしたら茂庵さんを予約して訪ねてみるのもアリかもしれません