京都グルメ

ロリマー京都(Lorimer Kyoto)【魚が美味しいNYスタイルの和食屋さん】

アメリカはニューヨークで「Okonomi」というレストランを経営する人が京都に和定食屋さんを逆輸入する形で持って来たお店がある…噂を聞いて前から気になっていたロリマー京都さんにようやく行く事が出来て嬉しいエヂです⎛´・ω・`⎞

調べてみると確かにアメリカはニューヨーク、ブルックリンにある「Okonomi // Yuji Ramen」というレストランが見つかります

ブルックリンと言えばオシャレだけど高いイメージだけどここはどうだろうか…とオシャレな感じの写真に惹かれて行ってまいりました

アクセス

最寄駅としては距離だけでいうと京阪電車の「清水五条」駅になりますが、五条駅からここまで…って歩いていても何も無くて単調なので「京都駅」から東本願寺なんかを散策しながら行った方がいいかも知れません

京都駅からだと、駅北側の烏丸口を出てヨドバシカメラを超えて更に北…東本願寺を眺めながらホテルカンラ京都の斜め向かいにある六条通りを東に入り、2筋目の東洞院通を南に下がって直ぐの場所にあります

車で行く場合は近隣にコインパーキングが沢山あるので、比較的料金が安そうな場所を選んで停めましょう

住宅街の中に溶け込むようにして佇む店舗

流石、ニューヨークから来ただけあってお店の前の看板は英語表記があり、良く前を歩く外人さんが足を止めて見ていたりします

大きなお店では無いので予約必須!

ロリマー京都さんは1階と2階があり、2階は見たこと無いので解りませんが1階はカウンター6席程にテーブル席が2つしか無いので基本予約必須

お店に入ると「ご予約ですか?」と聞かれますし、実際アタシが滞在していた時にも何組か予約無しで来店されて帰られていたのを見ました

予約に関してはお店のInstagramから電話又はメールで行う事が出来ますが、電話の方が固い印象

営業時間は休日は朝7時30分から15時まで、平日は朝8時から15時までとなっており、その時間帯に電話をすれば予約する事が出来ます

お店まで行って帰る事になるのは切ない…

今回はランチでお伺いしましたが、朝ごはん…ってのもいいみたい

京都市の繁華街はどちらかというと四条大橋を中心にして東は祇園から西は烏丸…

四条大橋を中心にして北は御池、南は五条手前まで…ってイメージであり、五条大橋のある五条通りってのは案外行かないんですよね

フラ…っと行く場所では無いだけにしっかり予約して行った方がいいと思います

和食の基本「一汁三菜」

オープンキッチンで広々とした店内

ロリマー京都さんのメニューは和食の基本と言われる「一汁三菜」がベース

これはつまり日本人の主食である「米の飯」に「汁物」と、3つの「おかず」を組み合わせたものであり、炭水化物と水分と米と汁では足りないものを補う…とされているトラディショナルなやつ

  • 一汁三菜 ¥1870円
    • 今日のおさかな
    • ご飯
    • 味噌汁
    • おかず3種
  • 一汁五菜 ¥2310円
    • 今日のおさかな
    • ご飯
    • 味噌汁
    • おかず5種
  • 一汁五菜二魚 ¥2860円
    • 今日のおさかな
    • ご飯
    • 味噌汁
    • おかず5種
    • 今日のお刺身2種

今回は一汁三菜にお刺身2種を付けてお願いしました

割とサイドメニューみたいなのが色々とあって、例えば嫁は白ご飯をトウモロコシご飯に変更したりしましたし、他にも鯛の焼きおにぎりとか、温泉たまごとか色々…ご飯を美味しく食べられるサイドメニューが充実している模様…

洋テイスト和食

程なくして運ばれて来た一汁三菜はちょっと思っていた「和」では無く、ちょっと洋テイストがフュージョンされた定食

所謂、コテコテの和食では無い

あぁ…ナルホド…ニューヨーク帰りなんだなお前…って思ってしまった

特に三菜が面白く、例えば向かって右側のは野菜のピクルスであり、所謂お漬物…では無いのだ

どこまで行ってもピクルスであり、多分海外の人にも受け入れやすいと思う

まぁ、ご飯のおかずになるかどうかは別なんだけど…

そして上の黄色いのは卵焼きなんだけど、所謂出汁巻き…では無く、ちょっと「誰アンタ…」感漂う卵焼きなのがロリマー風

左の白い和物に至ってはクラッカーが上に乗っており、これは手で乗せて食べるんだな…と海外の人でも容易に解るやつである

因みにこの白いのはチーズっぽいやつで、中に何か歯応えのいい野菜の酢漬けみたいなのが入っている

サワラの焼いたやつ

おさかなはメニューに「本日のおさかな」とある通り、日によって内容が変わるようでこの日はブリかサワラだったんだけど魚は結構ブロックで切られたやつが焼き魚になって出てくるのでペラペラじゃなくて美味しい

嫁はブリを選んだんだけど、所謂日本のブリのテリヤキとはちょっと違って、ただ甘いだけじゃなくて凄く美味しかった

海外のゲスト向けのお店なのか?

ここまで食べてみてやっぱり普通の和食を食べるお店では無い…というのは凄く感じた

嫁がオーダーしたトウモロコシご飯はバターを乗せてバーナーで炙る演出有り

海外から来た旅行者が日本っぽい顔をしながらも西洋ナイズされた和食として食べるなら受け入れやすい…かも知れないし、日本人もそれを解った上「ブルックリンで食べる和食」を求めて来れば納得が行くのかも

でも前にトンカツ屋さんに入った時に何も知らない西洋の人がドレッシングをご飯にかけて食べていたのを止めもしない店員さん…みたいなのを見た事があって、美味しく食べる説明…みたいなのは必要だよな…って…特に良く海外に行く身としてはそんな事も感じた事があるので、この海外から来た人に寄り添うスタイルってのはアリかも知れないと思う

おさかなランチは凄く美味しかったけど、ちょっと量は少なめだったのでできれば今度は朝ごはんに食べてみたいなぁ…と思った次第

そういえば昔、ニューヨークでキタノホテルに泊まった時、朝食に魚と納豆と白飯が出てきて妙に感動したのを思い出した…( ˘ω˘


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