京都グルメ

広東料理 鳳泉【カラシソバ、シュウマイが美味しい大人気町中華!】

結構前から京都市役所の近くにやたら行列が出来る中華料理店があるのは知っていたんだけど、このお店こそ、京都では伝説となる「カラシソバ」というメニューを引き継いだお店の中の一つであり、まぁカラシソバ以外も全部美味しいから行列が出来ているんだな…

どうもエヂです⎛´・ω・`⎞

京都で生まれた「カラシソバ」を求めて…

カラシソバのルーツはその昔、京都市内にあった中華料理店「鳳舞」というお店みたいなんだけど、そのお店で修行していた人達がそのカラシソバを今でも引き継いで提供しているらしく、広東料理 鳳泉さんはその中の1つ…という事みたい

アクセス

最寄駅は京都地下鉄東西線の「京都市役所前」駅で、駅からは徒歩10分もかかりません

地下鉄を降りたら、駅から直通の商業施設「ゼスト御池」に入り、入って直ぐ右手にある階段から地上へ…

地上に出たら京都市役所を左手にして北に向かって歩いて行って、押小路通り…二条通りを超えて直ぐ左手にお店が見えて来ます

ランチタイムには店舗前に行列が出来る

車で行く場合でも、近くには100円パークが沢山あるので、料金設定だけ確認してから停めましょう

行列必至!先ずは予約

広東料理 鳳泉さんは常に行列で賑わっているので、お腹の空く12時頃にいそいそと店舗に現れるようではかなり待たなければならなくなります

実は土日でも1日3組までは事前予約出来るので、予め電話予約しておくと並ばなくて済みます

電話予約した人はお店オープンと同時に「予約してる人!」と呼んでもらえるので列に並ばず、お店前で待機していれば入る事が可能

で、残念ながら予約出来なかった…或いは、予約せずに向かう場合、11時半からオープンですが10時半から並べば1番にお店に入れます

11時でも多分、オープン同時入店行けるかも…って感じだと認識してます

この感じ…好きかも…( ˘ω˘

お店の中はテーブル席がずらりと広がっていて、収容人数は結構ありそうな感じ…

店舗入って直ぐのお座敷はコロナ前は活用されていたようですが、コロナを経て物置になっていますね、ちょっと勿体無い…でも、多分「密」だとされたんでしょうね…

お店に入るとメニューと睨めっこですが、大体皆さん注文するものが同じのようで…取り敢えず、名物のシュウマイと春巻きにエビカシワソバ(カラシソバ)は抑えておいて…後は食べたいものを食べれば良いのかな?

周りの皆さん、同時着席なのに注文するのが早い早い…皆んな常連さんなんだな…

しっかり作られた中華料理

鳳泉さんの中華料理は、町中華のセオリー「汚くて早くて美味い」とは少し性格が違い、中華レストランテイストな感じ…というか、しっかり作られた中華料理感があるのだ

そのため、提供までは少し時間が掛かるみたい

皆んなが大体同じものを頼むから、極力それらを同時に丁寧に順番通り作る…みたいな感じで、何処かのテーブルに給仕されると、他のテーブルにも次々と運ばれてくるような感じ

シュウマイ

肉々しいシュウマイ(¥550円)

エビカシワソバと並ぶ名物メニューがこのシュウマイであり、他の方のブログによると、夕方には売り切れるらしい…

とにかくほぼ全てのテーブルがこのシュウマイをオーダーするので、鳳泉さんに来たらこれをオーダーするのはもう当たり前…みたい

想像していたより「肉」って感じのシュウマイで、皮はあるけどかなり薄い

これにカラシと醤油を付けて口に放り込んでみると直ぐに解るんだけど、シャリシャリした特有の食感に驚かされる

実はこの食感の正体はあのお正月のお節料理でしか見かける事が無いクワイなのだとか…

肉々しいシュウマイのアクセントにクワイが加わり、食べた事が無いシュウマイになっている…

なるほど、これは売り切れるわな…( ˘ω˘

ハルマキ

ビジュアルでもう美味しいハルマキ(¥1100円)

これまた看板メニューのハルマキに関しても、所謂パリパリのそれでは無く、卵が入った皮で具材に筍がたっぷり入った高級中華路線のハルマキ

これ系ハルマキは他のお店でもたまに見かけますがルーツは何処なんだろ…

残念ながら?熱々では無く人肌くらいの熱になっていたのでパクパクいける…

具材の筍の食感が美味くて、中華料理というのはつくづく野菜を美味しく食べる料理なんだ…と思う( ˘ω˘

鶏の唐揚げ

酢豚もいいけど、中華料理といえばアタシが外せないのが「鶏の唐揚げ」

この色艶…もはや鶏料理の域に達した唐揚げ

大好きなんですよねぇ…( ˘ω˘

こんなんメニューで見つけてしまうと頼まざるを得ないなぁ…でも、これ唐揚げっぽくないなぁ…なんて思いながら注文して出てきたのがこの唐揚げ

どうも鳳泉さんの中華はアタシが知る中華とは少しビジュアルが違うみたいで、これが逆に新鮮である

食べてみると、確かに唐揚げなんだけど、もはや鶏料理の粋に到達しかかっており、レモン絞って爪楊枝を刺すような感じでは無い…

鶏の味がしっかりとして、とんでもなく美味しい…

唐揚げ…と言えば唐揚げ…なんだけど、家で食べるアレでは無い鳳泉さん流解釈の上品唐揚げ

エビカシワソバ

いよいよ真打ち登場なんだけど、名前はカラシソバでは無くエビカシワソバ…でも、これが京都生まれのカラシソバを踏襲したものなんだって

カラシソバならぬエビカシワソバ(¥880円)

餡掛け中華そば…って感じで野菜たっぷり、鶏肉もたっぷりな感じの外観

麺をかき混ぜながら持ち上げるとフワリ…とカラシの風味が鼻につく

なるほど…確かにカラシ入ってますな…

中華料理と言えば本場は中国だけど、アタシは中国の中華料理店でカラシを見た事が無くて、多分このカラシ+中華料理ってのは日本中華が進化の過程であみだしたモノなのではなかろうか…と思う

シュウマイにカラシ付けるのは定番だし、あの有名なミスター餃子の唐揚げにカラシが付いてるのも定番ですからね…合うんです

カラシソバは想像していた以上にマイルドであり、カラシの風味を僅かに感じる感じ…

カラシソバ…というだけあってカラシの風味がする

カラシは裏方に徹しており、ほのかにアクセントを加える感じなんですね…また想像の反対を貼ってくるんだから面白い…そして実に美味しいんです( ˘ω˘

食べ終わってお店の外に出てみると、お店前には長蛇の列が出来てました

皆んなあのシュウマイやハルマキにカラシソバを求めて来てるんだなぁ…なんて思いつつ帰路についた次第

鳳泉さんは所謂、「何喰っても美味い系」の中華料理屋さんだと思います

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