京都グルメ

鳳舞楼【フワリと香るカラシソバが美味い‼︎】

最近、テレビなんかで取り上げられて有名になったらしい京都生まれの中華料理「カラシソバ」ってヤツが気になって仕方ないエヂです⎛´・ω・`⎞

かつて京都にあった広東料理店「鳳舞」というお店がカラシソバ発祥の地らしいんだけど、2009年に惜しまれつつも閉店…そしてその「鳳舞」に縁を持つ人達が今でもその味を引き継いでカラシソバを提供している…という

少し前に「鳳泉」さんでカラシソバを食べたんだけど、今回は「鳳舞楼」さんに行って来ました

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アクセス

最寄り駅は京都市営地下鉄「今出川駅」であり、今出川駅から徒歩20分程…

6番出口から地上に出ると見える広大な京都御所を左手にして烏丸通を南に歩いて行きます…

京都御所の中立売御門がある中立売通を右折し、更に直進して、最初の信号機のある十字路(新町通)を南(左折)すると右手にお店が見えてきます

蒼色の暖簾が眩しい店舗前

車で行く場合、この辺りの路地には100円パークが沢山あり、ついでに京都御所を散策したり…観光利用も出来るので車で行くのもアリかも…です

予約マスト

鳳舞楼さんは基本的に予約無しだと入る事が出来ないので予約は必須

ランチはオープンの11時30分前からお店前に並びが出来始めるんだけど、実は予約が無いと並んでいてもお店に入る事は出来ず…そして、この事を知らずに並んでいる人も割と居たりするんだけど、予約が無いと門前払いを喰らうので必ず予約しましょう

因みに予約はGoogleでネット予約が出来るようになっています

今回、通されたのは2階席

店内は1階のカウンター席と2階にテーブルと座敷があって、今回は2階席に案内されたんだけど、2階席の方がゆったりとしていてゆっくりできるような気がする

上品な本格中華

鳳舞楼さんも鳳泉さんも鳳舞出身なので、カラシソバは勿論、その他のメニューも凄く似ている事に気付くんだけど、食べてみると細かい部分でそれぞれの違いを感じる事が出来る

餃子の王将を代表とする所謂、ジャパニーズ中華より中華の本国テイストが強いのは元々鳳舞の創業者である高華吉(こうかきち)さんが中国は広東省出身だったから…だと考えると非常に合点が行くんだけど、高華吉さんは広東料理を強い匂いを嫌った京都は祇園花街の人達に合うように…とアレンジをした事で知られており、つまりは本格広東料理と日本中華のハイブリッドがこの鳳舞系の特徴と言える

焼売

焼売4個入り(¥600円)

コチラは鳳舞系ではお馴染みのメニューなのでしょう

日本人が普通に想像する焼売より皮が薄めで、中にシャリシャリした歯応えがアクセントになるようにクワイが入れられているのが最大の特徴

鳳舞楼さんの焼売は鳳泉さんと比べると、素材の味と竹のせいろの香りがする薄味なテイストになっており、やっぱりクワイのシャキシャキ感がクセになる一品

春巻き

春巻き(¥1100円)

コチラも鳳舞系列定番の春巻きであり、具材の筍を玉子入りの肉厚の皮で包んでパリパリになるまで揚げたやつ

鳳泉さんのと比べると熱々で出てきてくれるので皮もパリパリで凄く美味しい

コイツは醤油やカラシと非常に相性が良いんだけど、味は凄く優しい薄味なのが印象的…筍の歯応え、食感が非常に良い

豚天ぷら

豚天ぷら(¥800円)

ビジュアルで是非食べてみたい!と思ったのがこの豚天ぷらなんだけど、実際中国に行くとこれ系メニューをちょいちょい見かけるんです

あっちのは凄く薄い豚なんだけど、鳳舞楼さんの豚天ぷらはやや肉厚の豚もも肉が使われていて、凄く歯応えがあるのが特徴

見た目よりも肉々しく、凄く食べ応えがある中華系肉料理

酢豚

酢豚(¥900円)

色の無い酢豚…ってのが斬新に見えてオーダーしてしまった一品なんだけど、普通「酢豚」っていったらやっぱり赤い色を想像するんだけど、この酢豚には色が付いていない…

でも食べてみると当たり前ながらやっぱり酢豚であり、餡の酸っぱさとパイナップルやビワの甘みが合わさってなんとも言えないハーモニーを奏でる「あっちの国の」酢豚だと思う

京都カラシソバ

京都カラシソバ(¥1200円)

鳳舞楼さんでは京都カラシソバというネーミングになっている「カラシソバ」…アタシはこれを食べに来たんだ!

具材は見ての通り野菜がたっぷりで、海老、木耳に鶏肉少々…って感じ

鳳舞楼さんの店主さんは鳳舞で麺作りを担当されていたそうで、このカラシソバも自家製麺らしい

立ち上るカラシの風味が食欲をそそる…

麺を持ち上げるとカラシの風味がプーン…と立ち上り、確かにカラシが入っているのが食べる前から解る

鳳舞楼さんのカラシソバは、デフォルトの状態でもカラシがしっかり目に入っており、麺を口に入れる時、噛む時にフワリ…とカラシの風味がするんだけど、決して辛いと感じるものでは無く、絶妙な匙加減で味付けがされているのが特徴

確かに…確かにこれはカラシソバである( ˘ω˘

鳳舞楼さんはどれを頼んでも美味しい本格中華であり、味は薄いか濃いかで分けると薄めなんだけど、しっかりとした芯があるので薄味には感じない

1つ1つの料理の量は比較的少ないので2人で行ってもアレコレ頼めるのはありがたい

因みに今回は2人で行って5品で¥4600円でした

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