京都グルメ

Sαlon de Muge / 菊乃井 無碍山房【ランチの時雨弁当を予約して食べてみた】

京都の東山の奥…所謂祇園と呼ばれるエリアは意外と広いんだけど、京都人は「祇園」と「東山」は分けて考えているような気がするエヂです⎛´・ω・`⎞

四条河原町の鴨川を隔てて東側が祇園界隈

「祇園」っていうと花見小路から始まる飲屋街まで含めたガヤガヤした道と、一見さんお断り(来たことない人は入れない)の裏路地を想像する…ちょっとガヤガヤしたイメージだけど、「東山」って言うと、もう少し大人なイメージと、ただ歩いているだけの観光客で賑わうイメージ

で、そんな東山の奥にミシュランガイド三つ星の料亭「菊乃井」さんが手掛ける「無碍山房 Salon de Muge」がある

アクセス

最寄駅は京阪電車の「祇園四条」駅なんだけど、実は駅からは割と離れており、四条駅からだと徒歩20分は覚悟して歩く必要がある

「無碍山房 Salon de Muge」さんは喫茶のみの予約は出来ないんだけど、ランチの予約は出来るので、ランチを食べに行くのであれば予め予約しておいてから、余裕を持って観光がてら花見小路とかもブラブラ…八坂神社もブラブラしながらお店に向かうのもアリかもしれない

風情ある東山の景色

因みに車で向かう場合は、八坂神社の直ぐ横の神社沿いの通りに入って、八坂神社南楼門前に行く事でお店から違い100円パークに辿り着く事が出来る

この辺りは道が細く、人力車も通れば観光客も絶え間無く通るので、変な路地に迷い込むと、結構大変な目に遭います注意_(┐「ε:)_

ランチの予約は可能

無碍山は高級料亭「菊乃井」のエッセンスを残しつつも、比較的リーズナブルな価格でランチ、甘味を提供するモダンなスタイルのお店であり、カフェ…つまり甘味のみでの利用は予約不可…なんだけど、何とランチ予約は出来たりする

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ランチは「時雨弁当」一種のみであり、お値段は¥5500円とかなり根が張るんだけど、ミシュラン三つ星の高級料亭「菊乃井」の味に手軽に触れる事が出来ますよ…っていうのが売り

この看板とメニューが目印

因みに、時雨弁当の予約は無碍山房では無く、「菊乃井」に電話して予約する必要がある

尚、予約に関しては流石に値段が値段なので盆暮れでも「明日の予約!」とか言い出さなければ割と余裕があるイメージ

無碍山房で時雨弁当を予約して、ランチの後にデザートとして甘味を楽しめば、待ち時間ゼロで無碍山房を楽しむ事が出来てしまうという…

混雑に対して大人の解決法が用意してあるのが流石、東山である…( ˘ω˘

予約は早めに計画的に…

先の文章で、「盆暮れでも余裕がある」みたいな事を書いたんだけど、無碍山房さんは席の指定は出来なくて、予約順にいい席に付けて貰えるので、やはり予約は早めがいいみたい…_(┐「ε:)_

安いお店では無いので席もしっかり選びたい…

特等席は恐らく外の明かりが入る窓際だと思っていて(因みに座った事は無い)、窓際以外の席はちょっと照明も暗くてフォトジェニックな写真を撮りたい場合は窓際必須…つまり早めの予約が必要みたい

既に時雨弁当はお願いしてあるので、着座して決めるのは飲み物のみ…

ここは無難に烏龍茶をオーダーしたんだけど、出てきたのは本当に普通…の瓶に入った烏龍茶…⎛´・ω・`⎞

見るだけで凄く豪華な感じ…

テーブルに置かれた筆文字のメニューに心躍らせつつ、弁当の提供を待つ…( ˘ω˘

時雨弁当「葉月」

ランチは「時雨弁当」という選択肢しか無いので予め用意してあるのでしょう、提供は非常に早く、店員さんも凄くシステマチックな感じでテキパキ給仕されています

早速、運ばれてきた「時雨弁当」因みにこの時雨弁当は季節によって色や内容が変わるらしく、8月は「葉月」と称するお弁当でした

色鮮やか…先ずは見て楽しむという事か…

正直、和食は食べに行く機会が少ないので比較対象も無いんだけど、色が綺麗で非常に繊細…

和風出汁のジュレが掛かっているワサビ味の豆腐「枝豆豆腐」は非常に爽やかな味わい…( ˘ω˘

彩りが綺麗な焚き合わせはほのかな温かさが残る感じで、食材の味が強いもの、出汁の味が強い物…とにかく「和食」の懐の深さを感じる

メインの「口取り」は色合いが綺麗で肉や魚も含んでいるし鯛寿司まで含まれている

メインの「口取り」

どれもこれもひと口で口に含む事が出来るんだけど、味わい深くて無くなってしまうのが惜しくなる…

もうひと口…は無いのだ

しぐれ飯

予約の時点で、時雨弁当を食べた後にデザートを食べたい…と申し伝えていたんだけど、店員さんが最後のしぐれ飯は割と量もあるから減らしましょうか?という事前オファーがあった

アタシはそのまま、嫁はご飯を減らして貰いましたが、食べ終わって、ここからデザート…って考えると確かに女性には弁当からのしぐれ飯は割と多いかもしれない

見た目以上にボリューミーな「しぐれ飯」

しぐれ飯には鯛が乗ってるんだけど、こってりとした味噌に漬けられておら、味は濃いめ…

で、それをあっさりさせる意味でとろろをかけるんだけど、量の割に「重い飯」に感じた

味わいは濃厚であり、とろろと味噌でネバネバした感じは納豆ご飯のように食べやすく馴染みのある食感

参考までにお会計(2人分)

時雨弁当にはデザートは付いて無いので、しぐれ飯を食べ終えてまだデザートが必要であれば無碍山房のメニューからデザートを選ぶ…

まぁ、ここまで来たら普通食べるよね⎛´・ω・`⎞

  • 時雨飯弁当 ¥5000円 x 2 = ¥10000円(外税)
  • ウーロン茶 ¥546円 x 2 =¥1092円(外税)
  • 合計 ¥11092円(外税)

今回初めて無碍山房でランチを予約して食べてみたんだけど、非常に繊細な本格和食を味わえる点と、無碍山房に待ち時間無しで入る事が出来る点にメリットは感じた(特に夏場)

正直、値段的にもう1回!とは思わないんだけど、特別感は凄くあるし、コト利用としても面白いので1度体験してみるのはアリだと思う

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