映画

アンタッチャブル【とにかく痛快!古き良きアメリカ映画!】

アンタッチャブル…と検索すると今では有名漫才師が検索結果に出てくるんだけど、アタシがその昔心奪われたのが映画「アンタッチャブル」だったりする…

どうもエヂです⎛´・ω・`⎞

昨今では当たり前になったサブスクの海に潜るロードショーなんだけど、コレってレンタルビデオ屋さんに行く手間も返す手間ま無いし、映画好きにとっては最高のサービスなんだけど、1つだけ大切な事があって…「そもそも作品名を知らないと名作になかなか辿り着けない」というやつ…

そう…サブスクムービーマラソンには実は情報が必要なのだ…そしてその点だけはリアルタイトルから名作を引き当てる事が出来るレンタルビデオ屋さんに一日の長があるのでは無かろうか…と思う…

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今回、アタシが唐突にタイトルを思い出し検索して視聴したのは映画「アンタッチャブル」

因みに映画「アンタッチャブル」はU-NEXTの見放題作品に含まれています

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あらすじ

アメリカは禁酒法により、飲酒が禁止されていた

時は1930年、闇酒場が横行していた禁酒法下のシカゴでは、アル・カポネ(ロバート・デ・ニーロ)をボスとする犯罪組織が酒の密造とカナダからの密輸によって莫大な利益を上げ、影の市長とまで揶揄される程に力を付けていた…

政府はアメリカ第三の大都市であるこのシカゴの惨状を打破すべく、財務省のエリオット・ネス(ケビン・コスナー)を派遣する

自信満々に張り切ってやってきたネスは、赴任早々、地元の警官たちを引き連れて密造酒摘発の現場に踏み込み、手柄を立てようするが、既に地元の警察から裁判所まで全てがアル・カポネに買収されており、この摘発も事前に情報を漏らされ見事に失敗…

ネスは他の皆から失笑を浴びるが、帰り道にあった初老の警官ジム・マローン(ショーン・コネリー)に「警官の仕事は手柄を立てる事ではなく、無事に家に帰ることだ」と諭される

 翌日、摘発失敗の様子を新聞にまで撮られ、同僚の失笑を浴びながら事務所に着いたネスを、アル・カポネに娘を殺された母親が尋ねてくる

そして抗争の巻き添えになった娘の悲しみの訴えを聞き、諦めないで欲しいと励まされたネスは、再び初老の警官マローンを訪ね、シカゴを牛耳るカポネを逮捕する決意を打ち明け、信頼できる仲間とチームを作るために協力して欲しいとお願いする

カポネに関わると命の危険もある事を知っているマローンは一度はネスの依頼を断るのだが、警官として悔いのない生き方を貫く事を決意し、ネスに協力する旨を伝える…

勧善懲悪!とにかく痛快

このアンタッチャブルは「一応」、史実に基いた話がベースであり、悪くて絶大な力を持つアル・カポネという悪徳資産家と財務省の役人エリオット・ネスの戦いを勧善懲悪な感じでもって描いている

アル・カポネという名を聞いたことがある人は多い筈…

「一応」、というのは実際にはここまで綺麗な話では無かったらしく、目立ちたがり屋のエリオット・ネスがお話にしやすかったからネスを主役にした…だとか、特別チーム「アンタッチャブル」は4人では無く、実は11人くらい居た…だとか、実は「アンタッチャブル」側も何人かカポネに買収されていた…とか…

実際には色々あったみたいなんだけど、そんなのはもう抜きにして、ただ単純に正義が勝つ痛快ストーリーに仕上げてある

そして、そんなアメリカの正義を具現化したのが主演の「ケビン・コスナー」であり、彼はこの作品で大注目されてスターダムへの階段を駆け上がり、そして居なくなった…

しかしこのアメリカのタフガイ枠というのを確実に作った俳優さんだなぁ…と思っていて…因みにアタシの中で2台目のアメリカのタフガイ枠は「アメリカン・スナイパー」のブラッドリー・クーパーだったりする…

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かつて、日本のドラマにキムタクが主演していた「ヒーロー」というのがあったんだけど、あのドラマが好きな人は漏れなくこの映画で興奮出来ると思う

悪人と正義のヒーローが戦い、当初ヒーロー優勢も、途中から本気出した悪人に巻き返されて、あわやヒーローが負けるかどうか…というところでテーマ曲が掛かり、まさかの逆転!みたいな構図は古き良きアメリカ映画から来ているのかもしれない…と思ってしまう程に既視感を覚えつつも、日本人が好きな展開…

考えてみたらウルトラマンとか宇宙戦隊ものなんかもそうだもんね

劣勢になったらレイザーブレイド出したり、合体ロボを出したりして巻き返す…(最初からそれを使えば良いのでは…というのは無しなのだ…)

実に小気味良く、苦労の末に正義が勝つラストは鳥肌ものなんだ…( ˘ω˘

音楽の力が凄い

何を隠そう、当時アタシはこの映画のサントラ(サウンドトラック)を所有していて、CDウォークマンなる当時としては最新鋭のガジェットで、夜な夜な枕元でかけては映画の興奮を思い出しながら眠りについていたんだ

あの当時は部屋にテレビもビデオも無いし、あったとしても「アンタッチャブル」はレンタルビデオ屋さんで借りてこなければ見られ無いんだ…

そして、この映画の音楽は映画のシーンを容易に脳内再生してくれるパワーがあった…

音楽を聴くだけでシーンが脳内再生される…

特に「アンタッチャブル」達が郵便局に突撃するシーンや、奇兵隊と共に密輸酒摘発に乗り出すシーンの音楽は鳥肌モノだし、マローンが死ぬシーン等に流れる専用の悲しみの曲なんかは、何か物悲しくなってしまう…

当時の日本のドラマなんかだと「主題歌をゆっくり流すとなんか悲しくなる法則」に則って、安上がりにしていたもんだけど、流石ハリウッドは豪華である

丁度、このくらいの時期の映画にとって「テーマ曲」というのは物凄く重要であり、聴いた瞬間にアレ!と解る説得力が必要だったんだけど、そういう意味ではこの映画のサントラはどの曲も良過ぎて、全体としての印象は強いものの、テーマ曲の突出…という点では監督の思いには届かなかったのでは…というのはアタシの個人的な感想…

ほら、ロッキーもそうだし、インディージョーンズしかり、トップガンなんてケニーロギンスの「Danger Zone」が流れただけで脳内でF14が飛ぶでしょう?

ああいう主題歌一強で、とにかく印象付けるような一点突破では無く、総合力として映画音楽に優れた作品がこの「アンタッチャブル」だと思う

どのシーンも非常…に綺麗に…まるで映画のように(映画ですが)心にスーッと入ってくるのはシーン、シーンの音楽の力が大きい気がする

嫌な事があった時…現状を打破したい気分の時なんかにピッタリな映画「アンタッチャブル」!

オススメです( ˘ω˘

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