京都グルメ

サンタマリア・ノヴェッラ・ティサネーリア京都【侮りがたい京風イタリアンの世界!】

イタリアはフィレンツェに行った事がある人ならその名を知らない人は居ない「サンタマリア・ノヴェッラ薬局」なんだけど、京都にはその名を冠したレストランがあって、前からずっと気になってましたんや…

どうもエヂです⎛´・ω・`⎞

フィレンツェにある「サンタマリア・ノヴェッラ薬局」といえば世界最古の薬局であり、現在はハーブの調合技術を活かした香り豊かな化粧品等を販売されているお店…そしてここはその「サンタマリア・ノヴェッラ」の名を冠したレストラン…という事になる…

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アクセス

最寄り駅は京都市営地下鉄烏丸線の「四条」駅

21番出口から地上に出て、烏丸通りを背にして四条通りを東へ…

最初の十字路である東洞院通りを左折(北へ)して10メートル程歩くと左手にレストランの入り口が見えてくる

因みに入り口から入って直ぐ右にあるドアの向こうにはサンタマリア・ノヴェッラ薬局が取り扱うプロダクトが購入出来るショップが併設されている

車で行く場合は、烏丸通りを挟んで西側にある駐車場の方が停めやすい

この辺りの駐車場は値段が高かったり、駐車料金の天井設定が無かったりするので注意

相場はマックス¥1600円から、安いところだと5時間以内なら¥1000円くらいです(¥1000円は割と離れる)

ランチ・ディナー共に要予約

因みにイタリアはフィレンツェにある「サンタマリア・ノヴェッラ薬局」はいつも観光客で一杯であり、中国人、韓国人そして日本人も時々…って感じで、夏場は入館制限が敷かれる事もある大人気店ではあるんだけど、本国イタリアのフィレンツェにはレストランは無い…

故に、京都にあるこのお店はイタリア本国のサンタマリアノヴェッラ薬局が経営しているワケでは無く、名前を使う契約を取り交わしている日本企業が展開しているレストランなのではなかろうかと…

調べてみると名古屋にもあるね

因みにお店にはサンタマリアノヴェッラ薬局のプロダクトを扱うショップが併設されており、どうしても買いたいものがあれば、何もフィレンツェまで行かなくとも購入する事が出来るんだけど…

そこまでして欲しいものって…ぃゃ、何でも無い…

しかしながらこのレストランは大人気であり、ランチ、ディナー共に要予約だったりする

アラカルトは無く、前菜、前菜、パスタ、魚又は肉…というフルコーススタイルのリストランテであり、お値段的にもそこそこする高級店なんだ

店内はカウンターとテーブル席があり、幽玄な雰囲気に和モダンなテイストもあり、アダルトな食事にピッタリ!

ランチコース

ランチコースはシーズナルコースもあるんだけど、今回は1番安価な「Complete 4,400円」のコースをチョイスしました

キチンとスープから始まるコース料理は正直、想像していた以上のクォリティでした

25種のお野菜とハーブサラダ

お野菜はどれもこれも甘味がある

その名の通り、25種類もの野菜が使われているハーブサラダは見た目も非常に豪華であり、パプリカやえんどう等の馴染みがある野菜から芽キャベツやロマネスク等、普段の食卓にはやや馴染みの薄いものまで味わえる

どの野菜も味がしっかりとして、甘味があるのが凄く印象深い

丹波赤たまご きのこ

想像力を掻き立てる系のやつ

こういう、パッ…とメニューを見ただけでは何が出てくるのかわからない感じは、高級レストランあるあるだと思っていて…このメニューなんかはまさにそうなんだけど、凄く濃厚で美味しい

濃厚なカルボナーラ風ソースを卵を崩しながら食べ進める上品な前菜…

そしてこれを食べ終わる頃に熱々の玉ねぎフォカッチャが出てくるんだけど、これがまたまた美味しい( ˘ω˘

見た目通り凄く香ばしくて美味しい

ベースはしっかりイタリアンなんだけど、京野菜を入れていたり、サンタマリア・ノヴェッラ薬局のあれフィレンツェのトスカーナ料理とは違い、フィレンツェにあるトスカーナを新解釈した「IL SANTO BEVITORE(イル・サント・ベヴィトーレ)」のような感覚がする

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イベリコ豚 春キャベツ ラグーソース

凄く濃厚で美味しいパスタ

これだけ聞くと、何やら解りにくいけど、アタシはこれがパスタだとピンと来ました

これまた濃厚なトマトソースにチーズとイベリコ豚がネットリと絡む体育会系の味わいが美味い( ˘ω˘

京丹波あじわい鶏ロースト

鶏の皮がパリパリで凄く美味しい( ˘ω˘

メインは選べるようになってるんだけど、この京丹波あじわい鶏ロースト以外は追加料金が必要になる

鶏のローストは皮面がパリパリに焼かれた香ばしい一品であり、鶏の1番美味しい食べ方として間違いの無い一品

和牛ビステッカ

甘味のある柔らかなステーキ

追加で¥1320円が必要になる「和牛ビステッカ」

日本のトスカーナ料理には容易にこの「ビステッカ」というワードが使われているのを目にするんだけど、所謂「ビステッカ」を想像するとちょっと違う…

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和牛ステーキって感じであり、残念ながら、日本は肉が高いなぁ…と感じずにはいられないんだ…

ティラミス

凄く特別感があるティラミス

デザートはイタリアンの定番ティラミスなれど、ここのティラミスは普通のティラミスにあらず…ティラミスの底にパイ生地のような焼いた土台があり、その土台がフランスの伝統菓子ババオラムのように洋酒に浸されているのが新しい…

馴染みのある味わいに加えて、洋酒の香る感じは上手く掛け算になって味のレイヤーを作り出しているといえる…( ˘ω˘

「サンタマリア・ノヴェッラ・ティサネーリア京都」さんはイタリアンを日本の食材を使って繊細な表現でもってアレンジした日本風イタリアンであり、そのレベルはかなり高いです…おみそれしました_(┐「ε:)_

ランチコースに関してはシーズナルなコースの他に、パスタ2種を味わえるコースなんかもあるんだけど、今回食べた「Complete 4,400円」でも量的には充分な満足感が得られた

お店の雰囲気もいいし、デートやハレの日需要にピッタリなレストランだと思います

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