映画

THE ABYSS(アビス)

アタシのブログを読んでいる御仁であれば既に理解されているかも…ですが、逃げ場の無い空間で「何か」と対峙する系のサイファイ(SF)ムービーに弱いエヂです⎛´・ω・`⎞

で、この「THE ABYSS」を思い出したキッカケは今、プレイしているPS5のゲーム「THE CALLIST PROTOCOL」なんですけど、今思えば水も出てこないし一体何故このゲームでこの映画の事を思い出したのかは不明…

消えていく映画

昔、記事にした事もあるんだけど、版権の関係なのか製作者側の意向なのかは知りませんが、映画ってある程度時間が立つと世の中から消えて行くのをご存知でしょうか?

合わせて読みたい

アタシがこの「THE ABYSS」の事を思い出した時も、サブスク動画サイトで探したんだけど見つける事が出来ず…

エヂ

確か海の中の逃げ場無し系やったな…

「アビス」…っと…

エヂ

あれ…検索かけてもヒット無しなんだケド…

見つからないと余計見たくなる…

この、早く見ておかないといずれ無くなる系は早めに対処しておいた方がいいんです

例えばジュード・ロウ、マット・デイモンの「リプリー」とか、「バタフライエフェクト」なんかもそれ系です

バタフライエフェクトなんかはネットでも定価以上の価格で販売されていたりしますからね…

因みにアタシは両作品共に所有しております⎛´・ω・`⎞

で、AmazonでDVDをポチったんですけど、値段的には全然普通の価格(¥1000円)で手に入れる事が出来ました

ちょっと前だったらヨドバシ京都にDVD売り場があったんだけど無くなったし…

最近はDVDもお店で売ってないんですよね…( ˘ω˘

あらすじ

舞台は1994年1月、カリブ海で米国の原子力潜水艦モンタナが不可解な事故で沈没するところから始まる

アメリカ政府は救助作戦を立ち上げるが、周辺海域にはハリケーンが接近しており、たまたま付近で石油採掘を行っていた移動式海底石油施設、ディープコアに救助協力を依頼

ディープコアに調査チームとして海軍特殊部隊を派遣する

ディープコアのリーダー、バッド(エド・ハリス)は、ディープコアの設計者として特殊部隊チームと共に海底に降りて来た別居中の妻リンジー(メアリー・エリザベス・マストラントニオ)と、特殊部隊チームの司令官コフィ大尉(マイケル・ビーン)らと共にモンタナの調査に当たる

海底に横たわるモンタナ内部に入り、内部に生存者が居ない事を確かめたバッドたちだったが、コフィ大佐率いる特殊部隊の任務がモンタナ内部にある核弾頭の回収、回収不可能な場合は爆破する事である事が解り、ディープコア内で争いが発生…

やがて、ディープコアと海上支援船を結ぶケーブルクレーンがハリケーンにより破損し、落下したクレーンの影響でディープコアも半壊、海上との通信も寸断され、暗黒と水圧が支配する未知の海溝で立ち往生してしまう…

監督もエド・ハリスも未だ現役!

この映画、日本での公開はなんと今から33年前の1990年!:(;゙゚'ω゚'):

当時は映画は一大娯楽だった時代であり、ジェームズ・キャメロン監督も脂が乗りまくっていたのもあり、全てにおいて豪華…

ジェームズ・キャメロン監督はこの「THE ABYSS」を監督した後、ターミネーター2を監督、そしてタイタニックで絶頂かと思いきや、アバターで今だに最前線に居たりするのは素直に凄いと思う

今考えるとこの「THE ABYSS」からターミネーター2〜タイタニック…という1989年〜1997年の間にCGが大きく進化し、映画が特撮からCGに移行して行く…という大きなうねりの前段階だったんだと思う

因みにこの「THE ABYSS」は特撮がメインも一部で当時としては最先端のCGが使われていた

とくさつ【特撮】

特殊撮影技術(Special Effects;SFX)を指す略称、またはSFXが多用された映画やテレビ番組などの映像作品を指す総称。

Wikipediaより

主演はエド・ハリス!っていうと今では誰それ?みたいな人が殆どなんだろうけど、当時はカッコいいハゲ枠と言えばこの人かショーン・コネリーだった(個人的に)

でも、今でも例えばトップガンマーヴェリックでチェスター・”ハンマー”・ケイン少将役で出ていたりして、未だ現役なのは凄い!

強いアメリカンヒーローから悪役までこなせる俳優さんであり、ステート・オブ・グレースのフランキー役は本当に格好良かった…( ˘ω˘

ヒロインのメアリー・エリザベス・マストラントニオに関しても今では誰それ?みたいな人が殆どなんだろうけど、今は殆ど露出は無いみたい

スカー・フェイスのアル・パチーノ演じるトニーの妹って言って解る人は映画好き

反核メッセージ+宇宙人

映画の舞台はほぼ全編に渡って深い海の中にある基地又は海中であり、撮影はプールや本当の海中で行われたそうです

宇宙もいいけど海底もロマンがあるよね…

水の中特有の暗さと水圧、下に何がいるか解らない不安な雰囲気…みたいなのは雰囲気は似てるけど宇宙とはまた違う感じの閉塞感があってパニックホラー好きのアタシには大好物…

物語の初めから後半まで目まぐるしく変わる展開は観ていても飽きないし、凄く引き込まれる

え!?どうなるん!みたいなシーンもあるし、感動だってする

主人公のエド・ハリスは凄く人間臭いし、強いアメリカンヒーロー感もあるし、ワザとらしいくらい恰好良い

ただ、観終ってちょっと時間を置くと、何故か地球の深海で暮らしていた凄くフレンドリーな宇宙人と、反核というメッセージが盛り込み過ぎだったのか、全体的に良く解らん…というかストーリー全般をちょっと中途半端にしてしまっている感はあり…

凄い超常現象が起こっているのをいとも簡単に皆んなが皆んな飲み込み過ぎる点とかは突っ込み所多数だし、結局エイリアンが「そこに」いた理由も目的もどうしたいのかも不明であり、「愛」だけで片づけられてもちょっと納得出来ないし、主人公とヒロインが余りにも怖いもの知らず過ぎるのも何かやり過ぎにも映る…

でも、この頃の映画って理屈はそんなに要らないんですよ…それよりも娯楽大作として楽しめれば…と、言いながら水の中で呼吸出来る液体(フロリナート)とかのくだりは妙にリアルだった(この液体は後に強い毒性や環境汚染により水中での呼吸…という用法では実用化に至らず)

とにかく当時のアタシにとっては、水の中で起こる大スペクタルは大いに興奮したし、今見てもそれなりに楽しむ事が出来ました

B級パニックホラームービーとか好きな方にはおススメ!B級じゃないA級のパニックホラームービー…ホラーじゃないか…とにかく「逃げ場が無い系」が好きな人は楽しめると思う


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