最近、任天堂スイッチでDon’t Starve Togetherをプレイしていて、唐突に故さいとうたかを先生の名作漫画「サバイバル」を思い出したエヂです。⎛´・ω・`⎞
中々ツッコミどころ満載ではありましたが、中々リアリティのある内容と劇画タッチが相まって独特の生々しさのある表現が「サバイバル」という内容と合致していた記憶があります。
まさにサバイバル!どこのDon't Starveだよ?
大地震で、文明がもろくも崩れ去った中で、サトル少年のサバイバルが始まった。ただ一人、荒野をさすらうその行く手に待ち受けているのは生か死か…。過酷な少年の運命を通して、文明を失った現代人の理性と本能を描いていく。大地震は現実に起こりうる。あなたは生き抜くことができるだろうか?
引用:さいとう・プロダクション公式サイト https://www.saito-pro.co.jp
この漫画がまさにサバイバルで、ザリガニ食べたりミミズを食べたりしてとにかく食い繋いで行くサトル少年が逞しい。
魚を食える日もあればミミズになっちゃう日もあるという落差の激しい食生活。ザリガニに眼病予防の成分があるとか無いとか本当かよおい!みたいな知識を私に残してくれたが、いまだかつて人にその知識を語った事は一度も無かったりする…。
疲れ目にはザリガニがええねんて!
え?ソース?
サバイバル…っていう漫画やねんけど…。
手製の弓、槍で野生動物を捕まえたりする。本当にそんな事可能なのか?
魚を捕まえるための梁(ヤナ)なる道具をクラフトし、魚を捕まえたりもする。本当にそんな事可能なのか?
崩壊した都会に行き付いてもデパートの屋上で野菜を育てたり、果てはハングライダーを自分で作って空を飛んでしまう辺り漫画だよな…とは思う。
残念ながら現実にはそんな事不可能である…。
恐るべきクラフト能力とサバイバル能力の高さ。不死身かと思う程に強いタケル少年(毒キノコにあたって幻覚を見たり、ネズミに噛まれて死にかけるも生還する)に当時アタシも夢中になったものである。
クセが強い登場人物達
登場人物もクセがある人間が多いのだが、サトル氏と知り合った人間(動物)は大体、命を落としてしまうので見方を変えるとサトル少年はまるで死神のようにも見える。
ま。それ程に生存困難な状況というワケです。
主人公 鈴木サトル
本書サバイバルの主人公鈴木サトル氏。
大地震の後、自分の街があった場所が海になっているのを見ても尚、「家族は生きている」と信じられるという、楽観的なのか前向きなのか良く解らない性格。
切手収集やアマチュア無線を趣味とするどう見てもIntrovert parson(内向的)なのだが幾多の生死の境をくぐり抜けるタフさを持つ。
良く泣く。
嬉しくても悲しくても泣く13歳。地震1ヶ月で14歳になっており、物語全般を通してみると数年は経っているので最後は高校生くらいの年齢になっていると思われる。鶏肉が苦手だったが、震災後に克服。当たり前である。鶏肉は美味いのだから…。
震災後初めて出会ったアキコに恋をし、最後は相思相愛にもつれ込ませる事に成功するもアキコは直ぐに死亡。
以後、そういったロマンスとは無縁。思えばアキコ編は面白かったのでもうちょっとサトル少年のロマンス編も見てみたかったが残念ながら、さいとうたかを先生は2021年9月にお亡くなりになられたのでもう叶わない…。
登場人物動物編
フライデー
フクロウ。元々は翼が濡れて飛べなくなったところを食べるために捕獲されたのだが、洞窟暮らしの中で天敵であるネズミを捕食した姿を見てペットとして飼われるもサトル氏外出中にネズミの大群に襲われ殉職。
蛇
名前も無い蛇。こちらは完全にネズミ対策用のペットとして活躍する。
シロ
犬です。絶対出てくると思ったぞ!子犬の頃からサトルと出会い、かなり長い間冒険を共にし、一緒に成長して行く。
成犬になってからもサトルとの絆は強く結ばれていたが、ある日はぐれる…。_(┐「ε:)_
後にシロはシロの道をサバイバルする事になり、野犬のボスにまで上り詰めた時に仲間を殺したサトル少年と対峙する事になり…。
シロの母犬
元々、シロを連れていた白の母犬。首輪をしていたので元は飼い犬だろう…という事から首輪に見覚えがある!とか言い出したサトル氏は勝手にシロの母をかつて自分が飼っていた「サリー」だと思い込む。後にアメリカ人と格闘の後、崖から落ちて殉職。
トラ
名前も無いただのトラ。恐らく動物園から逃げ出した…というディストピア特有のアレ。何度かサトル氏を食べようと襲いかかるが上手くいかない。最後は餓死。
インコ
セキセイインコの巣で見つかった怪我したインコ。怪我していない卵と雛はサトル氏が食べてしまったが、残った一羽は何故か助けて貰え、以後サトル氏と行動を共にする。
最後は他の人間に捕まり、焼き鳥にされてしまい殉職。
カー公
カラス。人懐こい設定となっており、サトル氏に餌を貰い仲良くなる。サトル氏がハングライダーをクラフトした時、一緒に飛ぶ。
登場人物人間編
アキコ
天変地異の後、タケルが居た場所が島になっていたが、その向かいの島からやってきた若い女性。
タケルが震災後、初めて出会った人間になる。
普通にわがままな若い女性であり、ネズミに餌を上げて数を増やしたり、動物を殺して肉を食べようとするサトルに「動物がかわいそう」と言い放ったり、頑張って採った魚をアレルギーだから食べられないと言ってみたり、ワガママ担当。
途中、SUN値がたまり、正気を失うが最後は正気を取り戻しサトル氏と結ばれるも、その後衰弱死。
アキコさんは弱すぎた…。
男
名前は無いただの男。ディストピアに絶対出てくる銃を持った自己顕示欲の強い男枠。
案の定、最終的にサトル氏と敵対。地震に巻き込まれて死亡するという死亡フラグ辞典から来たかのような男。
ロバート
米国軍人。自分の国も被災して大変なのに他の国を調べる事が出来るアメリカ様から派遣され、空から降ってきた男。
軍人になりたくてなったワケでは無い非常召集された一般人という設定。自分に甘く、ワガママ。一緒に空から降ってきた上官ともそりが合わず、よく衝突する。日本語が堪能。
最後は熱中症で倒れ、鳥に啄まれ殉職。
ウィリアム
米国軍人。ロバートの上官で英語しか話せない。自分に厳しいステレオタイプな米軍上官。
運悪く火山弾が直撃。飲んではいけないと自分で言っていた汚染された水を飲んで殉職。
志賀老人
サトル氏が東京で出会った失明した老人。絶望から自殺しようとしていたが、サトル氏の献身的な介護で希望を取り戻すが、男によって瀕死の傷を負い、後に殉職。
辰野
プロ野球チーム「イーグルス」の元ピッチャー。正義感溢れる兄貴肌でこの時代にあっても典型的ないい人枠。
畑を耕し、食物を育て、まっすぐに生きる。サトル氏に勝手に「俺に兄貴がいたらと想像したらまさに辰野さんこそ理想」と言わしめる。尚、この人には死亡フラグは立たない…。
まだまだいるけど割愛…。( ˘ω˘
サトル氏の目的
サトル氏の目的というのは終始一貫しており、必死になって生きるのは生き別れになった両親と姉との再会のためだったりする。
サトル氏は趣味が切手収集というIntrovert parson(内向的)っぽいのに地震の時は友人と洞窟を探検していたり…と中々わんぱくだったりする。
そしてこの地震で生き残ったのはサトル氏ただ1人…。
漫画の冒頭ではアキラ、オサム、佐藤、タダシ、ヒロシの5人の名前が出てくるので、サトル氏は6人という大パーティーで懐中電灯が必要な程暗い洞窟を探検していたという事になり、これはもうわんぱくを通り越して補導の必要があると思われる。
サトル氏が地震で助かったのは洞窟の中に居たから…では無く、偶然助かっただけであり、寧ろ洞窟の中に居たのはかなり危険だったと思われ…。事実、5人はその後1度も登場しないので多分、地震の段階で命を落としてしまったと考えるのが簡単。
地震によって津波が発生し、サトル氏がいた場所は周りが海になってしまっていた。
街は一気に津波が押し寄せた筈であり、どうやって両親と姉が生き延びられたのかを逆に番外編とかで見てみたいくらいである。
因みにサトル氏の父は地質学者(エッ?)であり、避難した先で地滑りが起こる!と住民に注意していた矢先に落盤で死亡。
母と姉は生きている…という設定になってはいるが最終的に会えたのかどうかは不明のまま…。
サバイバル番外編!Another Story
久々に昔読んだサバイバルについて調べてみると、何とサバイバルAnother Storyなる1冊がある事が判明!
これは見たい!
話はサトル氏が辰野と別れてから2週間後の世界を描いているようです。
今夜早速読もうかな…。( ˘ω˘
朝ランの事も書かせて下さい。
天気予報によれは今日は、朝は晴れるものの、昼から降り坂。一時強く降り、夕方は回復。
走れる時には走っておきましょう!というワケで今朝は朝ランを敢行。
BGMはナタリー・ポートマンのスピーチ。もう何度も聞いてますがもっともっと耳に刷り込みたい。
氷を入れたお茶をペットボトルに詰めたものを持って走ってますが、今時期は水分忘れちゃうとヤバい。
公園で懸垂を20回やる事には玉のような汗が噴き出します…。
もう凄いんだもん…。
ジムと違って、ジョギングに出るともう汗が全然引かない。
風呂入ってももうダラダラ流れるんですよ。ジムでも汗はかきますけど、シャワー浴びたら引きますからね。
本当に暑い…。
今朝は5.01キロを30分でした。
デオドラントシートで拭くとちょっとマシになるな…。( ˘ω˘