京都グルメ

食と森【大正時代に建てられた町屋で食べる京野菜のおばんざい】

おばんざい…という言葉が昔からあまりに自然に使われていて、この言葉が実は京都発祥の食文化である事を知らない京都人って実は、結構多いのではなかろうか…?と…、ふと思うエヂです。⎛´・ω・`⎞

「おばんざいとは」でググると出てくるのが以下。

おばんざいは京都の家庭で、祖母から母へ、母から娘へ、また姑から嫁へと、受け継がれた京都の家庭料理のことをいいます。

旬の野菜など季節の食材を使い、食材を無駄のでないように工夫した京都の家庭に受け継がれてきた食文化とも言えるものです。

引用|京都じっくり観光 http://www.kyotokanko.co.jp/sp/kyoto_obanzai/obanzitoha.html

おばんざいが京都特有のものだとは知らなかった…。なるほど旅行者におばんざいプレートの人気が高いワケです。そんなおばんざいプレートを大正時代に建てられた町屋で食べる事が出来るのが2022年6月に新しくオープンした「食と森」さんです。

ロケーション

場所は下京区は七条。京都駅からそう遠くは無い場所ではありますが、徒歩だとちょっとしんどい…。

ここに行くにはやっぱり車が必要かもしれません。車だと七条通りから西洞院通に入り(この道は京都駅から四条、三条、尾池に渋滞に巻き込まれずに行き来出来る、非常に便利な道です。)北上。お店は2つ目の十字路の角にあります。

大正時代に建てられたとは思えない外観

お店には駐車場はありませんが、周辺には100円パークが多数あり、値段もそれ程高くはありません。

ガチの古民家をリノベーション!

京都市内には京町屋風…っていう建物が沢山ありますが、この「食と森」さんはそんな京町屋風よりも一回り古い感じで、建物はガチの古民家です。

本当に祖母の家にタイムスリップしたかのような雰囲気…。

この感じ…

本棚とかちゃぶ台とかそのまま…っぽい…。

まんま、記憶の中にある祖母の家なんだが…

古き良き部分と一周回って新しい部分はそのままに、特にエントランス部分はカフェとしてガッツリとリノベーションされており、玄関開けたら直ぐにキッチンってのが新しい。

今回は予約して行きませんでしたが、ちょっとずつ…人が人を呼んでいる感じがしたので予約しておくのがベターだと思われます。

尚、予約はウェブから簡単に出来るようになっています。

注文は座席からスマホでするスタイル

昼ごはんは2種類ありましたが、メニューは時期によって変わるようです。

手書きのメニューが可愛い
  • 豆腐ハンバーグと京おばんざいプレート 1350円
  • 国産牛手ごねハンバーグセット 1650円

色々食べたい私は豆腐ハンバーグと京おばんざいセット。ガッツリ食べたい嫁は国産手ごねハンバーグセットをチョイス。

普通逆だと思うのだが…。⎛´・ω・`⎞

今回は2階席でしたが、このカフェは新しいシステムを積極的に取り入れており…何とオーダーはQRコードを使ってスマホで注文するという方式…。

最新のシステム

つまりターゲットは若者層なのかも…。

席にあるQRコードを読み込めば注文とカード決済まで出来てしまいます。

エヂ

よっしゃ…。オーダーする…っと…(ポチッ!

これで注文出来た…。のか?

何の確認も無いのでちょっと不安になりますがちゃんと注文出来てます。

ランチは京おばんざいプレートがおススメ!

程なくして運ばれてくる京おばんざいプレート…。

京おばんざいプレート(1350円)

恐らくご夫婦2人でオペレーションをされているのだが、旦那さんが調理で奥さんが給仕その他…って感じでちょっと忙しそう…。

奥さんが京おばんざいプレートを一品一品丁寧に説明してくれました。

野菜率が高くてヘルシー

色々食べられますねぇ…。女子受け良さそう…。

主役の筈の豆腐ハンバーグが妙に小さいのはご愛嬌w(左下の大根おろしが乗ってる白いやつ)

お野菜中心で凄くヘルシーです。天ぷらは拘って揚げておられるようで、何やら炭酸水を使っているとか…サクサクでした。

安心して食べられるものばかり…って感じ。豆腐ハンバーグも凄く豆腐でカロリーも低そう。

お味噌汁はエノキダケと茄子がたっぷり入った田舎のお味噌汁…って感じの素朴な味わい…。

具沢山で美味しいお味噌汁

男性だと少し物足りなさは感じますが、京都旅行のランチであれば腹7分目って感じで、お昼からのカフェとかにお腹のスペースを割けそうな感じ。程よい。

嫁が注文した国産牛手ごねハンバーグセット。

肉食の嫁はハンバーグ

肉好きの嫁は凄く満足していたようです。

おばんざいの代わりにハンバーグが鎮座してる感じ。万願寺とうがらしの天ぷらも付いており、こっちはこっちでヘルシーですが、私的にはやっぱり色々食べられる京おばんざいプレート一択に見えました。

丹波のたまごプリンが美味しい…

前述の通り、量的にはやや少ないのでデザートも別腹じゃなく普通に本腹で食べられます。

  • 丹波のたまごプリン ¥550
  • 豆乳100%チーズケーキ ¥550

チーズケーキもいいけど、私たちは2人とも丹波のたまごプリンをチョイス。どうもプリンという響きに弱いらしい…。

追加注文はこれまたQRコードで行います。

エヂ

よっしゃ!オーダーする…っと…(ポチッ!

これで注文できた…。のか?

さっきより不安になりますが、ちゃんと注文出来てます。

さっきより更に忙しそうな奥さんが、忙しくても愛想良く持ってきてくれました。

この調子で行くとこのお店はアルバイトが必要になってくるような気がする…。

丹後のたまごプリン

何というか、凄く弾力があるプリンです。凄くしっかりしてる。

口に入れると明らかに卵から出来てる感じが…濃厚です。田舎プリンってやつなのかな…。凄く美味しい。

参考までにお会計(2人分)

お会計はクレジットカードなら席にあるQRコードを読み込んでその場で決済出来るようです。現金の場合は席のQRコードの紙を持って、一階エントランスにあるレジで決済。

  • 豆腐ハンバーグと京おばんざいプレート ¥1350
  • 国産牛手ごねハンバーグセット ¥1650
  • 丹波のたまごプリン ¥550x2

お会計は2人で、¥4100円でした。このガチの京町屋で食べる体験込みのランチとして考えると等価交換出来ていると思えます。

ここは今後人気が出てきそうな気がしますね。最近、つくづく女性達のアンテナの貼り方と行動力は凄いな…って思います。

またランチに行けるお店を見つけてしまった…。( ˘ω˘


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