まるありがとう【猫好きならグッとくる本…】

2022年4月8日

*この記事は旧ブログであるアメブロ(ejiのブログ)の記事を再構成したものです。アメブロでのこの記事の投稿日は2022年2月22日でした。(アメブロ側の記事は消去しております。)

今日は2022年2月22日なのでスーパー猫の日!何かめでたい気分のエヂです。( ˘ω˘

で。別に今日に合わせるつもりなんて全然無かったのですが、以前たまたま入った本屋さんで見た一冊の本がやっぱり気になって衝動的に購入し、一気に読んでしまいました。

養老孟司さんの『まる ありがとう』です。

まだ、ついまるを探す癖が抜けない。

まるがいなくなって、ほぼ1年になる。

ポンと頭を叩いて、『バカ』というと、少し迷惑そうな顔で薄目を開ける。

それができなくなったのが残念である。

刺さった…。ω°〃)♡

この養老孟司さんという人は『バカの壁』で凄く有名で、アタシもバカの壁は読みましたがバカなので内容は覚えてないというw

そんな養老さんの書いた『まる ありがとう』はノンフィクション。

養老さんが飼っていたスコティッシュフォールドの『まる』との日々を、まるが死んでから振り返ったものです。

人への態度と同じく、『切れたら致命的』な関係を持たないよう付かず離れず、微妙な距離感を維持しようとしていた養老さんと、いつの間にやら養老さんの中で大きな存在になってしまっていたまるとの日々が過去形で綴られています。

全編に渡り淡々と書かれている印象ですが、たまに抑えられない悲しみを感じる文が出てきます。

いないな、何でいねえんだよと思う。ああ、そうか、死んだのかと気付く。

あいつはいったい、なんだったのか。なぜ、俺は関わりを持ってしまったのか。

今でも時々、しみじみ会いたいなあと思う。

そして養老さんとまるの写真に写る養老さんは大体、微笑んでいる。

猫ってそうなんですよね。

何か温かい目になる。

先日も酔っぱらって自室で寝ていたところ、目覚めたら目の前に愛猫が寝ていた事がありました。

フッ…コイツめ…と思う…。

でも、これ別に私の横で寝たいワケでは無く、寝ている私の前にストーブがあって暖かかったから、私とストーブの間で寝た…ってだけです。

私が玄関を開けると1番に開いたドアから顔を出す愛猫…。

フッ…コイツめ…と思う…。

でも、これ別に私をお出迎えしたいワケでは無く、玄関に出たいだけです。

しかしながら、人の近くには居たいみたいです。これは絶対に言える。

猫ちゃん達は人間が家の何処に居るか常に把握しています。そしてたま~…に様子を見に来たりもする。

何故かたまたまスーパー猫の日の前の日に読んだ本。

そういえば本をキチンと読んだのは久々かも。

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感想(3件)

昔、まだスマホなんて無かった時代。香港に出張に行かなくてはならない時には沢山買って持っていったよなぁ…。

さて。

愛猫におやつでもあげるか…。


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