京都グルメ

とんかつ豚料理 寿樹【もはや豚ステーキ!真ん中ピンクの極厚とんかつが美味い!】

とんかつ…っていうカテゴリーが実はあまり好きでは無く、普段からあまりとんかつを食べに行くことも無いし、定食屋さんとかでとんかつ定食を選ぶ事も無いんだけど、この低音調理系とんかつに関しては、ゴクリ…となってしまう実は肉食文化系の赤魔導士器用貧乏戦士エヂです⎛´・ω・`⎞

このお店の存在自体は、オープンされて間もなくくらいの頃にInstagramで見てて、「あ…東山に低音調理系のとんかつ屋出来たやん…」と注目してたんだけど、ちょっと予約するのが億劫(これだけ色々食べに行っていてアレなんですけど、電話予約するのキライなんです)だったのもあって、来店出来ずにおり…

今回、意を決して予約しての訪問となりました

アクセス

場所は所謂、東山…っていう場所にあり、「京都のええとこ」ですね(ちょっとお家賃も高い、いい場所って意味)

最寄り駅は京都地下鉄東西線の「東山駅」ですが、この東西線って地下鉄も微妙な路線なので行き難い場合は京阪電車の「三条駅」からでも徒歩20分程で行くことが出来ます

因みに車で行く場合、周辺に100円パーク多数あり…ですが、この辺りは観光客も多いので、結構埋まってる事が多かったりします

三条駅、又は東山駅から三条通りを山の方(東側)に歩いて行き、小さな川を超えて直ぐの場所、北側に寿樹さんが見えてきます

所謂、京町家改装系の店舗

調理時間が長めなので予約がベター

部位から選んで揚げられた厚切り銘柄とんかつの真ん中はピンク色…っていうと、山科の熟成豚かわむらさんとか、西陣にある空蝉亭が思い浮かぶワケですが、まんまあのカテゴリーのとんかつになります

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低温調理系とんかつ…とでもいうのでしょうか?アタシも食べ歩きを趣味にするまでこんなジャンルのとんかつがあるなんて知りもしませんでした

お店は奥に広い作りになっており、テーブル席が6つ程…

基本的に調理時間が長くなるのでお客さんの回転率が悪く、空席があっても徐々に埋まっていく一方で席が開かないので、予約はしておいた方が硬いと思います⎛´・ω・`⎞

難しいオーダーシステム

これは他の熟成豚低温調理系のとんかつ屋さんにも言える事だしブログでも触れているのですが、注文方法が非常に難しいんですよね…

アタシのように食肉にある程度明るい人間ならいざ知らず…普通の人がロース、ヘレ、肩ロースって言われても良く解らないと思うし、そもそも目安になる量みたいなのが書いてないのが各店舗共通のアレだと思う⎛´・ω・`⎞

割と難しいメニュー

皆んな絶対、分かってて頼んで無いと思う

その点で言えば、空蝉亭さんが比較的シンプルで、豚の説明があったのが印象的

個人的に思うのは、お店側がオススメのメニューの組み方を男女別に紹介したり、ロース、ヘレ、肩ロースの違いや豚の産地の違いによる脂身の量とかで好みを紹介してくれたりすると凄くいいのに…って思う

例えばアタシは豚の脂がキライなんだけど、肉々しさが欲しいのでロースを食べたかったりする…

ここで知りたい情報は脂身が少ない銘柄豚である

恐らく聞けば教えてくれるんだろうけど、来店する殆ど全てのお客さんが良く分かって無い部分だと思うし、この辺りは外人さんとかも凄く多いので、そういうのが欲しいなぁ…って思ったりする…⎛´・ω・`⎞(実際、奥の外人さんがご飯にドレッシングかけてました…)

1000円の定食では無いので注文失敗とかで機会損失があると痛いのだ…

と、まぁつらつらと書いてますが、この日はせっかく来たらやっぱりロースもヘレも食べたいだろ!って事で、TOKYO-Xのロース200㌘と、京都産厳選銘柄豚の追加ヒレ80㌘をセットにしてオーダー

嫁は硬いのが嫌だというので、京都産厳選銘柄豚の特選ヒレ160㌘をオーダーしてみました

とんかつの中心が綺麗なピンク色

「低音でじっくりと揚げるので時間はかかりますよ」ってのは予め予約時点で情報として聞いていた事なので全然気になりませんでしたが、後に予定を入れて来るのはやめた方がいいかもしれません

感覚的にはオーダーしてから20〜25分くらい?でご飯と豚そぼろとお味噌汁が出てきました

とんかつの前に豚そぼろとご飯、豚汁が出てくる

やっぱり、ファーストバイト(噛む)はとんかつがいい…⎛´・ω・`⎞

そんな風に思いつつもちょっと興味が出てきたので、この豚そぼろを食べてみる…

エヂ

ぉぉ…なんか…なんかハムみたいな味がする!

凄く意外な味ですが悪くない感じ

で、少ししてからいよいよ待望のとんかつ登場!!

真ん中ピンク!!

専用の「とんかつを美味しく食べるお皿」に乗ってやってきたのは銘柄豚「TOKYO-X」のロース200㌘!

この厚み!このインパクトは食べる前から期待感が高まるッ!!

いきなり、ガブリ!と行きたいところではある…が、ある程度歳を重ねたちょいワルミドルエイジドワイズガイは、血圧の上昇を抑えるためにまずは野菜から…というルールに則って食事をするッ!!

野菜は手切りなのかな?程よく乱切り感があって美味しい…少しだけドレッシングをかけて先ずは野菜からやっつけてしまう…

と、ここでヒレ登場!

うぉぉぉッ!!真ん中ピンクッ!!

ビジュアルは完全にヒレの勝ちである

これは…ヤバい…:(;゙゚'ω゚'):

このとんかつは「豚ステーキ」である

先ずは提供された順番通り、ロースから頂いてみる…

キライな脂身が乗った端の方の肉から先にやっつける…イヤな事は先にやる主義です…

先ずは何も付けずに肉だけを口に放り込む…

や…柔らかい…この肉めちゃくちゃ柔らかい…(´;ω;`)

感動の柔らかさ…( ˘ω˘

肉の分厚さのせいで口の中はいっぱいなんだけど、肉の繊維が本当に柔らかくて本当に上質な牛肉を食べているのかの如く、口の中で噛む毎に肉の繊維が切れて、容易に飲み込めるサイズになっていく…

ロース端に付いた脂は多かったけどそんなの気にならないくらい肉が美味い

よし、ロースは解った…次はヘレである

因みに「ヒレ」と表記されるが実際現場では「ヘレ」と呼ばれる

「ロース」に関しても実際現場では「チャップ」と呼ばれていたりする

で、ヘレの方はいきなりワサビを乗っけて口に放り込んでみる…

感動の肉密度…( ˘ω˘

何これ…って感じの食感…

めちゃくちゃ肉密度が高くて、超肉々しいんだけど同時にめちゃくちゃ柔らかくて口の中で切れていく…

ロースよりヘレの方が肉の密度は高いので、喰いでがあるとも言える

ガッツリ行きたい!って人は実はヘレを沢山食べるのもありかも…この肉の塊は割と腹に来る…

ちょっとだけ気になったのは衣が結構、揚げ脂を吸っているのか、肉から脂が出て来るのか、少し時間を置くと衣がベッタリとしてくる点

もうちょっと衣を硬くする方法があればいいのに…⎛´・ω・`⎞

しかし、次々と色々な薬味を乗せてご飯と肉を喰らう…という作業は本当に夢中になれてしまう

凄く頷きながら食べてしまう程に説得力のある「肉ッ!」って感じである

とんかつ…というよりは豚ステーキみたいな感覚すら覚えてしまう、強烈な肉の繊維感を贅沢に味わう事が出来ました

最後は豚汁を飲んで…と思ったら、この豚汁の具材の豚肉がとんかつの端材だったりして、これまためちゃくちゃ美味しい…( ˘ω˘

更に最後、デザートまで付いてました

最高かよ…( ˘ω˘

参考までにお会計

今回も2人分のお会計になります

  • TOKYO-X ロース 200㌘ ¥2900円
  • 京都産厳選銘柄 追加ヒレ 80㌘ ¥900
  • 京都産厳選銘柄豚 特選ヒレ 160㌘ ¥2200円
  • 合計 ¥6000円

アタシも嫁もそこまで大食いというワケでも無く、どちらかというとそれ程量は食べない方だと思いますが、ちょうど良い量でした

成人男子ならロース200㌘に追加ヘレ80㌘で丁度いい満足感だと思います


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