東山七条と言えば、三十三間堂や京都国立博物館等が立ち並ぶ由緒正しき場所でありながら、地元民程縁が無い場所なのでは無かろうか?と思うエヂです⎛´・ω・`⎞
この辺りは京都駅からほど近くて、アタシもジョギングで良く利用するんだけど…用事でも無いと普段この辺をブラブラ歩いたりする事って無かったりして…まぁ観光地なんてそんなもんなのでしょうが、このエリアにガラス貼りの素敵なイタリアンレストラン「IL PAPPALARDO」さんがあるんです
アクセス
最寄駅は京阪電車の「七条駅」
3番出口から地上に出て、七条通りを鴨川を背にして山の方(東)に歩いて行きます
この辺りは有名な観光地として京都国立博物館、三十三間堂、養源院や妙法院等があり、高級ホテルハイアットリージェンシー京都なんかもあったりするので観光と絡めてもいいかも知れません
七条通りの突き当たり、東山通りの左側(北)に曲がり、最初の通りである女坂を数メートル登ると「IL PAPPALARDO」さんが見えてきます
目に付く建物なので女坂に入った瞬間認識出来ると思います
因みに車で行く場合、この辺りには100円パークが沢山ありますが、東山通りは交通量も多く、東山通沿いの駐車場は狭くて小さい場所が多いので、少し歩く気で七条通りとかで駐車場を探した方が不要なリスクを負わなくていいかも知れません
ランチ、ディナー共に予約がベター
近隣に住んでいるのならいざ知らず、場所的に行きやすいお店では無いので絶対にランチ、ディナー共に予約してから訪問するべき
ネット予約は「IL PAPPALARDO」さんの公式HPでは無く、外部サイトである「ヒトサラ」でネット予約する事が出来ます
お店はガラス張りになっていて開放感は抜群‼︎
お店前の女坂は生活道路であり、車がバンバン通る道でも無いし、窓からは妙法院が見えたりして最高のロケーションであると言えます
カウンター席、テーブル席共に多数…と、かなり広々とした店内にオープンキッチンになっていて、空間的にかなり広く感じる開放感溢れる作りになっているのが印象的
テーブル席一番奥のガラスの向こうにはピザ窯でピザが入れられて、焼かれて、取り出され、提供される様子がライブで見られるようになっている
そういえばお店の前にも「Trattoria」と「Pizzeria」が併記されています
因みに「Trattoria」はイタリアで気取らず食べられるレストラン、「Pizzeria」は気取らず食べられるピザレストランという認識です
しかし、かなり本格的なピザ窯ですねぇ…薪とかも大量に保管されていそうな…建物の面積的に構造が気になるところ…
ランチはアラカルト
先にも触れましたが、特別お得なランチメニューがある訳では無いので、アラカルトで組み立てます
メニューは「本日のおすすめ」から、「アンティパスト」、「ピッツァ」、「プリモピアット(パスタ、リゾット等)」、「ドルチェ(デザート)」と選べるようになっていますが、アンティパスト、ピッツァ、プリモがかなり色々なメニューが選べるようになっており、目映してしまってメニューを選ぶのに時間が掛かってしまいました
パスタ、ピッツァ共に選べる種類が多いので、イタリアン大好きな人は大喜び出来ると思います
今回は店員さんに相談してメニューを選んでみました
前菜盛り合わせ(おまかせ5種)
この前菜盛り合わせは3種と5種と選べるようになっていたのですが、せっかくなので5種盛りを2人でシェアする事にしました
これは殆どのテーブルでオーダーされていたような気がしますが、人数分お願いするよりも2人で1つお願いして分けるのがちょうど良い気がする…
肉に魚にお野菜に…と、凄く豪華なこの味の数々を一度に味わえるという贅沢な…まるでお節料理のような内容で、どれもこれも凄く美味しい( ˘ω˘
もう最初から凄く盛り上がってしまって、これから出てくる料理に期待を膨らませてしまいます
フジッリ アラビアータ
パスタに関してはもう散々迷いましたが、この日の気分で選んだのは「フジッリ アラビアータ」
「自家製ポルペッティーニ(イタリア風ミートボール)と賀茂茄子」という組み合わせですが、ミートボールとパスタと言えば「ルパン三世カリオストロの城」のミートボールパスタは男のロマン…
しかしながら、実はイタリアではミートボールパスタは存在しない…という噂も聞いた事があったりするという幻の一品
ソースは「怒りん坊のパスタ」と呼ばれる辛いアラビアータにショートパスタ「フジッリ」の組み合わせ…という語れる一皿
一口食べてみてミートボールに入れられたディルだかバジルだかの香草の風味を感じつつ、しっかりとした辛さと絡み合うチーズ…という、もうトマトパスタというそもそもの黄金の方程式に絡み合う多くの要素がこのパスタの旨さを作り上げている…( ˘ω˘
個人的にはこういう本格的なお店に来た時には、スパゲッティよりもショートパスタを推したかったりして…
そのワケは、やっぱり本格的なお店しか美味しいショートパスタの取り扱いというのが無いから…ってのは自論なんですけどね…
スパゲッティ カルボナーラ
そして嫁が選んだのが、日本人も大好きなローマの名物パスタであり、「炭焼き風」と呼ばれるスパゲッティカルボナーラ
「自家製パンチェッタと丹波カンナンファームさんのやまぶき卵」とありますが、生ハムやパンチェッタ、グアンチャーレ等のハム類はイタリアで発生した「アフリカ豚熱」による影響で2022年5月から未だに輸入禁止となっているのですが「IL PAPPALARDO」さんは自家製パンチェッタです‼︎
ちょっと食べさせて貰ったのですが、凄く濃厚ながらブラックペッパーの風味と、チーズと卵以外にもベースのしっかりとしたブロードを使われていると思うんだけど、とにかく味がしっかりとして流石…と思わざるを得ない凄く美味しいカルボナーラ
こんなの食べちゃうともう自宅で作るのが嫌になる…_(┐「ε:)_
ピッツァ ビアンカ
で、ここまで食べてみて…もうお腹的には大満足だったんだけど、あのピザ窯を見て何も食べずに帰るなんて事は出来ず…
ピッツァ ビアンカ(モッツァレラチーズ、パルミジャーノチーズ)というチーズピザをオーダー
因みにビアンカ(Bianca)とはイタリア語で白を意味する言葉であり、このピッツァのチーズの白い様からついた名称なんだと思う…
「思う」というのが、アタシ自身イタリアでピザを食べる事が殆ど無いので知らないからなんだけど、それでもこのピッツァが最高に美味しいのは一口食べてみて直ぐに解る( ˘ω˘
「お腹いっぱいなのに入っちゃう」のだ
これはもう美味しいから…っていうのが間違いないのに加えて、見た目の割に「軽い」というのもあると思う
ピザ釜から出てきたばかりのこのピザの上に乗せられたパルミジャーノとモッツァレラが伸びる様子はそれだけでもう十分食欲をそそる…
バニラジェラート
前菜とパスタを食べてお腹いっぱいのところに更にピザまで食べて、もうこれ以上何も食べられない筈なのに更にドルチェ(デザート)を食べてしまう…_(:3 」∠)_
ぃゃ…まぁ食べられるんだから良いじゃない…とか思いつつ…スプーンを入れてみる…
旨すぎる…( ˘ω˘
夜はこのジェラートをベースにしたアフォガートとか出てくるんだろうか…と、既に次回来る事を考えてしまった…
参考までにお会計(2人分)
どの料理も本当に美味しくて正直、完全に持って行かれた感…つまり想像以上だったワケなんだけど、失敗したなぁ…と思うのはアタシ達のような少食の人間にはちょっと量が多すぎたか…という点
- アンティパスト5種盛り ¥2000円
- スパゲッティーカルボナーラ ¥2000円
- フジッリ アラビアータ ¥1800円
- ピッツァ ビアンカ ¥1700円(小さめサイズ)
- ドルチェ2個 ¥1200円
- 合計 ¥9570円(税込)
次回、行く時にはアンティパスト5種盛りを2人でシェア、パスタ1つを2人でシェアして、ピザの普通サイズを2人でシェアからのドルチェ…又はアンティパスト5種盛りを2人でシェア、パスタをそれぞれお願いしてからのドルチェ、又はアンティパスト5種盛り、パスタシェアからのメインシェアからのドルチェ…の何かで行ってみたい
凄く美味しかったので今度は夜行ってみたいな…( ˘ω˘