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機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島【昔、付き合っていた人に似てるけど違う…嫌なら見ないだけでいい外伝】

2022年6月3日に公開された映画「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」

当時、アタシも観に行こうかどうか散々悩んで挙句、観に行くのをやめたのは、PVを見て「ちょっと知っているのと違うカイ・シデンがそこにいたから…」というのが大きな理由だったりするエヂです⎛´・ω・`⎞

因みにアタシは自称ガンダムファンであり、ファーストも好きだけど、実は一番好きなのはゼータガンダムだったりする

ガンダムファンには熱狂的な人が多く、それが「ややこしそう」と嫌厭される原因の1つなんだけど…多分、それぞれがアムロ…なんでこれが分からん!って考えでいるんだと思うんだけど、Z派ってどれくらいいるんだろう…⎛´・ω・`⎞

引用:機動戦士ガンダムククルス・ドアンの島公式サイト https://g-doan.net

見覚えがあるけどなんか違う世界

見始めて感じるのは、あの一年戦争でお馴染みの面々…戦艦等が超美麗な絵で蘇っているという事実を実際に見る事で感じる驚き…

ぃゃ…知ってましたよ

知ってましたけど、直に見るとやっぱり驚いちゃう

でもね…同時に見始めて早々に、何か…違うな…って感じもする…何か違和感を感じるのだ

良く喋るし、何かわざとらしいくらい不器用感丸出しのブライトさん

引用:機動戦士ガンダムククルス・ドアンの島公式サイト https://g-doan.net

お調子者だったけど、好戦的では無かったカイ・シデン…アタシが知っている一年戦争時のカイは、臆病で時に少しズルい男でもあり、舌舐めずりなんて絶対しないのだ…

それっぽく、如何にもな感じのスレッガーさん

喋り方のねっとり感が増したアムロは「ん」の音が強く、なんだか顔と若さが合って無い感じがする…青年のビジュアルなんだけど「ン大丈夫ですよ…ンセイラさん…」みたいな…

なんか不器用さが、お調子者感が、適当感が、幼さが、誇張され過ぎている気がするのだ…

敵側からドラマを感じない

何がこの違いを感じさせるのだろう…と、違和感の出所を探してみる…

違和感を感じるのは、妙にコミカルな場面が多く、一年戦争時の…なんか救われない感が妙にマイルドに…と、言うよりシリアス感が無くなってしまっている点かもしれない…

ドアンが出てきてからも子供達の不憫さとか、苦労なんかは全然見えず…

なんかいい部分(上辺だけ)を見ている気がする…

ゴップとかマ・クベは良かったんだけど…

ガンダムが出てきてからは戦隊のヒーローロボを見ているかの如く…なんか凄く小気味よいのだが、安い勧善懲悪モノのような…

そうか…

引用:機動戦士ガンダムククルス・ドアンの島公式サイト https://g-doan.net

この映画には敵からストーリーを感じないのだ…

それは例えばガンダムUCのジオン残党軍のロニ・ガーベイとかヨンム・カークスのような殆ど語られなくても背負っている何か…みたいなのが見えない…

だからアムロやドアンが正義側で、サザンクロス側が悪…という単純な図式に見えてしまうのかもしれない

最後、ガンダムがビームサーベルを抜いた時に、戦隊物(ゴレンジャーとかマジレンジャーみたいなやつ)のラストで「レーザーブレード!!」とか、そんなんあるなら最初から出せよ…みたいな感じを覚えたのもそのせいなんだろうか…

後、BGMなんかも凄く力が抜けており…古くはドラマ「太陽にほえろ」なんかでも多様された、「主題歌をゆっくり流すと、何か悲しそうに聞こえる技」みたいなのが使われていたのもちょっと…

最近、特にジョギング時にガンダムUCのサントラとか聞く機会があるから、特に感じるのかもしれない…

でも、需要はあると思う

ガンダム好きは細かいドラマの隅っこまで見たい!と思うものであり、それは「IF」のストーリーだけでも商売が出来てしまう程である

テレビシリーズのみで、それもたった1話だけのエピソードである「ククルス・ドアンの島」というドラマを深堀りして、実はこんなことがあったんですよ…っていうのはちゃんと需要はあると思うし、アタシのように悪い部分ばかりを探し出す人ばかりでは無いと思う

ファンそれぞれが強い思いを持っているので、それぞれのガンダムがあるのが「ガンダム」( ˘ω˘

それが例え、自分の思う「ガンダム」と違うからと言って、文句ばかり言っても仕方ないのかもしれない…

でも、シャアは出てこなくても良かったんじゃないかな…って思う(まだ言うか)

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ファースト好きは見てみる価値ありますぜ!!


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