前回、スクリーンプレイとの出会いを書いたワケですが、実際あの頃…スクリーンプレイを手に入れてからが私の本当の意味での英会話習得への道がスタートした瞬間だったと、今はハッキリとそう思えるエヂです。⎛´・ω・`⎞
所謂、「勉強」はやらなかった
かといってずっとスクリーンプレイを見ながら勉強する…というワケでは無く…。
勉強と言えば、例えばスクリーンプレイの最初の章だけ…最初の章の英会話だけをずーっと紙に書き写す…みたいな事はやりました。“〆(゚_゚*)
基本的に机に向かって勉強をする…ってのが苦手なんです。
人によっては「紙に書いてる時間がもう無駄なんです。」とか言う人が居るというのを聞いた事があるが、私は英語をただ「読む」より「人に向かって発言する」か、ブツブツ呟きながら「書き写す」とかした方が頭に入ってくるタイプなのかもしれません。
そして書き写しは、1人で暇を持て余していた香港の夜にピッタリだったのだ…。( ˘ω˘
後は帰国してからもうただ只管、バック・トゥ・ザ・フューチャーを観た。
それが一番の勉強法だったし、書き写した言葉が映画でそのまま出てくるのはちょっと英語が解った気がしてモチベーションが上がった!
当時は子供も小さかったので車で移動する機会が多く、車にDVDデッキを付けてバックトゥザフューチャーをただ只管リピートしまくる…ってやつをやっていたのですが、今考えるとめちゃくちゃ効果的だったと思う。
見るのはいつも最初からドクの実験が始まるパートくらいまで…。そこでスクリーンプレイの章が終わるので、とにかくそこだけを只管繰り返してました。
gonnaの存在を知る
この頃…実は口語英語には短縮形があり、それはgonna、wanna、gottaとかそういうやつなのだが、そういうものがあるのだ…という事を生れて初めて知る。
- gonna : going to
- wanna : want to
- gotta : have to / got to
かっこええやん!英語喋れるみたいや!
I'm gonna..., I'm gonna find out!!
因みにこれが多くの日本人がハマるゴナゴナ病である事は後に知る事になる…。
エヂは「in that case」を覚えた
バック・トゥ・ザ・フューチャーの中には何度も繰り返し出てくる印象的な単語やパターンがあるのだが、これもその1つで当時の私には非常に理解が簡単なのに使いやすかった。
「in that case」=それならば/その場合
このワードはバック・トゥ・ザ・フーチャーⅠ、Ⅱ、Ⅲに何度も登場するワードであり、実生活でも非常に使う。
そしてやっぱりこういう使い回しが妙に聞くワードみたいなのから先に覚えていくものなのだ。
少しずつ成果が出始めた!
勉強方法の確立が出来、迷いが無くなった私はこれ以後、新しい本を買う事は無くなった。
そして、ただ只管、バック・トゥ・ザ・フューチャーを観続ける…という事をずっとやった…。そうずーっと…。( ˘ω˘
ビデオの題材を変えようかと思わなかった事が一度も無かったと言えば嘘になるが、一度バック・トゥ・ザ・フューチャーに飽きた頃に、知らない映画のDVDを入れてみたらもう英語が全然解らなくてやっぱりバック・トゥ・ザ・フューチャーに戻した事があった。
今考えるとアメリカ映画を英語字幕にして英語音声で観る勉強法というのはある程度英語スキルのベースがある人向けのやり方だと思うのだ。ただ、私の場合、バック・トゥ・ザ・フューチャーをはじめとする洋画が好きだった…というベースがあった事に加えて、スクリーンプレイを購入して、英語台詞の書き写し等をやっていた…というのは非常に大きかった。
そして時は過ぎ…季節は移ろい…私は相も変わらず香港出張に来ていた。
ある日、同僚の奥さんに久しぶりに会う機会があったのだが、そこで同僚の奥さんが私を見て驚いて言った。
前まで全く英語喋れなかったのにどうやって喋れるようになったの!?
ちょっとビックリなんだけど!あなた天才だったの?
無論、この頃の私に説明する程の英語力は無かったが…。
Really? I…I bought a book…uh…
ok! Thank you! Thank you!
でも何だか嬉しかった。( ˘ω˘
こういうのは凄くモチベが上がるものであり、そしてこれこそが「コイツは喋れないから言っても無駄」みたいなのが少し覆った瞬間だったのである。
つづく
さて。
今夜はウィークリールーティーンの英会話2時間でした。
日本人講師の文法1時間とネイティブとのフリートーク1時間…。
もう、あっ…という間に時間が過ぎる。
しかし気がつくと、今の英会話教室も知り合いばかりになって毎週和気藹々と学習出来ていたりします。
少し前は「友達作りに来てるワケじゃないし…。」みたいな感じだったアタシ…。⎛´・ω・`⎞
他人の人生に興味を持ったことは無い。
他人の人生に介入すれば自分を守れなくなる。
ネイキッド蛇
今は色々な人の話を聞いたりしながら勉強してます。
そして今夜もこのポンコツヘッドからは期待しているような成果をあげる事も無く…。
ミリの成長なんだと信じつつ、最近また初心に戻ってバック・トゥ・ザ・フューチャーを聞き流していたりします…。