私の英語学習の歴史というのは今にして思えばとにかく遠回りで、実は割と最近まで文法を無視しながらフワッ…と習得しようとしていたんだよなぁ…って事を思うエヂです。⎛´・ω・`⎞
元々英語の文化は大好きで、特に洋画世代なので洋画は本当に見まくっていたんですよ。丁度、世の中にレンタルビデオなるシステムが出来た頃はもう新旧色々な映画を観ました。
そしてそれらはほぼ全てアメリカ映画だったんです。
日本映画はしょーもないから観ぃひんねん!
という間違った偏見を公然と口にしていたものです。
因みにこの時点では英語に対する興味こそあれど本人の喋る気はゼロ。
変な英語が一杯書かれたTシャツを着て、居酒屋で隣の席に座った外人さんに思いきり笑われたのはいい想い出…。
因みにそのTシャツに何が書かれていたのかは知らん。
初めての海外体験「香港」がやばかった
社会人になってから何故か英語が喋れないのにも関わらず海外出張に連れて行かれるようになり、初めて行った海外「香港」で衝撃を受ける…。
やばい…皆、英語喋ってくる…何言ってるか全然解らん…。
あうあうあう…えっと…アイアイ…アイキャントスピークイングリッシュ...ソーリィー....
今考えると香港の人達の話す英語はそれ程難しいものでは無く、いきなりアメリカに行くよりは優しい入り口だったと思う。
しかしあの当時の私にはもう周りが英語ベラベラにしか見えなかった。特にカオルーンホテルのフロントとか何言ってるか全然解らなかったし、その当時の上司が英語らしきものを話しているのを聞いて驚愕した。
やば…。この人英語ベラベラやん…!(実際はそうでも無い)
「喋れない」という事を凄く罪に感じ、帰国してから猛勉強…と言っても、「オレ、カラテやってんねん!通信教育やけどな!」みたいな世界での猛勉強であり、本屋さんに行って「1週間で身につく英語」とか、「中学英語でベラベラ」とか、そんな本を買う…というだけの行為で、勉強した感に包まれ、英語への危機感みたいなのが持続したのはせいぜい帰国から1週間程だった。
喉元過ぎれば何とやら…香港から帰国して10日もすればもう楽しくて仕方ない遊びやゲームとかそっちの事で頭は一杯。英語なんて直ぐにどうでも良くなった。_(┐「ε:)_
しかしながら当時はそこそこの頻度でまた海外出張がやってくるのだ…。それも急に。
何で英語も喋れないのに…って思うだろうが、所謂バブルとはそういう時代なのだ。でも、誰にでもチャンスと気付きが回って来るって、ある意味凄くフェアな時代だと思う。思えばあの時期日本の国力は凄かったもんね…。
エヂは「ソーリィ!アイキャントスピークイングリッシュ!」をおぼえた!
この時期、割と凄い頻度でやってくる香港出張がもうイヤでイヤで堪らなかったが、出張が近づくと購入した「1週間で身につく英語」と「とっさの英語フレーズ集」みたいな本を持って香港に飛んだ。
私に選択肢など無い。
大体、そもそも何のために行ってるのすら良く解らないのだが、1回海外に行くと土日を挟んで2週間程は帰る事が出来なかった…。
土日は銅鑼湾(コーズウェイベイ)にある崇高(そごう)にある日本人向け本屋さんに行き、日本の小説を買い漁るのが日課…。
とにかく日本との繋がりを求めた。
英語が喋れない私が香港で縋ったのは私が日本人である…という事実の確認だった。
今と違って、インターネットなんて無いし、携帯電話だって無いし、あるのは自分の身体だけ…。
漫画は直ぐに読み終えちゃう割に嵩張るので小説がベストという事を知る。
後にも先にも人生であんなに小説を読んだ時期は無かったと思う。本屋さんで小説を選んだら崇高のデパ地下でバドワイザー(日本のビールじゃないw)を購入してホテルで小説を読む…という女子力の高い休日を過ごした。
因みに小説はフィクションのサスペンス物を好んで読んでいた気がする。
そしてこの時期私の英語レベルが1上がり、「ソーリィ!アイキャーントスピークイングリッシュ!」だけは直ぐに口から出るようになった。
喋れない人にとって香港というのは落ち着く場所でも何でも無く、今のように観光地に行ったり、美味しいレストランを探したりする余裕なんてものは微塵も無く、セブンイレブンで味見道(日清のカップヌードル)の色々な味を楽しみながらサンミゲル(香港のビール)を飲みつつ、ただ帰国の日を指折り数えた。
無論嫌な記憶ばかりでも無いし、ずーっと1人だったワケでも無い。少し前に話題になった珍宝王国(ジャンボキングダム)とかにも連れて行って貰ったし、バブリーだったのもあり夜は結構どんちゃん騒ぎが多かった。
つづく
昨夜に続いて今夜も英会話教室になります。
因みに今夜はネイティブ講師の録音音声を聞いて日本語に直すヒアリングの授業と、ネイティブ講師とのフリートーク。
何か今日はダメダメでしたねぇ…。
一体どうすればいいのだろうか…。⎛´・ω・`⎞
ちょっとスランプ気味でもありますが、なりたい自分と現実の自分との乖離が激しすぎる。
求め過ぎるのもアレなのかなぁ…と思いつつも、この程度の努力ではこんなもんだろうwと思える自分もやっぱりいるので、もっと頑張ろうと思います。
どの瞬間も英語のことをもっと考えるしかないよな…取り敢えず…。