英会話

【英会話】英会話コーチング教室終了

少し前に昨年12月末より3ヶ月かけて通ったコーチング方式の英会話教室が終わり、多少の自分の変化と、これから広がる新たな勉強に非常にポジティブな気分のエヂです⎛´・ω・`⎞

因みにコーチング方式の英会話教室とは、マンツーマンスタイルの伴走型教育を売りにしている英会話教室であり、コーチがアタシに合わせてカリキュラムを作ってくれる…ってやつです

3ヶ月…結構大変でした…_(┐「ε:)_

結局、総額で50万円程掛かってしまったので気楽に…というワケには行かないのですが、真剣に英語学習に悩んで壁を超えたい…という思いが自分の中でずーっと燻っており、自己嫌悪に陥ったりもしていた昨年末に、割引価格が適用されていたのを機に思い切って受講してみた次第です

そんなワケで、この記事は英会話コーチングに興味がある…やってみたいんだけどどうなん…?という人向けの記事となります

勉強のやり方が解らない人向け

アタシの場合、自宅での英語学習はせず、ただただグループレッスンの英会話教室に通いながら、毎日同じ映画を字幕で観たり…そんな程度の感じで「勉強した気」になっていたワケですが、「こんなに勉強しているのに何で伸びないんだ?」という思いが凄くあって、コーチングの門を叩いたワケです

実際はそんなに勉強して無いのに、している気になっているので始末が悪いんですけど、コーチング型教室は教室で勉強をする…と言うよりも自宅学習の癖付け…というのがメインだったので、結論から言うとアタシの場合は根本治療になりました

教室で次回の授業までにやるための課題の確認をして、トレーナーに助走を付けてもらったら自宅学習して、次の授業までにその課題を出来るようにする…という事の繰り返し

次の授業で課題が出来るようになっているかをチェックしてまた別の課題…途中で理解出来ていないポイントを見つけたら、そこを集中的に教えてくれる…という内容

毎回、授業開始前にテストがある他、自宅で学習した内容、時間をSNSで報告しなければならないシステムになっているので、必然的に空き時間を見つけて課題に取り組まないと行けなくなる…という、まぁ中々厳しくハードな内容でした_(┐「ε:)_

正直、最中にいる間は「また英語か…」って感じの日もありましが、行けば行ったで何とかなるんです

どちらかと言うと「また英語か…」と言うよりも「またテストか…」だったような気もします

まぁでも、何れにせよ結果として「勉強をするという習慣が身につく」事は疑いようが無いと思う

最終的にはこの3か月で、少し早く起きて早く職場に行って勉強する…という習慣がつきました

仕事が始まる前に勉強ってのが無駄が無くていいな…って思った結果なんですけど、思った通り朝の勉強は非常に捗りました

後は自宅に帰ってから勉強…という朝晩のルーティーンが出来上がりましたし、歩いている時や電車待ちなんかにも単語を憶えたりするクセがつきました

効率的な発音、リスニング訓練

コーチング教室の目標は「数値で感じる英会話の上達」…なので、教材はTOEIC対策のものを使用

TOEIC高得点を狙うのが目標なので、リーディングとリスニングに力を入れた内容になりますが、「発音出来ない音は聴こえない」という理屈からまずは音声変換からみっちりと習う事になります

即ち、音の繋がりや弱系音等のルールを徹底的にやる事から始まります

チャンクリーディング

チャンクリーディングとは英語の文章を日本語に直す訓練ですが、文全体で直すのでは無く英文を1つの意味の塊事に前から前から直していく練習になります

I’ve been sitting there for the last half hour trying to come up with a story

私はずっとそこに座っていました、この30分、思いつこうとしていました、物語を

みたいな

これをずーっとやり続ける事で英語を前から前から訳せるようになる事で、「戻り読み」みたいなのを減らして速読が出来るようになるようです

つまりこれもテスト時間が決まっているTOEIC対策になりますが、アタシの場合、前から英語を訳す…という作業は、これまでも割と自然にやっていたようです

因みに昨今の日本の高校以上の英会話では上記のようなチャンクリーディング方式が取られている学校も多いようで、英語は前から訳していく…っていうスタイルは知らない間にスタンダードになりつつあるようです

シャドーイング

しっかりとチャンクリーディングが出来たら、文の中の全ての単語の意味、文法が理解出来たという事なので、今度はシャドーイングに入ります

シャドーイングとは録音された英語音声を聴きながら、音声のすぐ後に口に出して発生する訓練の事を言います

目を瞑ってヒアリングに集中しないと発声が出来なかったり、音を拾えなかったりするので、とにかくしっかりと聴く訓練として最適な他、必然的に発音が綺麗になります

それは正しい発音をしないとネイティブのスピードに置いていかれるからであり…例えば「will」を「ウィル」とか言っている間に置いていかれる

弱音の「will」とかはもう「ウ」としか発声しないし、「for」なんかももう「フォ」だったりする

後、アメリカ英語の場合は「ラ行化」と呼ばれるクセを意識する必要があるんだけど、アタシの場合イギリス英語が結構根付いているらしく、「T」をしっかり発音するクセだけはもう治らなかった…⎛´・ω・`⎞

これは普段イギリスのネイティブとばかり喋っているからだと考えられるんだけど、別に悪い事では無いらしい

シャドーイング教材を貰ったら今度はシャドーイングが出来るようになるまで音についてスクリプトを見ながら発声する「オーバーラッピング」と呼ばれる作業を…

で、ある程度オーバーラッピングをやればシャドーイングが出来るようになります

文字にすると簡単なんだけど最初はシャドーイングするのもままならない感じで、まぁまぁ絶望した時もありました_(┐「ε:)_

聞こえないのは単語を知らないから

英文を聞き取れない理由の大きなウエイトを占めている部分が「単語を知らないから」という事らしく、単語は毎日50〜60個のペースで憶えるよう指示されます

3日に1回くらいのペースで英会話教室に行っていたので3日に1回180個程の単語の中から無作為に何十個かの単語を取り出してテスト…ってのがルーティーンなので手は抜けない…_(┐「ε:)_

テストで8割出来たら合格で次の単語群へ、不合格ならまた同じ180個を憶え直す…みたいな

ただ漠然と憶えろ!と言われてもそんなの無理なんですけど…半分…とは言わないけど知ってる単語も多いですからね⎛´・ω・`⎞

結局、3ヶ月で2240個程の単語と出会いました

そしてこの単語を憶える…という効果はかなり大きい…という事を強く実感…

掛け持ちでもう1つ別の英会話教室にも通っていますが、そちらの授業や、これまで観ていた映画なんかでも今まで聴こえなかった単語が聴こえてくるようになったのはハッ…!:(;゙゚'ω゚'):とする変化でした

長文読解

2ヶ月間音声変化とチャンクリーディングをやりながらヒアリングと単語をみっちりとやったら、2ヶ月目からヒアリングが長文読解のカリキュラムに切り替わり、今度は「読む」力を付けていく事になります

書き言葉と喋り言葉は英語も日本語も同じで、書き言葉というのはやはり何処か堅苦しい表現が多いんですけど、コーチングではそういう表現を多く習います

会話では使わない表現ばかりだけど、オフィシャルな文章の読み解き能力の向上には期待出来そう…

まぁ、最近だとChatGPTとかDEEPL翻訳とかもあるので書き言葉は直ぐに直せちゃうんだけど、やっぱり自分の能力として備わっていた方がいいに決まってますからね

ここでも言葉を分解して前から前から訳して行くチャンクリーディングの訓練による能力向上…みたいなのは実感出来ました

アウトプットは無い

3ヶ月通って明確なレベルアップも感じましたし、何より勉強のやり方を教わったのと、学習習慣みたいなのが付いたのは大きいな…と思います

これまでは家では絶対勉強しない!って感じでしたが、家でも勉強するようになりましたからね

一方でインプットに関しては凄いんだけど、アウトプットに関してはからっきしだったりします

これはやっぱり目標が「TOEICで高得点取得」と特化されているからであり、会話訓練(アウトプット)は範囲外なんですね

そんなのもあり、もう1つの英会話教室で行っていたネイティブの授業で情報過多によるアウトプットの失速…みたいなのを感じたりもしました

読み言葉の難しい表現ばかりを頭に入れていたので、実際の会話表現の時に口をついて出なくなる…例えばgetを使えばいい場面でgainが頭にチラついたり…そういう事です

英会話コーチングが向いている人

これはもう目的がそれなので当然ですが、TOEICの点数を上げて昇進したい!とか、転職に有利にしたい!とかそういう目的の場合が1番だと思います

次点で自分で勉強出来ない人で、英会話教室に通っているにも関わらず自分が思うような効果が出せない人

短期間で抜本的な英語能力の向上を迫られている人

になります

逆にご自身で本を読み、ご自身で勉強する習慣がある人はコーチングによる能力向上効果というのは期待薄…かもしれません

再びまっさらになった今後

今後の英語学習に関してはもうワクワクでしかありません

この3ヶ月がんじがらめにされていたカリキュラムから開放されてようやくやりたい勉強を始める事が出来る…ってのは単純に嬉しいですね

取り敢えず映画を題材にしたシャドーイングとか出来ないものか…とか考えていたのですが、結局は今もTOEIC教材で勉強を続けています

本当は映画を題材にしてやりたかったんですけど、綺麗な音声録音が無いのと、意外と長い会話表現が少なかったりして教材探しに時間がかかりそうに思えたのがその理由ですかね…

アタシの場合、今回のコーチングでの学習を通して、英会話学習の階段を何段か登れたと思います

とは言えまだまだ先は長い…

単語とか早起きしての勉強習慣みたいなのは今後も続けて行こうと思っていますし、またまた基本に立ち返る必要を感じたりもして、結局基礎抜きにしてはどうにもならないのだ…という事だけはもう明らかです⎛´・ω・`⎞


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