世の中にある写真という写真は基本的には加工されているものであり、極力加工しなくても済むように露出を決めて白飛びを防いだり、グリッドに沿って写真を撮るようにはしてるけど、それでもやっぱり最後に加工有りき…という考え方は変わらないエヂです⎛´・ω・`⎞
何を素人が偉そうに…と思われるかもですが、どうやったら綺麗に見えるだろう…と考えてないといつまで経っても成長しなかったりするし、実際に自分の昔撮った写真とか見てるとこんなに白飛びさせて…とか、真っ直ぐ撮れよ…とか感じる事が多かったりする…というのは一応成長している証なのかな…?と…
アタシの場合はブログになりますが、SNSやなんかでも画像加工は使えると思っていて…今回は「現時点でアタシがどうやって画像加工しているのか」という点について記事にしてみました
真っ直ぐ撮る
これはもう読んで字の如くですが、ブログに掲載する写真は極力真っ直ぐ撮るように意識しています
でも絶対に真っ直ぐは撮れないので、後で加工で補う…というのが前提
真っ直ぐなんて、特に口角レンズとか使う場合、三脚置いてじっくり撮らないと中々難しいですからね
上の加工前、加工後は斜めになっているのを真っ直ぐにして、建物の歪みを補正…更に提灯の色を明るくして建物の影を薄くしています
これは最も派手に加工した例であり、ここまでしなくていいように写真を撮る時点で慎重にやれるば良いだけ…_(┐「ε:)_
最近のスマホには口角レンズが標準搭載されており、お店の全景や複数の対象物を1枚の絵に収める時に非常に重宝します
しかしながら口角レンズで撮影するとどうしても歪みが出てしまうので撮影後にこの歪みを調整します
で、この時にお直しが少なくなるように実際の撮影時にグリッド(基準線)を出して高さを合わせて歪みを減らすようにして撮影しています
実際にカメラに入らない側の部分なんかに壁とかが入るようにして歪みを見ながら撮ると後の加工が少なくて済むので結果として楽になります
で、編集にはAdobeのPhotoshopを使っていますが、歪み調整くらいなら無料のフリーソフトでも出来ると思います
昔、カメラ教室に通っていた時に言われたのは「真っ直ぐ撮るならとにかく真っ直ぐに、歪ませるならしっかり角度を付ける…!中途半端がイチバンダメ!」と言われたのを思い出します( ˘ω˘
遠くから口角で撮る…標準レンズで撮る…マクロレンズで接写する場合でもとにかく角度は気にしています
昼間は暗めに撮る
「白飛び」とは明る過ぎる部分が真っ白になってしまう事を言い、俗に「露出オーバー」と言いますが、SNSとか見てても加工し過ぎて白飛びした写真を良く見ます
普通にスマホで撮影しているだけならスマホ側が上手く調整してくれるので白飛びする事は無いと思っていて、白飛びするのは以下だと思っています
- スマホをマニュアルで撮影して「露出」を触る
- デジカメや一眼を使用して露出を上げ(解放)過ぎる
- 撮影後の画像加工で「明るさ」を触り過ぎる
ボケさせようとすればする程に露出は上がるので白飛びしやすくなります
つまり野外の日中にボケ写真を撮ろうとすればする程に白飛びは発生しやすくなる…という事になり、これは静止画より動画の方がより顕著に出ます
後、室内でも白いお皿の上に乗ったデザートを昼間の光で撮影する場合やなんかは白いお皿や食べ物に光が当たって照り返す部分とかが白飛びしがち…
これを抑えるのに加工ありきで考えるなら露出アンダー気味に暗く撮ればいい…と言う事になり、特に太陽が当たる場所とかは比較的暗くなるように撮影してます
但しボカしたい場合はどうしても露出オーバー気味になってしまうのでそこはシャッタースピードと相談しながら撮影するようにしつつ、最後はNDフィルターというレンズのサングラスを付ければ全部解決したりします
アタシも一応、マクロレンズ用にNDフィルターを2枚と可変式NDフィルターを1枚持っていますが、動画撮影の時くらいにしか使いませんし、最近動画撮影はGO PROを使っているので埃を被っている状態
因みにスマホ用のNDフィルターもちゃんとあります
スマホなんかは特に昼間に静止画より動画を撮る場合に効果を発揮してくれると思います
このNDフィルターを活用して白飛びする場面でも白飛びしないボケる映像とかを撮ってみると「露出」「シャッタースピード」「ISO」というカメラ初心者の時に一番良く解らない部分が理屈じゃ無く理解出来たりすると思います
でも、白飛びしても後で加工したら直せるやん?
実は白飛びは治せる幅が狭く、派手に白飛びした画像はいくらRAWで撮影してあっても限界があります
逆に多少暗いくらいなら全然治せたりするので、アタシの場合は昼間は白飛びさせるくらいなら暗く撮って後で加工するようにしています
画像加工に関して
アタシは画像加工に関してはAdobeのPhotoshopとLightroomを使用しており、角度調整や画像を真っ直ぐにするための補正と、部分的な色調補正や影の修正をPhotoshopで行い、それ以外の画像の色調補正やなんかをLightroomで行うようにしています
Lightroomで触るスライダーは露光量(一番使う)、コントラスト(ちょっと使う)、ハイライト(白飛び救済に良く使う)、シャドウ、白レベル、黒レベル
カラーに関してはほぼ「自然な彩度」しか触りません
意図的に寒い感じにしたい時は「色温度」を触る事もありますが稀です
食べ物の場合、美味しく見えるように「効果」の中の「周辺光量補正」を触る事も出来ますがアタシの場合ここを触った事はありません
逆に部分的に影になる部分や緑黄色野菜の緑や赤、餃子の焼き目の誇張にはPhotoshopの「覆い焼きツール」や「スポンジツール」を活用しています
自分に取って画像加工というのは「盛る」というよりは「あの時見えた色を再現する」作業だと思っているので過度な装飾っていうのは極力しないようにしています
トライアンドエラーを繰り返しながら今ようやくこんな感じです( ˘ω˘