京都グルメ

カンティーナ・ロッシ【生パスタがもちもちで美味い隠れ家イタリアン!】

2022年8月7日

グルメには凄く便利な時代…。ネット、ツイッターとインスタグラムの検索がお店探しにめっちゃ便利で、私的に一番多いパターンはネットを見てからのインスタ…ってやつですかね。ツイッターはお店側のニュースがダイレクトで飛んでくるので非常にありがたい…。

どうもエヂです。⎛´・ω・`⎞

私の大好きな場所、出町柳に「カンティーナ・ロッシ」さんという美味しいイタリアンレストランがあるという情報を掴んだので早速行ってきました。

ロケーション

京阪出町柳駅2番出口を出て今出川通りを東にずーっと真っ直ぐ…。2つ目の信号を南に曲がって更に真っ直ぐ…。1つ目の十字路を過ぎて少し歩くと看板らしき物があるのでそっちの方向を見ると、路地に佇むカンティーナ・ロッシさんを見つける事が出来ます。

男子A

あ〜お腹空いた!夜ご飯どこ行こっか?

ちょっと歩きながら探してみる?

そうね。あ…。

ここのイタリアンなんてどう?

女子B

っていう辿り着き方は絶対しないお店だと思います。

何故なら住宅地のど真ん中だから。

周りは普通に全部家だったりする

まさに隠れ家レストラン。

ご近所さんとか、後はやっぱりネットとかで知って…って人が多いと思います。私もそのクチですからね。

ミシュランガイド日本ピグブルマン掲載店!

訪問してから知ったのですが、カンティーナ・ロッシさんはミシュランガイド日本のピグブルマン(価格以上の満足感が得られる料理)に2021年、2022年と2年連続で掲載されたお店でした!

お店の中に入ると先ずはオープンキッチンにいるシェフがお出迎え。シェフはちょっと雰囲気硬い感じがしますが、喋ると柔らかい感じが伝わって来て共感が得られる。( ˘ω˘

見た目黒くてガッチリしてて声が低いって損だよね…。⎛´・ω・`⎞

店内は広く無いので予約は必須!

店内は本当にこじんまりしていて、テーブル席が3席。こりゃ、予約必須ですわ…。

でも、店が狭いからといってテーブルも狭いかというとそうでは無く、その3席には充分なスペースが割り振られており、凄く居心地がいい、包まれ感のある感じが快適だったりします。( ˘ω˘

大きな窓もあって外からの光も入るし、凄く雰囲気はいいです。イタリアのトラットリアって感じ。

先ずはイタリアのビールで乾杯!

先ずは仕事の疲れをビールで流します。乾杯!

さて…メニューを組み立てますか…( ˘ω˘

イタリアンのお楽しみはメニューをめくるところから始まると思う…。

どんなメニューがあるんだろう…。アプタイザー(前菜)、パスタ、肉又は魚、サイド…って感じだと思うのですが、この過程は本当に楽しみ。

合わせて読みたい

カンティーナ・ロッシさん訪問時の私のオーダー思考。

まず、イタリアンではありますが、トスカーナ料理では無いのでメインはそこまで重くない筈(どこまでもビステッカを求める人)。

パスタは生パスタ…そして恐らくカンティーナ・ロッシさんの得意分野はこの生パスタだとお見受けしたので、ここはシェアせずに1人1つお願いしたい…。

なので、ここはアプタイザー(前菜)を2つお願いしてシェア。

パスタを1人1つ頼んで、メイン1つをシェア、最後はデザート…って流れ…。

まぁ、完璧である。( ˘ω˘

シンプルで美味い前菜は沢山頼みたい

イタリアンの前菜って凄く美味しいんだけどメインにパスタ…って食べたいものが他にも沢山あって、特にメインが肉料理とかだと泣く泣く前菜をカットしなきゃならない時とかもあるんです。

なので、イタリアンには大体「前菜の盛り合わせ」という有難い救済メニューがあるのだけど、やっぱりアラカルトで単品オーダーすると量的満足感が全然違う…。( ˘ω˘

Antipasto di verdure(色々な野菜)

「色々な野菜」と名付けられた一皿。

緑黄色野菜をオリーブオイルと塩胡椒でシンプルに調理した一皿。イタリアンってやっぱり肉とか魚のイメージなんですけど、野菜もこんなにシンプルで美味いんだよ?って事が解る。

ジャガイモ、カボチャ、パプリカ、ズッキーニ、ナス、ブロッコリーに舞茸とレンズ豆と、取り合わせも非常に豪華で色もビタミンカラー全開で、週末の落ち着いたディナーの始まりとかに凄くいい感じ…。( ˘ω˘

Carpaccio di Tonno(マグロのカルパッチョ)

マグロと聞いただけで勝手にタルタルっぽいのを期待して勘違いしてオーダーしたカルパッチョ。

タルタルじゃなかったけど、贅沢にスライスされたマグロの身とルッコラ、チーズが合わさってこれまた非常に美味しい。

パクパク食べられちゃう。

メインに向けて期待感と食欲を加速させていく感覚を味わえる美味しい前菜。

本当はもっと色々食べたかったけど、お腹が一杯になるので前菜はこの2皿に止める。次に来たらまた別のを頼むのだ。

カンティーナ・ロッシの生パスタ

カンティーナ・ロッシさんはテーブルが3つしか無く、こちらが食べるスピードに合わせて調理されるのもあって、「今、パスタ作ってるのかな?」とか、「出来上がった?」とかが音と匂いで解ったりする。

今宵の生パスタは迷った末にカーチョエペぺなるシンプルなやつをオーダー。

Spaghetti al Caccio e Pepe(カーチョエペペ)

ちょっと太めの生スパゲッティをペコリーノチーズと黒胡椒で味付けしたクリームソースパスタ。

具は何も入っていないというシンプルなやつですが、フォークでパスタをクルクルと巻いて口に入れた瞬間、美味しさが口の中一杯に広がる…。( ˘ω˘

濃厚ソースがもちもち生パスタに絡み、ブラックペッパーが鼻腔を駆け抜けるこの感じ…。シンプルながら何度も味を確かめながら食べてしまい、気付けばパスタが無くなる。

生パスタのモチモチ感と柔らかさのバランスが凄くいいと思う。何というか…中心部分に確かにコシがあるという感じの生パスタ。

Spaghetti alla carbonara(カルボナーラ)

嫁がオーダーしたカルボナーラ。

かなり贅沢にグアンチャーレ(豚頬肉の塩漬け)が入っている濃厚な一品。今、イタリア豚熱の影響でイタリア産の生ハムやサラミの輸入が停止している中にあってこの盛り方って…。実は最高に贅沢な一皿を食べているのかもしれない…。

こちらのカルボナーラには生クリームが使われていないそうですが、味はかなり濃厚。私が食べたカーチョエペぺよりもこちらの方が濃いのはグアンチャーレの仕業かもしれない…。

しかし、こんなにゴロゴロ入ってるなんて…。家で腹減った時に作って分量を責め過ぎたカルボナーラみたいな盛り方。

何を食べても美味しいイタリアン

流石に分量をちょっと間違えてしまった感は否めず、メインに到達する頃に嫁が戦線を離脱…。_(┐「ε:)_

これは予想外だったがここから更にメインである。

Cotoletta alla Bolognese(子牛肉のカツレツボローニャ風)

メインはカツレツボローニャ風。薄く伸ばした仔牛肉を揚げて、上に生ハムとチーズにトマトとバジルが散りばめられた一品。

腹パンの状態からコイツか…と思ったが、薄いので普通にパクパクいけてしまった…。

このほっこりした感じ…。

ワインはハウスワインがある!

因みに私は赤ワインを好むのでワインは肉だろうが肉だろうが肉だろうが赤ワイン一択(魚はあまり食べないの⎛´・ω・`⎞)なのですが、カンティーナ・ロッシさんはハウスワイン(あの企業じゃないよ)を持っているので銘柄を悩まなくて済む。

お腹一杯と感じたけどメインをやっつけたらまだ幾分か余裕があるのを感じたのでデザートもオーダー。

お腹一杯だった筈の嫁もデザートには何故か参戦…。

アーモンドとキャラメルのセミフレッド

めっちゃ美味しい…。(´;ω;`)ウッ…

イタリアンのデザートというのはツボにハマると本当に美味しい…。このセミフレッドってやつは最近食べる機会が多いのだけど、アイスとナッツとかをミキサーにかけてから冷やしたヤツ…。(と思しき感じ)

カンティーナ・ロッシさんは何を頼んでも美味しいと思うんだけど、やっぱり生パスタが特に美味しいと思うので前菜+前菜+前菜+パスタとかでもいいかもしれないと思う。

カンティーナ・ロッシさんの売りは”生パスタ”料理。

パスタメニューが凄く厚くて、生パスタはスパゲッティー、タリアテッレ(平たいきしめん形状のパスタ)とリガトーニ(太いマカロニみたいなパスタ)の3種類がベースで、そこから15種類ものパスタメニューに枝分かれしている。

今回2種類食べてもまだあと13種類!

気になるのは「Spaghetti con funghi"shiitake"(椎茸のレモン風味)」なんだよなぁ…。因みに関係無い話ですが、椎茸とか舞茸って英語でもまんま椎茸、舞茸だったりして、特に椎茸は割と世界的に有名で、発音としては「シィタキ!」みたいな感じになる…ってのは豆知識です。⎛´・ω・`⎞

参考までにお会計(2人分)

2人で料理は上記の通り、ワインは結局500mlにビールを飲んで13,600円。

はっきり言って安いと思います。

確かミシュランのピグブルマンは”1人5000円以下くらいを目安に等価交換以上の価値がある”ってのが目安だった筈ですが、量もしっかりあって、カルボナーラとかあんなに沢山グアンチャーレ入ってたりするのを見ると安いなぁ…って思いますね。

また行こうっと…。( ˘ω˘


人気ブログランキング

-京都グルメ
-,