清水坂と言えば、清水寺へと続く道であり、三年坂やねねの道等、京都で1番混み合う観光地なんだけど、ここに下界とは隔離された素敵なレストランがあるなんて…
どうもエヂです⎛´・ω・`⎞
フランチレストラン「BENOIT KYOTO(ブノワ)」さんはそんな激混みの雑踏から切り離された静寂の中、八坂の塔を眺めながら食事が出来てしまう…という特別感のあるレストラン
アクセス
最寄駅としては京阪電車の「清水五条」になるんだろうけど、実は清水五条の駅からは歩いて40分程掛かるので、電車で向かう場合はそこら辺も計算に入れるべし…
清水五条の駅で下車したら4番出口から地上に出て、鴨川を背にして五条通りを山のある方に歩いて行く
途中、凄く美味しいラーメン藤を通り越えて只管、真っ直ぐ…
東大路通との交差点、東山五条についたら、東大路通を北へ(左)曲がり東大路通沿いに歩く
細い通りを何本か過ぎて京都市消防局東山消防署が左手に見えてきたら、次の角が清水坂なので清水坂を右に入り、坂を登って行く…
京都東山荘というホテルを通り過ぎて更に歩いて行くと左に入れる道があるのでそこを曲がるとザ・ホテル青龍京都清水に辿り着くんだけど、「BONOIT KYOTO(ブノワ)」さんはホテル青龍の敷地内にあって、ちょっと解り難いので注意
車で行く場合、清水坂に車で突っ込むとか絶対やめた方が良いし、この辺りは駐車場も狭くややこしいので、五条通り沿いの駐車場に停めて五条通りから歩いて行くのが最適解だと思う
この辺りは京都観光の中心地であり、人も車も非常に多く且つ、道も狭く一方通行だらけ…という事で、普段は京都人でもこの辺に車で来ることは無かったりする場所なのでご注意を…( ˘ω˘
予約必須
「BONOIT KYOTO(ブノワ)」さんは基本的に予約在りきのレストランであり、予約が無いと入る事は出来ない
因みに予約は一休.comでネット予約する事が可能
尚、「BONOIT KYOTO(ブノワ)」さんは中々予約に関して厳格であり、12時30分の予約で12時に行っても12時30分になるまで案内して貰えないのであまり早く行きすぎても待つ事になります注意
ホテル青龍の敷地内の平屋建ての建物がレストランになっており、外からも八坂の塔が見える素敵な立地…
尚、外の道よりもちょっと高台にホテルが建てられており、外から中の様子を伺いしる事は出来ないようになっていたり、ホテル宿泊しか館内(レストランを除くホテル内)に入れないようになっていたりと、プライバシー対策はバッチリ
夏場はテラス席も用意される中庭を通って店内へ…
店内は明るく、天井も高くて開放的であり、テーブル数は結構あるんだけど、かなり間引きして予約を取られているようで、隣近所にお客さんの姿は無し
ここでもプライバシーはしっかりと守られる
ランチ¥6000円コース
ランチメニューは¥6000円、¥7800円、¥8800円と3段階あるんだけど、今回は前菜+メイン+デザート+食後のお飲物…という組み合わせの¥6000円のコースにしてみました
因みにどのセットを選んでも前菜は6種類から、メインも6種類…更にデザートまで6種類から選べる…という素晴らしさ!
アミューズ
先ずはアミューズ(一口大のオードブル)からスタートするんだけど、このチーズをシュー生地に入れて焼き上げたヤツが凄く美味しく、のっけらか持っていかれる
チーズの焦げたような味が凄く食欲をそそる1品で、シュー生地はサクサク…これはシャンパンとかと一緒に食べると美味しいやつだな…
前菜
前菜はどれもこれも美味しそうで凄く悩むんだけど、アタシが選んだのは「エポートルと茸のクックポット シャン二オンのジュ」ってやつ
小麦のリゾット?の上にソテーされたキノコや青リンゴが乗せられたものの上からちょっと酸っぱいソースをかけて頂く温かい前菜…
凄く香ばしい茸と歯応えがあり、しっかりと味が付けられた小麦のリゾットが美味しい…
量もそれなりにあるし、こんな前菜とは…ちょっと予想外…
一方、嫁が選んだのは「サラダブノワ インゲン豆 マッシュルームと豚肉のリエット」という…まぁ、サラダですね
しかしながら、これまた上品なサラダであり、別皿にマッシュルームと豚肉のリエットがパンの上に乗せられてやってくる…というオシャレな一品…
サラダには少し酸味のあるドレッシングが掛けられていてフレッシュマッシュルームとの相性抜群…
リエットも美味しいし、こっちもこっちで中々しっかりした量があるのが印象的
メイン
メインは「京の都もち豚のロティ 茄子のキャビア 伏見とうがらし」をチョイス
日本語の名称よりも英語の表記を見た方が何なのかが解るという不思議な逆転現象が起こっていたりするのが面白い…「ロティ」とか言われても解らんよねぇ…
まぁこれは豚ロースのステーキで、キメが細かい肉質の良い豚肉に香ばしいソースが凄く美味しいし、茄子のキャビアってのと伏見とうがらしも凄く素材の味がして美味しい…
嫁は「和牛フィレ肉とじゃがいものロティ ソース・ポワブル」をチョイス
こっちもロティなんだけど「Roasted」って書いてあるから焼いてあるワケですね
で、こっちはこっちで感動の美味しさであり、肉だけじゃなくてポテトの出来にも驚かされる…
量的に大した事なさそうに見えるかも…だけど、提供スピードが緩やかなのに加えて一皿のボリュームは普通にあるので¥6000円のコースでもう充分だと思えた
デザート
デザートを選んでいる時に一番に目に飛び込んできた「ミルフィーユ」というシンプルな文字が気になって「ミルフィーユ」をオーダーしてみたんだけど、このミルフィーユがまぁデカいw
ここまで食べてデザートが一番デカいってのが面白かった
ナイフとフォークの使い方が上手く無い人は食べにくいかもしれない不安定な一品だけど、凄く大味で美味しくて、食べ甲斐もあったので個人的にはおススメです
嫁が選んだのは「クープ・グラッセ バニラアイス ピーカンナッツのプラリネ」というちょっと名前だけでは何なのか解り難い一皿
これもシンプルなんだけど、凄く味わい深い混ぜて味変する系のデザートになっており、見た目以上に美味しい
ナッツの歯応えで食感も変わるし、これはこれでアリだと思える
1人¥6000円と書いてあっても、飲み物を頼んだり、追加料金が必要なメニューの代金を含めると何だかんだでお会計は1人¥6000円の限りでは無くなってしまうんだけど、サービスも味も素晴らしく、何よりロケーションが凄く非日常で、ハレの日需要におススメ
誕生日とか、誰かの大切な日のお祝いとかにピッタリなレストランだと思います( ˘ω˘