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グランドホテルバリオーニ【値段が下がる冬場ならラグジュアリーホテルも狙える!!】

今回のフィレンツェステイは由緒正しき4つ星ホテル、グランドホテルバリオーニ(バリョーニって書いてるガイドブックもある)に宿泊したんだけど、入り口からフロントまでが大きく改装されていて見違える姿になっていてビックリしたエヂです⎛´・ω・`⎞

駅前から徒歩5分…立地は最高!!

グランドホテルバリーニに泊まりました!というと知っている人の中には「え!?あんな高いホテルに!」って思う人も居るかもしれないけど、夏場は凄く高いホテルでも冬場は半額くらいになるのがフィレンツェなんです

ホテルステイというのも旅の楽しみの大きなファクターの1つだと思うのですが、やっぱり夏は相場が変に上がっちゃって値段だけがどんどこ上がるので、ホテルステイを楽しむなら冬…っていうのはアリだと思う

フィレンツェのいいホテルに安く泊まるなら冬がオススメ!

アタシも夏場はこんなホテル泊まれませんけど、冬場なら値段もかなりこなれて1泊1万5千円くらい(朝食込み)まで落ちます

因みにもっと安い1泊1万3千円(朝食込み)くらいの部屋もありますが、割と狭くなりますし、場所も変…というかヨーロッパのホテルというのは安い部屋程フロアが上だったりして、上はエレベーター止まらないからチェックアウトの時は頑張れ!みたいな感じが普通です

なので、変に安い部屋を選んでしまうと、屋上に作られた掘っ立て小屋をあてがわれたり、階段の踊り場にあるドアノブぐらぐらの部屋をあてがわれたりします…ご注意を…

まぁ、それでも朝食会場も同じだし部屋のシャワーの水の勢いも何も変わらないので、後は2千円の値差を高いと見るか、安いと見るか…です

今回は1泊1万5千円の部屋で、フロアは3階(0階、1階、2階=3階)という、まぁ平均的な部屋だと思います

部屋は古き良き感じで、天井が高く開放感抜群!!

部屋は必要にして充分な広さであり、スーツケースを広げる場所も充分あるし、広さとしては全く文句が無いレベル

天井が高いので開放感は抜群

雰囲気もあるし、何というか…如何にもヨーロッパに来ました!って感じが素敵…( ˘ω˘

ドアを開けて直ぐ、部屋…ってのじゃなくて、ドアを開けたらテーブルがあって、左に入るとトイレと一応バスタブのあるシャワーで、トイレに行かないで真っ直ぐ行くとベッドルーム…って感じも良い

バリオーニに限らず、ヨーロッパのホテルというのは大体天井がとんでもなく高いので、部屋の面積以上に解放感があるのは特徴だと思う

部屋には窓が2つあるんだけど、この窓がフィレンツェのホテルあるあるで、硬くて開け難くて、何度も開閉したくない…って感じ

チェックインした時は完全に閉じられていて、真っ暗なので、採光のために雨戸?みたいなのを最初に開けたら後はあまり触らない感じですかね

ただ、部屋の暖房が割と効くので、ジョギング後とか汗ばんでいる時は割と開けっぱにしてます(因みに窓が空いているとエアコンは作動しません、賢い!)

部屋のドアの開け方が独特なので注意

初見だと絶対に解らないドアとエレベーターの起動方法

このグランドホテルバリオーニ特有なのが、ドアの開け方…

まぁ、これ実はバリオーニに限らず、イタリアの老舗ホテルあるあるなんだけど、基本的に凄い歴史ある建物をそのまま使いながら無理やりデジタル化しているので面白い事になっているのだ

こん雰囲気がシャイニングみたいで何とも言えない…

例えばバリオーニの場合だと、ルームキーはカードキーが貰えるんだけど、ドアにカードキーを挿す場所は無く…

良く見ると部屋の右側の壁に四角い部分があるので、そこにカードキーをかざすと、部屋のドアから「カチッ…」と音がする…

音がしたらドアの真ん中を勢い良く押せばドアが開く…という仕組み

因みにドアノブは飾りであり、いくらこのドアノブを押したり引いたりしてもドアは開かないので注意

そして、このカードキーは昼夜問わずエレベーターでもかざさないとエレベーターが動かないようになっているので注意が必要…

エレベーターは入って、フロアのボタンとかがある隣側の壁に四角い部分がありますので、そこでかざす…

ちゃんとフロントで説明してくれよ…_(┐「ε:)_

宿泊者用スマホレンタルサービス

スマホの無料レンタルサービスがある!!

バリオーニの嬉しいサービスの1つに宿泊者全員にスマホのレンタルサービスがついていて、それも面倒な契約とか無しに部屋にポン…って置いてあるのを好きに持ち出して使っていいよ!っていうのが地味にありがたかったりする

このレンタルスマホはレストラン予約以外にも使える

日本からここに来る人なら多分、大体レンタルWiFiとか借りてくると思うんだけど、1日に使用できる容量には限界があるし、それにイタリアのWiFi事情ってあまり宜しく無いのが、無料で現地の電波を使える…というのは非常にありがたい

因みにこのスマホ、バリオーニフォンという名前なんだけど、日本語対応可能!

これを外に持ち出せば、通信容量の事を気にせずグーグルマップを使いながらじっくり観光出来たりしますし、アタシが使うのはローカルコールでのレストラン予約です

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これも非常…に便利で、日本から持ってきた電話はレンタルWiFiでは使えないし…国際ローミングしてしまうと通話料金が掛かっちゃうし…

ホテルの部屋にも電話はあるんだけど、何故か繋がらなかったりするんです…

バリオーニフォンからローカルコールを掛ける場合は、0039+電話番号です

部屋の冷蔵庫の無いの飲み物は無料!!

もう1つ、バリオーニのありがたいサービスの1つが、冷蔵庫に入っている飲みものがフリー(無料)というのがあり、これも利用するのはせいぜい到着日の夜くらいなんだけど、現地到着時間が深夜なのでタダで水が貰える…というのは地味にありがたいんですよねぇ…( ˘ω˘

シャワーの水圧も文句無し!お湯は少し時間掛かるよ!

次に水回りですが、ヨーロッパのホテルあるあるが水がカルキ臭くって口に入れたくないよ!ヽ(`Д´)ノってやつ

夏と冬で違いがあるのかどうかは不明ですが、今回宿泊した部屋ではカルキ臭さは一切無く、安心して歯磨きに使う事が出来ました

セントラルヒーティングで冬の洗濯物が1日で乾く!!

また、洗濯物を乾かすためのセントラルヒーティング用のステンレスバーも完備されており、足元にある蛇口を調整すれば、バーの中にお湯を流す事が出来ちゃうので、洗濯物を楽に乾かす事も出来ます

これがあると洗濯物の乾きが違う

このシステムは冬場凄くありがたいんですよねぇ…

また、今回の部屋は部屋の上部では無く、部屋の隅にエアコンが立てて置かれていたので、この吹き出し口にパンツとか靴下を並べておくだけで洗濯物が良く渇きましたし、部屋の加湿も出来るという、当たり部屋でした

トイレはイタリア特有のビデとトイレが2つあるやつ

イタリアのトイレはしっかり流れるけど、過信は禁物…詰まりやすいらしいですよ

また、当たり前だけどウォッシュレットみたいなラグジュアリーな機能は無し…

シャワーは水の出も良く、水圧は文句無し

お湯になるまで時間掛かったり、ある日は急に熱いのが出てきたりと安定感の無いシャワーだったけど、一度調整すればそこからはブレないので問題無し

貴重品は自己責任で管理

部屋にはちゃんとアイロンと金庫も備え付けられていますが、アタシは基本的に部屋の金庫はあまり使わなくて、貴重品は2重に鍵を掛けたスーツケースに入れるようにしています

昔、イタリアで部屋の金庫に貴重品を入れてから何気に鍵を0000にしたら普通に開いた事があって、それ以来貴重品は自分で管理するようにしています

部屋のコンセント少な過ぎ!!充電させたく無いのか?

これは実はもうバリオーニだけに限った話では無いんだけど、ヨーロッパのホテルは相対的にコンセントの数が少なく、使える場所に無い

例えばお客さんの立場に立って考えた時に「コンセントがあると良いな…」って場所と言えば、やはりベッドの隣だと思うのだ

スマホ弄りながら寝たりしたいし、勝手に目が覚めるとはいえ、やっぱり目覚まし替わりにスマホを枕元に置きたくなるでしょう?

そしてその位置にコンセントが無いのがヨーロッパ…

また、現代人はスマホにカメラにiPad miniにMacBook Airに、AirPodsに…ととにかく充電しなきゃならないデバイスが多いのに…多いのにコンセント2つてこれどういう事?っていうのは不満点として挙げておきたい

レンタルWi-Fiに入っているポータブルバッテリーでブリッジかましてスマホとAirPodsの充電は出来るけど、スマホとiPad miniを同時に充電しようとすると容量が足らなくてiPad miniが充電をやめたりするので、毎日充電作業が凄く忙しくなる…これはナンセンスだヽ(`Д´)ノ

後、ヨーロッパに行くのであればヨーロッパ専用の、「ヨーロッパのためだけの」コンセント変換プラグを持って行く事をオススメします

世界10ヵ国対応!みたいなやつは安心感があって便利ではありますが、あの手のヤツをヨーロッパのコンセントで使うと、グラグラであり、自身の重さでコンセントから外れちゃって、「変換プラグを支えるための柱」をあちらでこしらえなければならなくなります

ヨーロッパの旅でヨーロッパ専用プラグ以外を使う必要も無いし、ヨーロッパ専用プラグ1個だけ持って行った方が軽くて安いです

朝食会場は超フォトジェニック…故に混む…

朝食会場は最上階で、毎朝7時オープン

夜はレストランになってるんだけど、わざわざここに夜食べに来なくてもいいような気がする

朝から起こる、場所と朝食争奪戦が鬱陶しい…_(┐「ε:)_

この朝食会場が実は非常に有名みたいで…っていうのも過去にバリオーニに泊まった時には見られない光景だったんだけど、今回は毎朝、朝7時前になると大量の韓国人が朝食会場前に待機していて、開場と同時に窓際の席を確保…写真を撮りまくって、ビュッフェを根こそぎ持って行ってしまう…という朝から戦いが繰り広げられるというまさかの展開w

この景色を皆で奪い合うw

これは多分、旧正月の関係だと思うんだけど、中国人が戻ってきたらこの戦いは更に熾烈を極めそうにしか見えないw

正直、毎朝これは困る…と思ったが、日によっては静かな日もあったりして、これもタイミングみたい…

朝食の内容としては典型的なトスカーナの朝ご飯であり、カリカリベーコン、スクランブルエッグ、ハム、チーズ、サラミにパン、ケーキ、ヨーグルトに野菜もトマト、葉野菜と内容が非常に充実しており、この辺りは流石はバリオーニと言わざるを得ない…

朝食の内容は非常…に豪華!!

また、窓から見える景色は本当に見事で、新婚旅行とかに華を添えるのはもう間違いない…と思う

今時期のフィレンツェは7時くらいが日の出なので、7時に来れば日の出に照らされるドォーモなんかを眺めつつ、鐘の音を聞きながら優雅な朝食…って

まぁ、場所を制してからなんだけど…_(┐「ε:)_

最高のシチュエーションではあるが…

と、いうワケでグランドホテルバリオーニステイは快適だけど、アジア勢の大型連休と被せて利用すると朝食会場でスクランブルエッグとカリカリベーコンの奪い合いになるので注意が必要です

でも、総合力では非常に優れたホテルだと思います

フロントの対応、アメニティ、部屋の広さ、静寂性、快適さに立地…と全てにおいて高いレベル

空港のタクシー運転手に「グランドホテルバリオーニ!」っていうだけで通じるのは非常に便利ではあります


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