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KYOTO GRAPHIE 2023【写真を通して得られる気付きの世界】

毎年楽しみにしている京都国際写真祭「KYOTO GRAPHIE」が今年も開催…

しかもゴールデンウィーク期間中に合わせて開催…って事でお休みの過ごし方に幅が出来て嬉しいエヂです⎛´・ω・`⎞

この「KYOTO GRAPHIE」…知らない人からすると何の展示会なん?って感じですが、簡単に言うと、アーティストが「写真」という媒体を通して世の中の様々な問題をテーマを問題提起する…という内容

今年はタイムリーなテーマ「BORDER」であり、テーマのボーダーは国境のボーダーもそうだけど、あらゆる生命体は境界線を持ちながら生きており、そして多くの場合、そのボーダーは不可視なんだけど、日々その境界線を守り、壊し、狭め、広げながら生きている…

そんなボーダーを巡る旅…っていうのが今回のテーマ…

会場によって展示内容はバラバラで、例えば今でも世の中にある「蓋をされているもの」にフォーカスが当てられていたり、普段は目に見え難いけど実は前に向かうエネルギーに満ちているもの、あるいは芸術としての作品としての写真…等、様々なアングルからテーマを深堀りして見せてくれる

毎年、楽しみにしてます

毎年行われている春の祭典

このKYOTO GRAPHIEは毎年、3月〜5月くらいに行われているんだけど…中々マニアックなイベントなので実は知ってる人は少なかったりする…

でも実は後援にPanasonicやOMROM等の大手企業の名前があったり、CHANELやDIOR等の有名ブランドまで名を連ねる凄いイベントだったりします

入場料は割と高いけど、こんな素敵なイベントは他に無いと思う

で、この催し、「写真祭」なので当然アーティストの方が撮影した作品が沢山あったりしますが、作品自体の魅力にうっとりする…というよりはそこにある「テーマ」や空間にインスピレーションを受ける…みたいなものが多く、何と展示空間は撮影が可能だったりします(作品自体に名前がついているような作品はその写真単体を切り抜いての撮影が禁止されていたりします)

認知症にフォーカスした「心の糸」

写真という媒体を通して、それぞれが感じる事、感じた事の輪を広げて世の中に投げかけよう!という趣旨だと理解しています

先ずは様子見…って人はインフォメーション町屋

「KYOTO GRAPHIE」の入場にはチケットが必要なのですが、全ての会場に入れる一般パスポートは1人¥6000円とまぁまぁします

アタシは毎年行っているので躊躇無く一般パスポートを購入しているのですが、ちょっとどんな雰囲気か解らないから先ずは様子見から…って人は各会場別の入場料を支払って中に入る事も出来ますし、KYOTO GRAPHIEのインフォメーションセンターで開催されている「心の糸」は入場無料なのに色々と考えさせられる内容になっており、先ずはここを見に行ってからチケットの購入を考える…ってのもありだと思います

KYOTO GRAPHIEの会期中のみ八竹庵(旧川崎家住宅)がInformation Machiyaとして使われており、チケット、グッズ、書籍等が購入出来るようになっています

会場入りしたらまずテーマを確認

芸術というのは時に意味や作者の意図するものを汲み取るのが難しかったりするので、会場に入ったら必ず作品のテーマやアーティストの意図が書かれたボードに目を通します

しっかり読んで作品の趣旨を理解する…( ˘ω˘

これをしっかり見ておかないとワケが解らなかったりするのでここはじっくりと…

各会場に入れるのは1回のみであり、これは全ての会場に入れる「一般パスポート」を購入していても同じだったりします…つまり会場入ったらもう2度とその中には戻る事が出来ないので、じっくりと中を見るようにしています

移民・難民にフォーカスした「Passengers」

勿体無いので1日に回る会場は2つまでって決めてます…( ˘ω˘

一気に回るとアートでお腹いっぱいになってしまうような気がするんですよね

スマホのカメラだけでも十分楽しめる

写真祭なのでデジタル一眼が必要なのか?というとそういう訳では無く、そもそもカメラ無しでも全然楽しめますし、デジタル一眼があれば更に楽しめるのは当然なんだけど、スマホカメラだけでも十分楽しむ事が可能

最近のスマホは暗所での撮影も出来るわ、広角からマクロまで付いているわ…とかなり高性能ですし、体感的には寧ろスマホだけを持って来ている人の方が多い印象…

明るい会場もありますが、比較的暗所が多い会場が多いのでiPhoneだとX以降のモデルなら全然問題無く楽しめると思います

まるで宇宙を見ているかのような「生命、宇宙の華」

ミラーレス一眼やデジカメを持っている人なら更に楽しみの幅が増え…

アタシも昨年購入したF1.2の50ミリから広角からマクロまで鞄に入れて楽しんでいます

こんな贅沢な展示会が東京では無く京都で行われている…という事が凄く喜ばしい…( ˘ω˘

文化庁移転のアレとかも関係あるんでしょうかね…

「KYOTO GRAPHIE」は2023年5月14日まで開催されていので、ゴールデンウィークに京都に旅行中の方、カメラに興味が無いから知らなかったけどゴールデンウィークだし一回行ってみるかな…って人なんかにもオススメです


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