Tramonto(トラモント)ってどんなお店?と聞かれたら、知る人ぞ知る、本格的に美味しい喫茶店イタリアン…と答えるかな…と思うエヂです⎛´・ω・`⎞
このお店は本当、知る人ぞ知る…だと思うんです
たまたま前を通りかかって入る…とかそんなお店では無いと思う
アクセス
最寄駅は市営地下鉄東西線の「京都市役所前駅」になりますが、あまりアクセスがいい線では無いので京阪電車の「三条駅」から歩いた方がいいかもしれません
河原町通りから二条通りに入り、西へ…
道なりにカーブになっている場所の南側にお店の入り口があります
お店の前まで行くと、流石に知らない人がフラッ…と入る…とかは無さそうだな…ってのは無さそうだな…って思う
でも人気店だったりして、やっぱり知る人ぞ知る…世の中というのは実は知らない事だらけなのだ…
土日祝のランチは予約不可
そんなTramonto(トラモント)さん
更にお店の中に入ると解るのですが、元々必ず外に待ちが出来るシステムになっています
土日祝のランチタイムは予約を受けて貰えないので、お休みの日にランチで行く場合、お店のオープン15分前にはスタンバイしたいところ…
因みに2023年の3月から営業開始時間が11時半からに変更されていますので、11時15分くらいにお店前に着くように行きましょう
お店の中は静かな時間が流れており、全てはTramonto(トラモント)さんタイムで進行します
ピザ以外のメニューは全てオーナーのさんが拘りを持って一皿一皿腕を振るわれるので、料理は注文した人順…みたいな感じで提供されます
故にお店は混む事になり…出来れば余裕を持って出発した方がいいよなぁ…と思うのです⎛´・ω・`⎞
メニューはパスタ+前菜で組み立てる
何となく昭和の喫茶店にでも迷い込んだような内装と古めかしいポスターを眺めていると、「ここ…大丈夫なのか…」という思いがふつふつと湧きあがってきますが、その点は心配ご無用…
基本的にはパスタ屋さんなのでパスタを中心に+で前菜…って感じでいいみたい
因みにパスタはスパゲッティのみ大盛りが可能になっているのが嬉しい
元々パスタの種類が多く、それにさらに<季節のパスタ>も加わると凄く悩んでしまいますが、ここはやっぱりスタンダードなトマトをベースにしたパスタを食べてみたかったので、「太陽の味・トマトソース」から「娼婦のスパ」をオーダー
嫁は珍しく冒険してミートソースと生クリームのリガトーニをチョイス…
リガトーニなんて日本ではあまり食べる事が無いのでかなり惹かれたがアタシはスパゲッティでステイ…
これに名物前菜であるカチョカヴァロを追加(焼いたチーズの塊をパンに乗せたもの)
パスタは本格的でかなり美味しい!
アタシ達はお店に2番目に入ったのでちゃんと1組目の料理が全部出揃ってから調理開始…
ナルホド…これは時間かかるな…
でもまぁ、「待たされる」と言っても常識の範囲内であり、度を越したような遅さでは無いのでご安心を…
パスタが調理されるより前にカチョカヴァロが運ばれてきました
小さいのでナイフで切って2人でシェア…
食事前にパンが運ばれてくるのですが、このカチョカヴァロもパンの上に乗っているのでパンが被りました…
一口食べてみてその奥深い味わいに持っていかれる…
お店の雰囲気と味のギャップ…というと失礼なんだけど、それ以外に適当な表現が思い浮かばない…
え?ってなるような美味しさなのだ
この意外性こそこのTramonto(トラモント)さんの魅力なのかもしれないなぁ…( ˘ω˘
そしていよいよパスタである
アタシの「娼婦のスパ」トマトソースにブラックオリーブ、ケイパーとアンチョビ…というトマト魚介系パスタ
スパゲッティは細めのタイプなんだけど、かなりアツアツで提供されるのでメガネを曇らせて一生懸命対峙する感じ…
素直に美味しい…と思える王道のスタンダードな味わい…
大盛りは漫画のスパゲッティみたいなボリュームがあって大食漢の男子でも満足感が得られると思う
そして少し遅れて嫁のミートソースと生クリームのリガトーニが運ばれてきました…
見て直ぐにこっちが正解だと感じさせる見た目である…
そして、ちょっと食べてみて確信する…
このリガトーニは美味しい…ハッキリ言ってフィレンツェのトラットリアで出て来ても全然驚かない
っていうか、前にも書いたけど日本のイタリアンのレベルは凄く高いのだ
リガトーニは凄く美味しかったが、大盛りには出来ないので量を求めるのであればスパゲッティ…質を求めるのであればリガトーニ…
ってか、リガトーニなんて普通頼まないでしょ?ちょっとしたサプライズがあるのでおススメです
デザートも絶品!
で、ここでお願いしたものは出揃ったんだけど、折角なのでデザートも食べて帰ろう!という事で下げられたメニューをもう一度持って来て貰ってデザート選び…
デザートは三種類…
ティラミスと溺れアイスクリームにニューヨークチーズケーキ
嫁はティラミスでアタシは溺れアイスクリームというネーミングに惹かれて溺れアイスクリームをオーダー…
デザートは出来ているものをお皿に乗せるだけなのでそこまで待たなくても出てきます
アタシがお願いした「溺れアイスクリーム」は所謂、「アフォガート」でした
ナルホド…溺れアイスクリームとは言い得て妙ですね
アイスが何となくノスタルジックな味わいで凄く美味しい…
そして実はエスプレッソもTramonto(トラモント)さんの名物の1つだったりして…凄くビターで美味しいエスプレッソに飾り気は無いけど、どこか懐かしい…子供の頃、夏に食べた味のアイスが美味い…
嫁のティラミスもホームメイドで凄く美味しい…
ただスパゲティだけを食べて帰ったのではあまりにも勿体無い、知る人ぞ知る隠れ家レストランは何を食べても美味しい秘密基地でした