中国に行ったら日本料理は食べずに、極力中国の地方料理を食べて回るようにしているんだけど、そんな中でも個人的に凄く好きなんだよなぁ…って思うのは香港料理だったりするエヂです⎛´・ω・`⎞
ベースは広東料理なんだと思うんだけど、台湾の小皿料理の影響も受けていて、飲茶が有名だったり、米麺や鶏が美味い…ってイメージでありながら、比較的安価で庶民の味…日本ではまだまだ少ない香港料理店もここ上海なら沢山見つける事が出来ます
アクセス
場所は毎度お馴染み、上海市営地下鉄「静安寺」駅であり、新しく出来た12号出口から地上に出ると近いんだけど、この12号出口が「ホンマでっか?」と思うくらい地下鉄を降りてから歩くのは注意…間違ってないんだけど、遠いんです
で、12号出口から地上に出たらローソンを右手にして华山路を南へ歩いて行く…
そのまま歩いて行くと华山路は右側に折れて、真っ直ぐの道が常熱路に切り替わるので、その角を华山路沿いに右折…そのまままた华山路を歩いて行くと最初の十字路の右手にお店が見えてくる
因みに「肥田仔」と書いて「コエダチャイ」では無く「FEI TIAN ZI」と読むみたい
尚、この近所にはもう一つ別の香港料理店もあり、そっちはそっちでオススメだったりするんだけど、価格的には今回の肥田仔の方が安いと思う
空いてるけど美味しい
アタシはこのお店が一杯になっているのを見たことが無いんだけど、超人気店でも無い普通のローカル店ってまぁ、こんなモンだと思う
流行って無いからと言って美味しくないワケでも無いし、このお店はどちらかというとちょっと安い定食屋みたいな位置付け
予約する必要も無いし、何時でもサクッと行って軽く食べて戻る事が出来るんだけど、軽い晩御飯にこういうお店も知っておくといいと思うんだ
メニューは最近、中国では紙のメニューが淘汰されつつあるんだけど、このお店は今でも紙のメニューがあって助かる…
メニューは写真付きで分かりやすく、中国語が出来なくても何とかなると思う
普通に美味しい香港料理
このお店には青島の生ビールがあって、ピッチャーでオーダーする事が出来る!と言うのは忘れたくない魅力的なポイントのひとつ…
中国のレストランは水みたいなシャバシャバの瓶ビールしか無いお店が多く、生ビールが何処にでもあるのは日本の常識なのだ…
海老入り焼売
香港飲茶の定番と言えばこの海老入り焼売が筆頭に出てくると思うんだけど、ちゃんと皮はもちもちで何も付けなくてもそれなりに味がして食べられて、安心して頼めるメニュー
赤いお酢を付けると味変出来る
鴨の丸焼き
鴨とか、鶏、ガチョウや鳩等、鳥っぽいやつはとにかく丸焼きにしちゃうのが中華料理であり、アタシはこれ系にめっぽう弱い…
食べるところはそんなに多く無いんだけど、こう言う料理こそ日本ではあまり食べられないと思うのだ
カレースープ
これもう完全にカレーですが、ちょっと具材にオリエンタル感があり、ご飯が無いただのカレースープってところがポイント
チャーハンをオーダーするとカレー炒飯に出来て、ちょっとピネライス的なメニューを作り上げる事が出来る…
炒飯
本当は香港の米粉で作った炒麺が食べたかったんだけど、お店の老板(社長さん)曰く、本物の香港炒麺は香港でしか食べられない(持ち出し禁止?)との事で炒飯に変更
この炒飯はまぁ…ちょっと中国人のおじさんが作ってみた…みたいなオーソドックスな炒飯であり、はっきり言って香港感はゼロなのでオススメしない
実はこのお店に来るのは今回が初めてではなくて、静安寺を常宿にしていると、このお店は何時行っても空いてるし、料理は直ぐに出てくるし、生ビールがあるし、それなりに美味しくて安いというメリットがあるお店だったりするんだ
静安寺に行かれる事があれば是非( ˘ω˘