映画

HACHI 約束の犬

1ヶ月だけの期間限定の予定で新たに加入したサブスク「FODプレミアム」で、「不毛地帯」を観ようとして、ふと「HACHI 約束の犬」という映画のタイトルに惹かれてポチッてしまったエヂです⎛´・ω・`⎞

家で犬とか猫とかを家族に迎え入れている人なんかは無条件に刺さる内容であり、ちょっとあらすじ見るだけでめちゃめちゃ引き込まれると思う

因みにこの「HACHI 約束の犬」はU-NEXTまたはFODプレミアムで視聴可能です

合わせて読みたい

あらすじ

アメリカ東海岸にある郊外の街ベッドリッジで大学の教授として暮らしていたパーカー(リチャード・ギア)はある日の夜、帰宅時に駅舎で迷子になっている子犬を見つける

以前、犬を飼っていたパーカーは子犬をそのままにしておく事が出来ず、飼い主が現れるまで…というつもりで子犬を保護して家に連れ帰る

以前に飼っていた飼い犬の死…という悲しみが忘れられない妻ケイトの反対を押し切り子犬を飼う事にしたパーカーは子犬の首輪に書かれていた「八」という漢字から子犬をハチと名付けた

パーカー教授は犬を「ハチ」と名付けた

やがて大好きなパーカーの愛情を受けて成犬へと育ったハチは、毎朝彼を駅まで見送り、夕方になると彼を駅まで迎えに行く…というのがルーティーンになる

そんな日々は街の人々の間でもすっかりお馴染みの存在になり、誰もがその光景を微笑ましく見守っていた

しかし、そんな幸せな日々は突然終わりを迎える…

あの渋谷のハチ公

この映画は1987年に日本で公開された邦画「ハチ公物語」のリメイク作品でありつまり「HACHI」はあの渋谷駅前にあるハチ公像のハチである

舞台を東京からアメリカにして、大筋では同じ話ながら中盤以降内容に若干の脚色が加えられている模様

亡くなった主人をけなげに待ち続ける…という悲しい話はあまりにも有名であり、ある年代以上の日本人ならお話は知らなくてもハチ公という名前と「待ち続けた犬」という話はぼんやりと知っている筈…

涙腺崩壊間違い無し

ハチ公というのは尊敬の念を込めて後に呼ばれるようになった名前であり、本名は「ハチ」である

泣かせる系動物映画

物語前半パートは子犬のハチがパーカーと出会い、家族として迎え入れて貰うようになるまでを描いた子犬パートであり、外の納屋で暮らす小さなハチがただただ可愛い

この映画ではハチの視線で撮られているパートが多用されており、犬の世界が実は白黒である事を知る

中盤パートは成犬になったハチが描かれており、もうパーカー教授にベッタリ

毎日パーカー教授を駅まで送り迎えする様子や、街の人々からも可愛がられて教授に内緒で毎日のように肉をくれる人々や周囲の温かい視線を浴びながら幸せに暮らすハチの容が描かれる

後半パートはパーカー教授の急死から、突然訪れる教授の死という事を理解出来ずに、ただ只管毎日駅で教授を待ち続けるハチが描かれており、絵も非常に悲しい…

だんだんボロボロになりながらも教授を探し求めて毎日駅に行くハチと、そんなハチを不憫に思いながら話しかける周りと徐々に衰弱していくハチが描かれる悲しいパート…

雪の寒い日に天に召されるハチが、空から降りてきた優しい光の中でパーカー教授に再会出来たのは最高に泣かせるラストであり、凄く日本的

やばい…目から水が…(´;ω;`)

このラストのベースには仏教徒的な思想がある…とされており、それは元になる映画が日本の「ハチ公物語」である…という点と、この映画に深く関わっているリチャード・ギアが熱心な仏教徒だから…これが選ばれたという説があるらしい

この映画で印象的なのは、ラストもそうだけど、パーカー教授の同僚であり日系人のケンが言った「パーカー教授がハチを見つけたのでは無く、ハチが教授を見つけたのかもしれない」という台詞…

因みにこの映画のハチ役は3匹の秋田犬が演じており、撮影当初2歳の子犬2頭が若いハチを演じ、4歳の秋田犬が年老いたハチを演じていたらしく、かまってちゃん系の子犬と控えめ系な子犬がシーンに合わせてハチを演じわけているそう

人に寄り添う動物系の映像が泣かせに掛かってくると、猫飼いや犬飼いには争う術がないよなぁ…_(┐「ε:)_

人気ブログランキング
人気ブログランキング

-映画
-