映画

007 / NO TIME TO DIE

ジェームズボンドという主人公の存在こそ知ってましたが、実際に「007」という作品を観たのは生まれて初めてだったりするエヂです。⎛´・ω・`⎞

「ジェームズボンド」って…聞くと、私の中ではショーン・コネリーっていうイメージなんですけど、ショーン・コネリーなんてもう昔の話で今はダニエル・クレイグなんですね。(でも、ショーンコネリーの007も観たことは無い)

で、今作の悪役があのボヘミアン・ラプソディで主人公フレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレックであり、私が今作を観ようと興味を持ったのは実はこのラミ・マレックが悪役を演じているから…って感じです。

引用 The official James Bond 007 Website | https://www.007.com/no-time-to-die-jp/

ストーリー

ボンドは00エージェントを退き、ジャマイカで静かに暮らしていた。しかし、CIAの旧友フィリックスが助けを求めてきたことで平穏な生活は突如終わってしまう。誘拐された科学者の救出という任務は、想像を遙かに超えた危険なものとなり、やがて、凶悪な最新技術を備えた謎の黒幕を追うことになる。

引用 007.com | https://www.007.com/no-time-to-die-jp/

007を観た事が無い私のような人間でも非常に解りやすい展開。007=スパイなんだよなって予測変換が働く人なら誰でも楽しめると思う。

取り敢えず映画が始まって直ぐに流れる、スコープ越しにカメラ目線ボンドがこちらを振り返って撃つ演出は007を見た事が無い私のような人間でも知ってる程有名。

あの有名な始まり方

とにかくモテるボンド

古くはスペースコブラとか、課長島耕作とかも実はモデルはジェームズボンドなのではなかろうか?と感じる程に既視感のあるThe主人公ボンド。

このジェームズボンドという主人公像はもしかしたら、とにかく理由無くモテる主人公像のモデルなのかもしれない。前半はボンドと、所謂ボンドガールのアバンチュールみたいなのを見せられる事になるが、ただ単にチュッチュッチュッチュッしまくるワケでも無く、直ぐに展開が変わるので飽きる事は無い。

寧ろここで私が感慨を受けたのはロケ地、イタリアの「マテーラ」の美しさだったりする。

マテーラの美しさがハンパない

イタリアの田舎町というのは凄く魅力的な時間帯があるんだなぁ…と映画に関係の無い部分で妙に感心…。でもこういう気付きがあるのもまた映画っていうコンテンツの魅力だと思う。

行ってみたいなぁ…と思いつつ、調べてみるとかなり行きにくい場所みたいなので、多分私はマテーラの土を踏むこと無く死ぬと思う。

まるで漫画みたいな演出

これは所謂、ボンドカーってやつの事です。

今作には何台かボンドカーが出てきますが、アストンマーチンのヴァルハラってヤツがメインでしょうか?

取り敢えず防弾ガラスなんてもう当たり前で、ライトの奥には機関銃が仕込まれてるわ、ボタン1つで撒菱(まきびし)や煙幕が出たりと、まぁやりたい放題w

引用 The official James Bond 007 Website | https://www.007.com/no-time-to-die-jp/

ぃゃ、そんな車ないやろwナイトライダーかよwみたいな演出を大真面目にやる。

私みたいに007に免疫が無い人間は少々置いて行かれてしまう感覚を覚えた。

悪役のラミマレックが勿体ない!

せっかく悪役にラミマレックを使っておきながら、ボンドラブシーンやボンドアクション、ボンドスマイルにかける時間が長すぎて無駄に豪華で勿体ない悪役になってしまっている。

悪役側の心理とか事情が中途半端になり過ぎて画面ライダーの悪者程度のペラペラな理屈で悪事を働いているような感じにしか思えないのは非常に残念。

引用 The official James Bond 007 Website | https://www.007.com/no-time-to-die-jp/

でもやっぱり存在感あるね。

総じて凄く観やすい作品

私は007ってもっと解りにくくてもう何が何だか解らないものだと思っていましたが、今回このNO TIME TO DIEを観て全然そんな事は無いのだという事が解りました。

過去の007を全く知らなくても楽しめるのが007

だってスパイ映画ってややこしいでしょう?例えばミッションインポッシブルとかでも最初は凄く単純な話だったのに何だか凄くややこしくなっていて、今では誰がどの組織に所属していて、その組織が何だったのか?とか解らなくなる…。でも最初の作品は凄く単純明快だったんです。

そして、難しいスパイ物と言えばジェイソンボーンシリーズです。これに至ってはもう本当に何が何だか解らない話になっており、1作目から作品を全部観ていてもよく解らないくらいなので最新作だけを観に行く人は映画館で眠る事になる筈…。

そんなややっこしいスパイ映画の総本山である007がこれ程までに観やすいというのは予想外でしたね。

特に今作は話の題材が実際に世の中で起こっているCOVIT-19の騒動に通じるので余計入りやすいのかも。

ただ、残念ながらこのシリーズ多分このNO TIME TO DIEで終わりなんですよね。

でもさかのぼって前シリーズを見てみても面白いかも。


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