京都市内の観光といえば、有名な場所で行けばやっぱり祇園とか四条河原町から三条…とかになりますが、2度目、3度目の京都ならちょっとレンタカーを借りて、更に北の方に行ってみたりするとちょっと面白いお店があったり、また違う雰囲気が味わえたりするのでオススメ…
どうもエヂです⎛´・ω・`⎞
京都の伝統文化と言えばやっぱり和装であり、そして今となってはレンタル着物なんかは大人気ではありますが、マーケットとしてはもう昔の栄華を極めた着物文化は最盛期の10%以下とも言われています…そんな着物文化等を担ってきたのが京都の北の方に位置する「西陣」と呼ばれるエリアです
今、この「西陣」エリアが古いもの「伝統」と新しいものを融合させたものを発信する場所として、少しずつ色々なお店が出来ていたりしてちょっと面白い…( ˘ω˘
そしてこの西陣に、四条河原町にある老舗甘味処「梅園」さんの新形態店舗である「うめぞの茶房」があります
ロケーション
「西陣」と言っても、実はこの「西陣」というエリアは割と広かったりして…
Yの字になっている鴨川の左上側部分から北野天満宮辺りまでを指して「西陣」エリアだと思っています
うめぞの茶房さんがあるのは割と込み入ったエリアであり、一応最寄駅としては京都市営地下鉄「鞍馬口」になります
但し、以前も別記事で書いた事がありますが、この歴史ある「西陣」と呼ばれるエリアは非常に広く且つ、道路も狭く、一方通行の多い「古き京都の普通の住宅地」でもあり、それこそスマホが無いと目的地に辿り着くのは一苦労…この場所は正直車で行ったほうがいいと思います
この辺りには人気のあるレストランが多数あるので、例えばランチでどこかに行ってからデザートを食べながらお茶しにうめぞの茶房さんに立ち寄る…みたいなコースがオススメ
うめぞの茶房さんには駐車場はありませんが、付近にはコインパーキングが多数あり値段も四条河原町界隈と違って非常にリーズナブルなので、駐車場に停めて車の事は気にしないでゆっくり…ってのが吉だと思います
因みにうめぞの茶房さんのお隣には映画「僕は明日、昨日のきみとデートする」のロケ地としても有名な「さらさ西陣」さんがあったりします
何処を切り取っても絵になる、和モダンな内装
うめぞの茶房さんの暖簾をくぐり中に入ると、古い和の住宅をリノベーションした和モダンな世界が広がります
先ずは入って直ぐの場所でメニューを見てオーダーするシステム…
ここのメニューは梅園四条河原町や三条店とも全然違いますし、洋テイストが入った梅園カフェ&ギャラリーともまた違う…
こっちは和テイストを更に昇華させたような感じで、寒天とわらびを使った羊羹のミニスイーツがメインになっています
色々な味の羊羹の上には生クリームや干した果物が乗せられており、どれにするか凄く悩ませてくれます
更にお値段も非常に手頃…
一階で羊羹と飲み物をオーダーしたら、昔の名残が残る急な木製の階段を登って2階のカフェ席へ…
BGM等無く、開け放たれた窓から入る人の声が入ってくる静かな空間が広がります
4、5人が掛けられるテーブル席、2人席にお一人様でも気軽に利用出来そうなカウンター席があり、何処の席も隣席との距離は結構離れている感じであり、この辺りも梅園四条河原町店や三条店とのコンセプトと大きく違う部分です
あまりに席が近いとBGMも無く、静かな店内だと気になりそうですからね…
しかしこの店内は何処を撮っても絵になります…
あまりに絵になり過ぎて写真に夢中になって粗相をする人が多いのか、お店のレジにはカメラ撮影の注意書きが置いてありました
席を立っての撮影はやめてね!って事ですが、まぁ…いらっしゃるんでしょうねぇ…
カメラ愛好者の一員として、この辺りのマナーだけはしっかりと守りたいと思っています( ˘ω˘
映える羊羹の和菓子達
程なくして運ばれてくるミニ羊羹達…
ぁぁ…これは…
凄く可愛い見た目で、お皿からもう計算されたスプーン一杯ならぬ、小皿一皿の世界…
絵になる世界で食べる絵になる和スイーツなんですね…
以下、ちょっと写真が多くなります…(2度訪問してます)
どの羊羹も凄くクリーミーながら甘過ぎず、あっさりとしたテイストになっており、逆に上に乗せられたフルーツの甘味が一番強い感じ
羊羹…って聞くと甘ったるいイメージですが、全然そんな事ない軽いテイスト…何というか羊羹然としてない羊羹というか…ネオ羊羹みたいな感じです
上に乗せられている果物は干してあるものが多く、甘味と苦味が凝縮している感じ
で、お値段もそうですけど量もサイズも、とにかく可愛いので、仮にお腹一杯でもするっ…と入ってしまう量、サイズ感です
自然な甘みとお茶を飲みながらランチの延長線で語らうのに丁度いい…( ˘ω˘
そんな場所かも