京都グルメ

TOTARO(糖太郎)【甘ったるく無い、ミネラルたっぷりの含蜜糖を使った古民家カフェ】

四条~三条といえば京都市内で一番栄えている場所であり、沢山のお店が犇めきあっている場所であり、尾池~丸太町は高級レストランや隠れ家レストランが軒を連ねる場所…そして、最近密かに五条界隈に感度の高い若者達が集まるお店が次々とオープンしているのをご存知でしょうか?

どうもエヂです⎛´・ω・`⎞

この可愛い灯りが目印

京都と言えば「抹茶」を使った甘味がやっぱりベタで有名なんだけど、今回お伺いした「糖太郎」さんは甘味の元となる「お砂糖」にフォーカスしたカフェであり…精製された砂糖を使わずに、黒蜜なんかの「含蜜糖」と呼ばれる精製前の砂糖を使ったドリンクや甘味を提供されているお店で、嵐山にある抹茶で有名な人気カフェ「八十八良葉舎(はとやりょうようしゃ)」の姉妹店として、2023年3月にオープンしたお店だそうです

アクセス

最寄駅は京阪電車の「清水五条」駅

1番出口から外に出て、そのまま五条大橋を渡って京都タワーを左手に西方向に進みます

そのままズンズン進んで行き、3個目の信号のある十字路(高倉通)の次の信号機無しの道(間之町通)を左へ…

1つ目の十字路を越えて2つ目の十字路に差さしかかると右手角にお店が見えてきます

あまりにも周りに馴染み過ぎている外観

お店は所謂古民家改装系であり、モダンな佇まいに「糖太郎」のステッカーが今風なエッセンスを齎しているような感じ

駅からはちょっと歩きます

まぁ…15分ってところでしょうか

因みに車だと近隣に100円パークが沢山あって、四条とかと違ってこの辺りは値段も安いので値段を気にせず停める事が出来ると思います

感度の高い若人が集まる

店内は古民家だった頃の名残を活かした感じになっており、柱とかはそのまま

お店に入って直ぐに場所に1本の柱が丁度テーブルくらいの高さに切られて残されており、そこに「本日のお砂糖」が飾られています

この日は沖縄の「波照間黒糖」でした

店内は店の外周に沿って4枚のテーブルがありますが、椅子は無く、基本的に立食スタイル

お店に沢山人が入ると、このテーブルが埋まっていき、段々食べる場所が無くなっていくんだけど、オーダーから提供まで割と長いのに加えて、ゆっくり出来ない立ち食いスタイルも相まって上手く席が回っている印象

土日は想像していたよりも沢山の人がこんな場所にも関わらず尋ねてくるのが今の時代なんだなぁ…としみじみ感じる

もう場所のディスアドバンテージみたいなのは昔ほど無いのかもしれない…( ˘ω˘

拘り製法をライブで見る楽しさ

壁にメニューなんかは貼られて無いし、メニューらしきものも何処にも無い…という新しいスタイル

並んでいる間にお店のインスタグラムを見ながらどれを注文しようか…って考えてたんだけど、自分の番になったらタブレットで画像を見ながらゆっくりとメニューを選ぶ事が出来た

メニューをスライドすると写真も見ることが出来る

お店の流れとして、基本的に注文を聞いてから注文を聞いた人がそれを作ってから提供する…みたいな感じになっており、自分の番になってから実際に注文するまで結構インターバルがあったりする(2オペ)

普段飲み物に砂糖は入れない人なんだけど、このお店でそんな事を言っていては本末転倒なので、抹茶ラテのアイスのせにして砂糖も入れて貰う

嫁は生プリンのプレーンにコーヒーをオーダー

所狭しと並べられた調理器具達

ちゃんと抹茶はオーダーしてから点てて貰えるし、コーヒーもエアロプレスという空気圧を使ってコーヒーを抽出する方法で入れて貰えたりして、作られていく工程も見てて楽しい

お店奥では含蜜糖を使ったベビーカステラが焼き上げられており、次々と焼きあがる様子やコーヒーを入れる様子を見てるだけでも割と楽しかったりする

因みに「エアロプレス」という抽出法は2000年代になってから世に広まったもので、まだ新しいものなんだって

甘いけど甘くない自然な甘さ

お店に入った時は席が無かったんだけど、並んで作って貰ってる間にちゃんと席も空きました!

取り敢えずアタシの抹茶ラテ+アイス乗せ

見た目も涼しげで綺麗な色が映える

ドリンクにはベビーカステラが自動的に2個ついてくるみたいです

嫁の生プリンとコーヒーはベビーカステラもあるので見た目が割と豪華

プリンが今にも崩れ落ちそうな程に柔らかい

この日はお休みの夕方だったんだけど、お店は終始込み合っている感じで2オペの店員さん達はかなり忙しそうでした

抹茶ラテは濃厚な抹茶のフレーバーに自然な甘さ(甘ったるく無い)の糖が加わり、スッキリとした飲み味

確かに甘味はあるけど、凄くさっぱりした甘味でありくどさが無い

上に乗せられたバニラアイスクリームも凄く美味しいんだけど、これまた尾を引かない甘さになっていて過度に甘すぎるものが苦手なアタシには凄く刺さった

嫁の生プリンも少し貰ったけど、こちらは割と甘くて凄く特別感のある食感…なんというか、柔らかい生麩のような感じと言おうか…

ベビーカステラも変な甘さが無く、逆にお祭りとかでこれまで食べていたベビーカステラが「不自然に甘い」というのが浮き彫りになる

砂糖かけてもいいくらい、甘いけど甘く無いみたいな感じ

参考までにお会計(2人分)

お店はPayPayが使えたので今回はPayPayで支払い

  • 抹茶ラテ ¥700円
  • 本日のお砂糖 ¥100円
  • アイスのせ ¥350円
  • 珈琲 ¥600円
  • 生プリン プレーン ¥720円
  • 合計 ¥2470円

お店のライブ感と特別感のあるお砂糖の味が特徴的

立食スタイルなのでゆっくりは出来ないけど、さっぱりした甘味は、ともすれば甘ったるくなりがちな和の甘味らしくなくて興味深かったです

是非!

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