ラーメン 京都グルメ

【和醸良麺 すがり】看板の無い隠れ家的ラーメン屋さん

2022年5月26日

珍しく【自宅で】では無いラーメンシリーズになります。そう言えばラーメンを外で食べるのは本当に久しぶりだよなぁ…と感じているエヂです。⎛´・ω・`⎞

知らない間に京都市内に数店舗出現している「看板の無いラーメン屋さん」(正確には看板はあるのはあるが普通、気付かない)和醸良麺すがりさんに行って参りました。

ロケーション

私が行ったのは四条烏丸の観音堂町にある「和醸良麺すがり」さんですが、他にもこの界隈に何店舗かあるようです。

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今は知る人ぞ知る感じですが、ジワジワと…確実に広がっているみたいです。

情報が飛び交うこの時代、それを受信出来る人達はその旺盛な好奇心で連れ立ってその情報で見た「体験」を求めにやってくるのかもしれません。

私は、前を通り掛かって知りました…⎛´・ω・`⎞☜情弱

この辺はもう庭みたいなもんです。ウロウロしてますはい…。

ラーメン屋さんには見えない外装

ホームページには「名前も看板も無い店」とありますが、正確には一応看板はあります。一応…ってのは本当に一応だからです。

これしか出てないw

この「和醸良麺」と書かれたコレがお店の入り口の目印です。横の小さなドアを開けて中に入るには最初、ちょっと勇気がいります…。

因みに夜はこんな感じ…。

夜は看板が光る

一応、お店の前からお店の中を窺い知る事ができますが、中を見てもラーメン屋さんだとは解らないですよこれは。

行列を避けるなら平日の午後8時以降が狙い目

このお店、土曜日とか日曜日は小さな扉が開いており、中を見る事が出来るのですが結構行列が出来ていたりします。

店の外に行列が無くても、ドアを開けたところに人が並んでいればそれは結構並ばなければならない事を意味します。何故ならこのお店、ドアを開けてからカウンターまで遠いから…。

ドアを開けたところ。カウンターは遠い…。

小さいドアを潜った先には細い通路が続いており、その奥に券売機があり、その先のドアの向こうの中庭を超えた先にカウンターがあるという構造。

つまりドアを開けた時点で待ち人がいれば、それはもう結構待たなければいけないんです。

因みに土日はそんな感じですが、行列を避けるなら平日の午後8時以降に行けば、殆ど並ばずに入店する事も可能。京都在住ならこっちですね。

俺の名前を言ってみろ!スタイル

二郎系と同じようなスタイルになっており、お店が決めたルールを客が飲む感じになっています。

並びのシステムから券売機のシステムを超えて、カウンターに着いたらまず人数を申告して、店員さんに券売機から出た紙を渡す…。

店員さんが「こちらへお願いします!」とコップを置いた場所に座る…。ここがいいな…wとか勝手に座ると「こちらでお願いします!」とデジャブる事になる。

凄く上品で雰囲気の良い店内

あれ?箸が無いぞッ!!:(;゙゚'ω゚'):

でも、慌てないで!あなたの下腹部に引き出しがあります。お箸はそこにあります!こんなの常識でしょう?

お箸は下腹部にある引き出しの中にある

良く見たら、箸の横に胡椒やら一味やら山椒とか薬味がある…!そうか、ここだったかッ!!

と…この二郎系のラーメンのようなルールが新進気鋭のラーメン屋さんらしい…。北斗の拳のジャギが言う「俺の名前を言ってみろ!」スタイルなのだ。

これは覚えゲー。

後、入口と出口が違うのも覚えゲーです。このお店退店時はカウンターの奥にある扉から出る事になっていますが、知らないと絶対に解らない。

絶対にだ!

脂の乗ったシマチョウと何とも美味しいスープ

とりあえず初訪となる今回は定番を攻めます。

ここはスタンダードな「もつそば」900円をオーダー。

トッピングとかも色々あって迷ったのですが、週中の午後8時を過ぎてからガッツリ食べたくない…っていう乙女心で普通にトッピング無しでオーダー。

ラーメンは想像していた以上に速いスピードで提供されます。

やっぱり新しいラーメンですね

なるほど…。私が知っている所謂、京都ラーメンとはちょっと違うな…。

具材は牛のシマチョウにキャベツ、それに何だろうこの青いのは…ニンニクの芽でも無いし、ウドでも無い…。ネギも京都ラーメンの定番である九条ネギじゃないやつですね。

これは中々良いシマチョウ

このシマチョウ(通称テッチャン)はいいやつですね。これは生(冷凍の仕入れじゃなくて)なのかな…。

取り敢えず脂が凄い。

脂身が多くついているテッチャンはいいテッチャンです。

そもそもテッチャン、赤セン、ホソなんかはもう脂を食べるようなもんです。

大手の焼肉レストランとかに行ってテッチャンを頼むとペラペラのゴムみたいなテッチャンが出てきますが、あれは海外製で脂を全部落としてあるんですよね。一番美味しい脂をわざわざ落としているワケ(海外でも一部、脂を落とさないメーカーも有ります)ですが、内臓に関しては穀物で育てた和牛とかの方が内臓脂肪(人間でもそうですよね。美味しいものを食べている人程、皮下脂肪多いでしょう?)が多いので美味しかったりします。

結構、魚介が香るスープは何とも言えない味噌汁のような見た目…。

麺はやや太いストレート麺で、デフォルトでもいい感じの歯ごたえです。

とにかく上品で、京都ラーメンとは真逆を行くスタイル

これは美味いかも…。( ˘ω˘

ラーメンに牛が入るとどうしても臭くなりがちなんですけど、ここのラーメンはシマチョウだけが牛であり、恐らく、スープに関しては牛のエッセンスは無いと思われます。

だから臭みが全く無い。

牛肉ラーメンって中国に多いんですけど、どうしても独特の臭みが出るんですよ。特に出汁に牛骨とか使っちゃうともう獣臭が凄いんですけど、ここのはそれは無いので、シマチョウだけ「牛」なんだと思います。(私の感想です。)

スープに関しては魚介が香る…って以外は正直全く…何がベースでどう…とか解りませんね。何となくあの…ViganRamenUzuさんを思い出しました。

だから多分、想像もしてないような椎茸とか筍がどうの…とかそういう世界なんじゃなかろうか…って勝手に思ってます。

食べている時は割と塩味を感じたんですけど、後味はさっぱりしていたりして、本当食べた事が無いようなスープです。

麺も美味しいし…確かにこれはアリかもなぁ…って思いますね。

また夜行こうかな。次はつけ麺を食べたい。₍₍ ◝( ˙ ꒳ ˙ )◟ ⁾⁾


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