ラーメン 京都グルメ

【自宅で】中華そば ますたに 北白川本店【ねっとりスープ、京都背脂鶏ガラ醤油ラーメンの老舗】

2022年5月15日

ここ2、3週間程ずーっと『臨時休業』だった中華そば ますたに 北白川本店さんがまた再開されているのをグーグル先生で知って、早速ラーメン持ち帰りをお願いしてきたエヂです。⎛´・ω・`⎞

ここは所謂、『銀閣寺系』と呼ばれる背脂鶏ガラ醤油系京都ラーメンの源流にあたるお店だと思います。昔ながらの姿で今も佇んでおり、行列もありませんが、地元客に愛されて、ずーっとある…って感じ。

ロケーション

京都市は左京区、白川通りと今出川通りが交差する交差点付近、白川疏水通りという小道沿いにあり、今出川通り沿いからだとお店は見えないような感じになっています。はっきり言って立地は良くありませんが、このラーメン店には立地など関係無かったりします。

今出川通り沿いから見てもお店は見えない

この辺りは何も無いようでいて、哲学の道もあったりして、実は観光地でもあります。

実は琵琶湖疏水にも永観堂にも近いですからね。観光ついでにサクッ…と行けますね。

尚、駐車場はありませんが、白川通り沿いにも今出川通り沿いにも100円パーク多数。個人的には白川通り沿いの方がいいかな…。

京都ラーメンの歴史を辿ると必ず出てくる名店

京都ラーメンって、大きく2つに分ける事が出来ると思っていて…。

京都駅から南東と、京都駅から北西です。

南東の方…酒蔵で有名な伏見区を中心とするエリアはラーメン屋さんが点在。こっちは主にアキラ系の牙城ですかね。醤油色の豚骨醤油ラーメンで麺が近藤製麺所製である事が多いのが南東エリア。

でも、こっちにも背脂鶏ガラ醤油はあって、ラーメン銀閣さんと、中華そばほそかわさんがそうです。

昔ながらの味を守る老舗系が多いイメージ。

対して京都駅から北西のエリア…。白川今出川のますたにさんから、北の一乗寺まで、こちらは結構固まっている感じですね。

で、面白いのが近藤製麺所製が少ない事。

例えば、ますたにさんは福建製、あかつきさんも近藤製麺所製では無いと思いますし、その向かいにある東龍さんは自家製麺。

少し北に上がると天下一品総本店がありますが、ここも自前ですよね。で、ここから一乗寺のラーメン激戦区です。

イメージとしては北西は老舗もあるけど、新しいラーメン屋さんが集まる若いエリア…って感じ。

京都駅からちょうど線が引けちゃうのが面白いなぁ…って思う。( ˘ω˘

昔からある生ラーメンテイクアウト

コロナ禍で始めた…ワケでは無く、昔から普通に…持ち帰りラーメンの需要があってされているようです。だからオペレーションが凄く完成されてる。

予め電話予約をしておくと凄くスムーズに受け取れます。私は大体、忙しくないであろう時間帯…午後3時くらいに電話して5時くらいに取りに行ってます。

輪ゴムでそれぞれの具材を仕切るスタイル

ラーメンスープはお店で使っているものをそのまま頂けます。つまり暖かいまま。

冷凍じゃ無いのでまさにお店の味そのまんま!

スープを入れる容器は有料で、持ち込みも可能。

具材はスープ、麺、メンマ、九条ネギに焼き豚…って感じです。因みにこのお店、ラーメン大設定有りです!

これはチャーシューメン大で決まりでしょう!(๑•̀ㅂ•́)و✧

余計なものは入れない方がいい…

中華そば ますたに 北白川本店さんのチャーシュー麺大です。

チャーシュー麺大

凄い…なんとも言えない豚骨の匂いが部屋いっぱいに広がります。ここのスープは匂いが結構キツイのでダメな人とか居そうな気がしますね。

私もギリギリまでスープは温めません。家でやると匂いがキツすぎるw

おや…?

ラーメンの具材の代表格であるもやし選手の姿見えないッ!!これは…もやしを入れなくちゃ!

でも、ちょっと待って!

デフォルトでもやしが入っていないという事はもやしは要らないという事です。入れちゃうと水分が出て味が変わっちゃうので、1度はそのまま食べましょう。2度目以降はもやし入れようがキムチ入れようが、煮卵入れようが、好きに実験していいと思うんです。⎛´・ω・`⎞

チャーシューは分厚く、味濃いめ

ここのチャーシューはややパサパサしている感じで、厚みが結構ある肉々しいやつ。

しかも味がかなりしっかりついてる濃いめのヤツになります。

味濃いめの分厚いヤツ!

これでご飯が食えるわ!みたいな濃い味チャーシュー。

これ…何処の部位だろう…。豚肩?私には豚の肩ロースに見えますが、京都で豚肩チャーシューって珍しいんですよね。

大体みんなウデです。豚ウデを使うのが京都ラーメンのイメージ。たまーにモモもありますけど、肩ってのは珍しい…。(実際に豚肩かどうかは不明)

福建製の細麺。個人的には1分半茹でが好き

開けた瞬間、お…コイツ…細いぞ!って思える福建製の特製麺。

大をオーダーすると2玉ついてきて凄く頼もしい。

やっぱりラーメンはチャーシュー麺大盛りだよね!って思うの。⎛´・ω・`⎞

大なら麺いっぱい!

説明書とか無いので茹で時間の指定はありませんが、大体どこのラーメン屋さんも1分30分でちょうどいい感じに麺硬になってくれるイメージなんですけど、ここのもそうですね。

大は実に食べ応えがあります。大満足だし、味変するのも忘れない心の余裕が生まれます。普通麺だとついつい食べ過ぎちゃって、味変忘れちゃうんですよね。そんな他の用事を思い出せる余裕のあるのがラーメン大盛り。ラーメンは大盛りでしょう!

酢とホワイトペッパーで味変!

半分くらい食べ進めたら、是非試して頂きたいのがラーメンスープに酢を投入…です。

これが合う!ここのネットリスープが凄くマイルドに…いきなりどうした!?:(;゙゚'ω゚'):ってくらい急にマイルドになります。

酢はショットグラス半分くらいでいいんです…。

ショットグラス半分の酢を投入

え?ショットグラスが家に無い?それは用意して下さい。

酢を入れたらまた少し食べ進め…少しスープを口に含んで、スープを感じたら、今度はホワイトペッパーを振りかけます。

ブラックでも無く、ブラウン…でも無く、ホワイトペッパーです。

ホワイトペッパーで味変!

京都ラーメンにはホワイトペッパー!

え?ホワイトペッパーが家に無い?それは用意して下さい。

後は無心で麺を啜り…出来る限りラーメンスープも飲みましょう…。

こんな濃い〜やつを台所に流すのは環境破壊です。自分で飲んじゃうのがサスティナブル。( ˘ω˘

う〜ん…大満足かもしれない…。やはり久しぶりに食べると美味い…。( ˘ω˘


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