何度か観ないと意味が良く解らない難しい映画もいいけど、時にはビール片手に軽い気持ちで何にも考えずに単純に楽しめるドキドキアクションもありだな…と考えているエヂです⎛´・ω・`⎞
逃げ場の無い宇宙空間から、或いは海の中から脱出するパニックアクション!ってのも昔のアメリカが量産したアメリカ人が大好きなやつであり、どちらも宇宙船、或いは海底探索基地…みたいな閉塞感溢れる舞台で繰り広げられるのがお約束…
あらすじ
4000人を超える乗客を乗せた豪華客船「ポセイドン号」では、乗り合わせた乗客達による新年への盛大なカウントダウンパーティーが行われていた
しかし、新年を迎えた直後、突如客船を飲み込む程の巨大な波が襲来!
進路変更をしようとしたポセイドン号だったが、方向転換は間に合わず、横方向から巨大な波の直撃を受け転覆してしまう
一瞬にして波に飲まれ、天地が逆転した巨大豪華客船の船内はパニック状態になり、乗客の多くが一瞬にして命を失ってしまう大惨事に…
天地逆転したボール・ルームに残る、わずか数百名の生存者達…
絶望的な状況の中、数人の生存者たちが船長の命令を無視して沈みゆく船からの自力脱出を図る…
主演はアメリカンタフガイ‼︎
この映画の主人公ロバート・ラムジーを演じるのは「遊星から来た物体X」でお馴染み、懐かしのアメリカンタフガイ、カート・ラッセル!
元ニューヨーク市長で元消防士という、あのバックドラフトのパラレルワールドかよ?みたいな設定
この人が出るという事は、ややこしい人間ドラマとか、トリックも何も無い単純明確な痛快アクションという事であり、ビールとポテトチップスがあればパーフェクトである
その昔、まだ映画が娯楽の中心で映画館がいつも満席だったあの時代…こういう作品が沢山あったんだ
皆んなで力を合わせて逃げ場の無い場所から逃げる→足を挟まれるヤツがでる→ややこしい性格のヤツがいる→タフガイ一度は気を失う…みたいな、この絵に描いたようなタフガイ伝説が最高に解りやすくて良い
尚、この映画は1972年公開の映画「ポセイドン・アドベンチャー」のリメイク作品らしい
海底からの脱出は割とドキドキ‼︎
この映画の舞台は海底に沈みゆく「逆さまになった豪華客船」であり、ある意味タイタニックよりたちが悪い沈み方なんだ
天地が逆なので脱出を目指す生存者達が目指すのは地上に1番近い船底…という事になり、上に上に登る中、下からは水が迫ってくる…という図式
水中パニックアクションというと「アビス」を思い浮かべるんだけど、コチラの方が中身が無くて解りやすい
水に追いつかれれば当然、溺れ死ぬ訳で、ダクトの中を這いながら水から逃れるシーンなんかは解っていても「あ〜‼︎」ってなるから面白い
やな事あった夜とかにいいかもしれません
少しB級臭が漂う気もするけど、ある意味で完成された娯楽映画の1つの形だとも思う…( ˘ω˘
逆に考えるんだ…最近の映画がややこし過ぎるのさ…って