電気代、ガス代の高騰が止まらない中、我が家の救世主として名前が挙がった急先鋒「こたつ」さんが嫁の審査を通る事が出来ず、却下…「アタシ、電気ストーブで我慢するわ!」というおしんのような事を言いだす嫁を見て、こたつが一番暖かくて安いんだよ!なぜこれが解らん!と喉元まで出かけたけど、グッ…と堪える事が出来たエヂです⎛´・ω・`⎞
それからも電気ストーブかぁ…と、何となくモヤモヤしていたのですが…ふと思いついたのが「灯油ストーブ」です
ちょっとこれまでのイメージだと「灯油ストーブ」=くさい、火事…みたいなイメージがあったのですが、その一方で「しっかり暖かい」というメリットもありますからね…
そして結論から言うとアタシは先週末に、灯油ストーブを買ったのだった…⎛´・ω・`⎞
灯油ファンヒーター
そんなワケでアタシが先日ヨドバシで購入したのは「灯油ファンヒーター」
つまり、所謂一般的な灯油ストーブでは無く、コンセントを繋いで少しの電気を使用して風を送り出す機構が付いた灯油ファンヒータータイプである
何となく火事が起こったりしそうな危なっかしいイメージの灯油ストーブに対して、燃料を燃やす燃焼機構を内部に閉じ込めたファンヒータータイプは、見た目がガスファンヒーターと変わらず、火事のイメージが無い気がする(運用次第ですけど…)
最新鋭の灯油ファンヒーターはエコモードや人感センサーも搭載しており、悪戯に灯油を消費しない工夫がなされているらしい
灯油タンクはたっぷり9リットル補給する事が出来、これは18リットルのポリタンクをきっかり2回分という…計算しやすい数字でもある
因みに灯油は18リットルで2000円程…と、これまたえげつない値上がり幅である…_(┐「ε:)_
その昔は18リットルだったワケだから千円くらいだったのに…
しかしながら急に寒くなった時期のヨドバシの売り場の光景…というのは実に面白い…
皆、暖を求めてこのフロアに来ており、ストーブやファンヒーターが飛ぶように売れる…
皆、店員さんを探しており、店員さんはめちゃくちゃ忙しそう…
今、店頭にあっても、10分後には売り切れちゃう…みたいな、マジでそんな雰囲気…
そう…皆、寒いのだ…
灯油ストーブのメリット
それはもう何と言っても「暖かい」事である
そりゃそうだ…中で灯油を物理的に燃やしているワケだから暖かいに決まっているのだ
そしてその暖かさというのは電気ストーブが逆立ちしても出す事が出来ないレベルの温かさなのだ
もう1つのメリットは「ランニングコストが見える」事である
電気やガスの怖いところは、先に「暖かさ」という結果だけを得て、後から金額を請求される…というところなのだ
先月のガスは200㎥使ったみたいだから…ガス代は2万円ね!
え?高い?でも、君が暖かさを求めて使ったんだろう?
一体、いくら請求が来るのか解らない…という読めない課金が怖いのである
灯油なら給油という儀式と課金が先に発生するので、あとくされなく使う事が出来るし、我慢も出来るんじゃないの?って思ったのだ
灯油ストーブのデメリット
デメリットとしてまず一番に思いつくのは燃料である灯油の保管場所である
やっぱりどうしても臭いがするのだ…灯油、軽油はガソリンと違って揮発するスピードが凄く遅いので、あの燃料を吸い出す吸引器がどうしても臭くなってしまう
灯油本体はしっかり蓋を閉めてこぼれた灯油さえふき取ってしまえば大丈夫だが、あの吸引器は保管場所を用意しないと臭くて仕方ない…因みに今は吸引器のみ2階の屋根付きベランダに置いてます
続いてのデメリットは何と言っても「灯油を使う事」である
温まるためには先に灯油を買いに走らねばならないのは解っている…解っているんだけど、灯油が無いと嫁に言われるとチッ…って、なるかもしれない…
灯油無くなったし買って来て!
スッごい寒いからごめんやけど買って来て!
クソ…無くなったか…スッごく寒いって事は
灯油を買いに行くのもスッごく寒いって事ねんな…
灯油はこっちの都合なんて考えてくれないんだな…なんてさもしい子供ごっこが出来ちゃうくらいさもしくなっちゃう…かもしれない…そんな思い出が蘇るのが灯油ストーブなのだ…
そう…アタシはかつて灯油ストーブを持っていたッ!!
あれは結婚した当時の頃…かぐや姫の神田川を彷彿とさせるような暮らしの頃の話であり…遠い昔の事…( ˘ω˘
そんな灯油ストーブが再びアタシの前に出てくるとは…コロナ前は想像だにしなかった事実である…
と、いうワケで暫く灯油ストーブ運用を開始します
これで電気、ガスの使用量を抑えつつ、先払いの灯油で後腐れの無い暖を取る…
ぃゃ…書いててそんな上手く行くワケないだろ…って思えてくるんだけど…
やってみるさ…