京都グルメ

葱や平吉【昼の行列天丼ランチもいいけど夜ご飯も美味しい葱料理店】

2022年6月30日

京都と言えば九条ネギ!京都ラーメンには九条ネギだろうが!と…案外、京都人はネギ(特に長ネギ)には思い入れがあるのかもしれないな…と思っているエヂです⎛´・ω・`⎞

淡路島の人なんかは玉ねぎに思い入れがある筈だし、群馬県の人は下仁田ネギに思い入れがある筈だよね…

そして、京都と言えば九条ネギです

元々は南区九条で作られていたのでその名が冠されていますが、現在は京都府城陽とかもうあっちこっちで生産されています

そしてそんなネギ全般を使った料理が美味しい、葱や平吉さんというお店があったりします

名店の予感がする暖簾

アクセス

最寄駅は京阪電車の「祇園四条」

駅を出て、鴨川を渡り、木屋町四条を南に入って、団栗橋を過ぎて少しした路地を西に入った場所にあります

この葱や平吉さんはお休みのランチに凄い行列を作るのでこの界隈では有名

行列必至!予約不可!

お店は11時半からオープンなので、実は11時くらいにお店に着く事が出来れば少しの待ち時間でお店に入る事が出来るのですが、12時とかに来ちゃうと結構並ぶ事になってしまいます

外観からはそうは見えないのですが、このお店実は3階建てで、お昼は1階から3階まで使って営業されているので、意外にも多くの人が1回に入場する事が可能

因みに特等席は1階の高瀬川沿いのテーブル席、北側2席と南側2席で、ここに座れればかなりラッキー

2階は結構、ごちゃごちゃ…そして意外にも3階が静かで3席しか無いのでゆったり出来たりします

お昼のメニューは大きく分けて3つ

  • 葱やのはみ出し天丼
  • とろろ膳
  • 葱やの定食
お昼のメニュー

更にそれぞれのカテゴリー毎にまだメニューが枝分かれしているので、全部食べようとすると結構な回数通わないといけません

葱やのはみ出し天丼

看板メニューの1つ葱やのはみ出し天丼を食べてみました。

エヂ

葱やのはみ出し天丼は更に3つのメニューに別れているで!

  • はみだし天丼 1580円
  • 上盛はみだし天丼 2200円
  • 特々上天下無双 4100円
女子B

1時間も並んだし…でも特々上天下無双は高すぎるから…

アタシ、上盛はみだし天丼にするわ!

って…誘導されてないかw

エヂ

お店の入り口にもこの上盛はみだし天丼の写真がデカデカと載っていますが、特々上天下無双に関しては写真が無く、英語のメニューを見ても「Special」としか書かれていないというw

これは上盛はみだし天丼に誘導するためのアレですな…

「葱や」だけに最初に何にかけても美味しい無料葱トッピングが出て来ますが…

まぁまぁ乾いたネギ…⎛´・ω・`⎞

まぁ、まぁ乾燥してるな…⎛´・ω・`⎞

はみだし天丼

確かに具がはみ出してる!

普通のはみだし天丼(1580円)でも充分なボリューム

女性ならこれだけでもお腹一杯になってしまう大きさです

ボリュームとしてはもう充分!

お味噌汁とお漬物がついてます

上盛はみだし天丼

これは目立つ!!

運ばれて来た時から自分も周りも「おぉぉぉ!!:(;゙゚'ω゚'):」ってなるビジュアルw

このそそり立つアナゴ天がスゴイ…

これをカメラに上手く納めるには広角レンズが必要なのでは…それくらいデカイッ!!

1時間並んだんだからこれくらい喰っていかねば!と思ってしまうあたり、まんまとお店の思うつぼである

そしてこの上盛はみだし天丼はやはり相手にとって不足は無い

如何にさっさとあなご天とその下の野菜天数点を片づけてご飯に挑めるか…である

天ぷらはサクサクで超おいしい。不満点を挙げるなら天ぷらが多すぎるせいか、天つゆがご飯にあんまり染みていない点だろうか…

サイドはお漬物と九条ネギの酢味噌あえ

天ぷらでパサパサになった口の中に白ご飯だけを入れるのはちょっと…

しかし量的には大満足

名物とろろ膳

並びに並んで入った葱や平八さん…

ついつい気持ちが焦って、ここは天丼食べとかなアカンのと違う?:(;゙゚'ω゚'):って気持ちになってしまいますが、ちょっと冷静になって名物とろろ膳に目をやってみる…

実はこいつが中々のキラーメニューだったりするのだ

是非、一度体験していただきたい”とろろ膳”
  • 漬け鮪とろろ膳 ¥2500円
  • 鯛胡麻とろろ膳 ¥2500円
  • 豚角煮とろろ膳 ¥2500円
  • 季節のとろろ膳 ¥2500円
  • 湯葉とろろ膳 ¥1500円

ちょっと種類が色々あり過ぎるんだけど、今回は漬け鮪とろろ膳をオーダーしてみた

漬け鮪とろろ膳

ご飯は白米と麦飯から選べるんだけど、今回は迷う事なく麦飯を選択

小鉢が色々と付いてきて見て楽しい、食べて楽しい…

目の前でたっぷりのとろろを掛けて貰える

このとろろ飯が意外にも凄く美味しかった…

何というか「軽い」のだ

思えば「はみだし天丼」と「とろろ飯」というのは凄く両極端なメニュー構成なんだと思う

ご飯は麦飯が正解

パキパキの麦飯の食感ととろろのふわふわした感じと凄く合うし、麦飯「ならでは」な感じもする

これは中々美味しいものを発見してしまった…はみだし天丼の派手さは目眩しである

夜の葱や平吉はまた違う顔

昼間は定食目当てに行列が出来ている葱や平八さんも夜になると行列も無く別の顔になる。

昼は予約出来ないが夜は予約出来ちゃうのだ。

そして、やっぱり予約はしておいた方が良いみたい

そもそもそんなに広いお店でも無く、夜の営業はラストオーダーが9時までと短いのだ

「京町家」なので広くは無いく、予約は必須か…

夜の営業は昼メニューにあった天丼なんかは無し

昼は使われて居なかった1階カウンター席も使って大人な雰囲気の炭火焼き葱料理居酒屋にチェンジする

この雰囲気は昼間と違う…

京野菜を蒸してから更に炭火で焼く料理が凄く食指をそそる…

九条ネギ入りだし巻き卵

主役はあくまで刺身や肉や野菜だが、それらを更に美味しくするためにネギがある…っていう葱の存在

例えば、この九条ネギの炭火焼きなんかは想像していた味と全然違う

九条ネギの炭火焼き

怒られちゃうかもしれないが、もうホウレンソウのようである

苦味も何も無い

甘味とその柔らかさ…まるで葱とは別の野菜を食べているような感じ

直ぐ無くなっちゃいました

ホウレンソウのおひたしでも食べたような感覚…( ˘ω˘

葱のかきあげも最高に甘いし、いい酒のつまみである

あー…なんかどれ頼んでも美味しい…

そして海外には無い、日本料理最高の酒のアテ…鯛のあら煮!

もう、ずーっと…食べてられる。( ˘ω˘

こういう煮魚は最高の酒のアテである

もう…ずーっとほじくってられるよね…

昼と夜とで全然違う顔を持つ葱や平吉

夜は2人で10000円ちょいくらいの予算でしょうか(ビール込み)

彼女と、奥さんと…2人でゆっくり、美味しいものを少しずつ食べながら飲んで会話する居酒屋…って感じですね

P.S.歯に挟まりがちなネギ専門店ながらつまようじがテーブルに無い!?でも、大丈夫

つまようじはお会計時のレジの反対側…レジに向かって立ってから180度後ろを向けば置いてあります(๑•̀ㅂ•́)و✧


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