中華料理…と聞くと最近では王将くらいでしか食べていないんだけど、思い返せばかつては毎月のように上海に行っていて、ローカル中華を食べていたし、時々はお客さんと一緒に本格中華なんかも食べていたっけ…とノスタルジックな気分に浸ってしまったエヂです⎛´・ω・`⎞
「牧定」さんは京都市は烏丸御池に新しくオープンした創作中華のお店であり、古民家を改装したおしゃれで綺麗なお店の中で食べるカウンター中華という珍しい形態のお店
因みにご予約様限定になっており、予め決まったゲストの分だけを下ごしらえして万全の体制で供給する…というスタイルのようです
ロケーション
場所は烏丸御池から徒歩10分
市営地下鉄の烏丸御池駅を下車し、1番出口から外に出て、烏丸通りを北へ上がり、1本目の押小路通を西に… 3つの通りを過ぎ、4つ目の通り(高倉通り)手前北側にあります
今はオープン直後なのでお花とかあって解りやすいのですが、恐らくこのお花が無くなるとこの辺りに多く見られる「看板の無いお店」のそれ…つまり、外から見たらお店なのかどうか全然わからない系になると思われます
牧定さんの場合はオープン時間になると暖簾を出されるので比較的解りやすい方かも…
基本的にご予約様のみ
牧定さんは現状、Instagramのダイレクトメッセージからの予約のみで、(12月からぐるなびや一休.comでの予約が可能になると言う話もあり)ランチ12時〜または、ディナー18時〜の一斉スタート
メニューはコースのみという、最近良くあるやつだけど中華…ってのは新しい
お店の外には暖簾が掛かっているのみで、メニューも何も置かれておらず、知らない人から見たらお店なのかどうかも解らない…というやつ
因みにそれを知っていて、予約なしでお店に来ても用意が無いのでお断りするそうです
牧定さんに行く場合は必ず予約しましょう
若き兄弟が作る高級中華
お店を切り盛りするのは若き兄弟で、お二人とも「牧定◯」みたいに名前に屋号が入っているという、もう予め「牧定」を立ち上げるのが決まっていたかのような背景があったりする
中華の道に居た兄と、和食の道に居た弟さんのお二人のみてお店を切り盛りされています
席は大きな1枚板のカウンターのみで、直ぐ前で調理の様子を眺められる…というライブキッチンスタイル
古くは料理の鉄人のような…あんな感じと言って解る人はいるのだろうか…
因みに席は6席程で、奥に個室があるらしいが、入れたところで10名程なので、二人でも充分行き届いたサービスが出来るのだろうな
お二人と話をしながら、説明を聞きながら食べ進める1時間と少しの贅沢ランチ( ˘ω˘
使われる食材は非常に豪華で、繊細な盛りと、もう少し欲しいくらいの量感が後を引く…
目の前で中華鍋が振るわれ、盛り付ける様子を見てから食べる中華ってのを実際に見ていると「中華」を作る工程というのは見どころが多く、ライブ向きである事に気付く…
説明を聞きながら、贅沢で複雑な味わいが中華のコース料理という個人的には珍しい取り合わせと相まって非常に興味深い…
店主自ら仕入れ先に出向き目利きしたフカフレにとろみのある中華餡を掛けて、更に上海蟹の身と味噌を掛けた豪華な一皿…
もちもちの包子(パオ)も勿論、お店で手作り
ここまで割と少ない量で「もう少しあってもいいかな…」…と思わせておいて、最後の銘柄豚のチャーシューがたっぷりと入ったチャーハンは普通の中華料理店くらいの量があったりして、ここで一気にお腹一杯に…
デザートはフルフルの杏仁豆腐に金木犀(きんもくせい)をお酒に漬けたものを乗せたやつ…
食べる時に香るのだ…( ˘ω˘
参考までにお会計(2人分)
コース料理のみの設定なのでお会計は以下のお値段+飲み物って事になります
ディナーはかなり素材もグレードアップするようですが、ディナーのお値段を見るとランチはかなりお得感があるように思えますね
- ランチ・1人¥5,500円(税込)
- ディナー・1人¥16,500円(税込)
中華割烹というニュースタイルはこの辺りには少ないと思われ、特別感を感じましたし、若く爽やかなお二人との会話も楽しく、ライブキッチンで出来上がる料理を直に見ながら…ってスタイルも楽しかったです
特別な日のランチやディナーにオススメです