アタシは所謂、無神論者というヤツ…つまり「この世に神は居ない」と考える人なのですが、実はアタシは幼い頃から宗教というものに囲まれて暮らしており、幼い頃はそういう寄り合いみたいなのに毎週、朝と夜に1回づつ連れて行かれる…というのが日課だったのです
そして無神論者となったアタシが今、宗教家庭というものを俯瞰で振り返ってみると、実は不幸な結果しか生まないのでは無かろうか…と思うエヂです⎛´・ω・`⎞
結構、重いテーマですし、興味無い人は読み飛ばして頂いてもいいかと思うのですが、クリスマスっていうタイミングもあるし、最近身の回りでちょっと書かずにいられないな…と思う事があったりして筆を執った次第です
センシティブなテーマでもありますし、記憶に新しいところでも宗教絡みの問題ってありましたよね
まぁ、あれとは全然関係の無い話なんですけど、最近…無神論者となって何十年も経ってからでもこの…周りのやっている宗教のせいでちょっと迷惑を被る事があったりして…こういうのって宗教に関わった事がないと解らない部分もあるのかもしれないなぁ…って思うんです…
宗教は自由、但し審美眼が備わった個人が判断すべし
まず大前提として宗教を信じるのは個人の自由だと思うし、やりたい人はやればいいと思っていて、否定する事はしないんです
人が心の拠り所を求めるのは何も宗教だけでは無いと思ってますし、人は何かしら心の拠り所や共感を求めるもの…そういうのがあった方が安定するんだろうな…とも思います
ただ、子を持つ親が「宗教」にのめり込んじゃうと、その子供はなかなか可哀想な目に遭うかもしれないよ…という事は経験則として思うのです
正しいものの判断がまだ自分で出来ない子供に対して、さも当たり前かのように宗教を生活ルーティーンに組み込むのは罪
アタシの場合もそうだったのだが、毎週火曜日と日曜日は集会に行く…みたいな…もうそれだけは決まっているのだ
そして集会場に行ってワケの解らない話をただ座って聞く…という行為は、当時のアタシにとってただただ苦痛でした
寝たら膝をつねられるし…もうトイレに行ったりして暇を潰すしか無かったのを憶えているんです
物心がついた頃、どうやらアタシ以外の友人はそんな事をやっていない事を知る…
何でウチだけ…と、当時は親に対して怒ったし、行きたく無い!とゴネたりもしたが、それでも最終的には説き伏せられ、連れて行かれる事になってたんです…
理想…というか、正論では今でも「宗教は自由」だと思っているし、やりたい人は勝手にやればいいと思う
だが、周りを巻き込んではいけないと思うし、そこに審美眼の無い子供を巻き込むのはどうかと思うんです…
まぁ、親がのめり込んでいる以上、子供の自由を尊重する…という大義名分を持って子供を放ったらかしにして寄り合いに参加するのが正しいのか?と言われればそうだとは言えないが、子を持つ親が子供に対してやらなければならない事は「今の世に合わせた正しい方向に導く事」だと思う
審美眼が身に着くまでは、伴走するのが親の務めだと思うのだ…⎛´・ω・`⎞
親が子供に見せる姿というのは、壺を買って崇め奉る姿では無く、来世で幸せになれる…とかでも死んだら楽園に行ける…でも無く、学校の勉強にしっかりと付いていけているか…友人関係は上手く行っているのか?とかそういうケアだと思うのだ
つまり、子がいるなら宗教よりも子供を優先すべきであり、猫を飼うなら旅行は諦めろ…なのだ…⎛´・ω・`⎞
幼少期の子供のステ振りをするのは親
人間誰しもに平等に与えられた時間は24時間
この24時間の時間の中で自分の能力アップのためのステ振り(ステータス振り分け)をするワケであるが、人の親になるとこの時間の中で更に子供に対するステ振りもする必要が出てくる…というハードモードに突入する
ステ振りとは?
ゲーム等でレベルが上がった際にもらえるポイントを攻撃力、防御力、素早さなどの各ステータスに割り振ることなのだが、この地味な成長過程が人生における人の成長にも非常に似ており、アタシ的には人生においてもステ振りが必要だと考えております
例えば英会話教室で100時間過ごしたら多分、2ポイントくらいは「英語」という能力にステータスを割り振る事が可能
生まれもった能力にもよるが、ある程度英語が喋れるようになるには英語のステータスは20以上は必要…みたいなイメージで、このステータスが「野球」とか「道徳」とか色々あるのが人生…という考え方
ご飯も作って、寝て…そこに宗教まであると、何処で子供に対するステ振りをする時間があるんですか…?って思うのだ
ステ振りなんかしなくても大丈夫!と言ったところで社会との関わりを絶って山奥で暮らすわけでもなければ、自ずと高校受験や大学、専門学校、就職…とイベントが発生するのだ
で
子供の頃にしっかりとステ振りしておかないと「取り返しのつかないフラグ消滅イベント」が多数発生する
更に子供がその一連の悪い流れの全容を本当に知るのは多分、人の子の親になってからなのだ…
崖に激突して死ぬツバメがいるそうだ… そのツバメは得てして他のツバメよりもとても上手にエサを捕獲したりするのだが…
宙返りの角度の危険の限界を親ツバメから教わっていないため
つい、無謀な角度で飛行してしまう…
グリーンドルフィンストリート刑務所の神父様
何で急にこんな重い話なん…?って感じる方もいるかも…ですが、冒頭でも書いた通り、そう思うような事が最近起こり…何処がアレだったんだろうなぁ…って考える機会があったから…って事です⎛´・ω・`⎞
まぁ、今更言っても何も始まらないし何処にも向かわないんだけど、せめて穴でも掘って大声で吠えておこう…みたいな事なんです
色々な要素が絡む問題だと思うし、その中の理由の1つが日本における宗教のマイノリティと、乱立があるのかな…と
例えば欧米だと圧倒的にクリスチャンが多く、皆んな浅かろうが深かろうが関わりがある中で、群衆の共通認識としての神がいる…という風土がある中での宗教…っていうとまた違うんだろうな…とも思うんです
でも、そんなアメリカ様はその宗教のせいでよく他国ともめたりもするし、宗教感の違いで大変な悲劇が起こったりもするのを見てるとあっちはあっちで問題あるよなぁ…とも思う
好きを越えて、信じる…信仰するというチカラが強すぎるのが問題なんでしょうかねぇ…⎛´・ω・`⎞