日本の中華料理店やスーパーで所謂「小籠包」というやつを見る度に「違う、そうじゃ無い…」と、心の中で叫ばざるを得ないエヂです⎛´・ω・`⎞
因みに小籠包は西暦960年〜1127年頃の北宋時代の中国で生まれ、その後上海近郊の無錫や南京、南翔で発展を遂げ、今日に至る…という歴史を持ちます
つまり上海エリアこそ小籠包のメッカであり、あの辺りをオリジナルとして考えるのが自然なのです
アクセス
場所は京都高島屋3階…え?3階なん?って感じなんだけど3階なんです
京都高島屋…と聞いた時点で勝手に最上階のレストラン街だと思いがちですが、婦人服売り場の奥に小籠包を求める行列があるとは、よもや思うまい…
京都高島屋の最寄り駅は京阪電車「祇園四条駅」であり、駅からは徒歩10分程
因みに鼎泰豊は朝10時半から営業していて、土日は予約不可
皆さん割と早くから並ぶので、11時とかに行っても既に長い列が出来ていたりするんだけど、座席数が結構多いので列に並んでみると案外直ぐに中に入れたりします
セットもあるがアラカルト推奨
あくまでも鼎泰豊に始めて行くなら…ですが、ランチセットよりも2、3人で行ってアラカルト注文した方が色々なものを食べる事が出来るのでオススメ
セットメニューは価格的は凄くお得なのでアラカルトメニューだと1人+700円程余計に掛かりますが、やっぱり色々食べたいじゃないですか
それにここ、何を頼んでも美味しいし
で、お願いするならやはり小籠包ですが、ここはトリュフ入りとか、アワビ入りとか、そんなのに惑わされず、普通の小籠包と蟹味噌入り小籠包をオーダーするのが吉
注文は紙に番号を書く方式ですが、注文時は個数に注意
店員さんの確認は入らないので、自分がオーダーするメニューの入り数は確認してから記入するようにしましょう
因みに小籠包は4個か6個がミニマムです
これこそが小籠包!
オーダーしてから提供まで早いのは中華料理の常であり、ここ鼎泰豊京都店もそんなに待たされる事はありません
細く微塵切りされた生姜の細さが上海と違うけど、違いを感じるのはそんな細かい部分しか無く、殆ど上海のお店と変わらない事に驚いた
小籠包は皮が薄い本場方式であり、酢醤油に付けて蓮華に乗せてから更に生姜を乗せ…最初に小籠包の側面を噛んで中身のスープを吸ってから本体を頂く…( ˘ω˘
間違いありません
上海のお店だと普通の小籠包と蟹味噌入りが見ただけで区別出来るように蟹の形のにんじんが入ってるんだけど、京都店はそのサービスは無し
どっちがどっちか解らなくなります
可愛いし、印象に残るサービスなんだから取り入れればいいのになぁ…とは思う
少しだけ違うメニュー
炒飯もエビがゴロゴロ入っていて本当に美味しい
多分、このお店は何を頼んでも一定水準以上の美味しいものが出てくると思う
えび麺も凄く上品で後を引く美味しさ…
単品メニューは凄く種類が多くて目移りするんだけど、実は上海の鼎泰豊は更に多くて、さーっと見ただけでもアレが無いコレが無い…みたいなのは確認出来る
でも、これだけ種類があればもう充分だと思うし、地元に上海と同じテイストの鼎泰豊がちゃんとあった…というのは意外な発見でした
ちゃんとお店入り口では中国のお店と同じく天心師の人達が小籠包を作っている光景も上海と同じ…
1つ注意しないといけないのは、ここで小籠包を食べてしまうと日本の他のお店で出てくる小籠包が小籠包では無い…という事に気付いてしまう事…_(┐「ε:)_
そのくらい違いがあるのだ
参考までにお会計(2人分)
レシートが予想外にシンプルでアイテム個別の値段が表記されておらず、飲食代1点…みたいな形でのみ表記されるので頼んだアイテムを挙げておきます
- 大根もち(1個) ¥350円
- 小龍包(4個) ¥660円
- 蟹みそ入り小龍包(4個) ¥1000円
- えびと豚肉入りシュウマイ(4個) ¥800円
- えび入りチャーハン(スープ付き) ¥1280円
- えび麺 ¥1370円
- 合計 ¥5780円
上記のメニューの金額を足すと、合計金額より多くなるのですが、実際のお会計は¥5780円なので、上記の表は何か間違ってるのか…
上海の鼎泰豊と比べても高い!とは思わず寧ろ、日本の方が若干の割安感を感じました
何を食べても美味しいので、ここは3人とか4人とかで行ってアラカルトで色々な味を楽しむのがお得かもしれません