旅ログ

高鉄に乗って深圳へ…

生まれて初めて中国の高鉄に乗って、実に7時間の列車の旅を経て中国の南側…亜熱帯気候が支配する暑い暑い広東省は深圳に入ったエヂです⎛´・ω・`⎞

気分は「世界の車窓から」みたいな感じで頭の中にあの音楽が脳内再生される感じで乗り込んでみた高鉄が色々と面白かった…( ˘ω˘

頭の中であの曲を脳内再生してみて下さい

とんでも無く広い虹橋駅から出発

因みに「高鉄」とは日本でいうところの新幹線の事を指し、正しくは「高鐵」と書くようです

今回は上海は虹橋駅から広東省の深圳まで1210キロを7時間かけて移動

虹橋空港は前に行った事あるんだけど、虹橋駅は初めて

そして例によってめちゃくちゃ広いんですよ…

虹橋駅は駅の中に入るためにセキュリティ通過とパスポートが必要で、セキュリティの厳重さはさながら空港のようです

虹橋駅は陽が登る前から凄い人で溢れている…

朝早くからスタバやマクドナルド、バーガーキング等が開いているのでスタバで腹ごしらえをして電車を待つ…

中国の電車って駅のホームで待つスタイルじゃ無くて、電車が来てからホームに降りられるようになっていて、飛行機のようにゲートの前に並んで待つ事になるんですけど、これは何処の駅でも同じみたいですね

時間になったらまたパスポートを読み込んでいよいよ高鉄へ…

誰がどのように移動してるか…とかも、国が全力で追おうと思えば全部追えるんですねぇ…( ˘ω˘

外の景色より中の景色が凄い

座席は3+2で、席数も新幹線と同じ

静寂性も同じだしスピードも300キロくらい出てるのかな?

日本の新幹線で外国人旅行者が悶絶する荷物置き場が無い!なんて事も無く…ちゃんと荷物置き場も完備なのは嬉しい(取り合いですが)

中国の内陸部の景色を眺める機会なんて滅多とあるもんじゃないので凄く期待してたんですけど、実際に車窓を眺めてみると日本とさして変わらない…というか、山や畑、田舎の家の点在する様子にはサプライズは無く…

寧ろ高鉄の中に驚きを感じたんです…

軽いカルチャーショックを受けた

ずーっとスマホや誰かと話をしていてガヤガヤする列車内や、常に何かを食べる咀嚼音と臭いが中々…

まぁ…日本も駅弁とか食べるし…と、気持ちの中で寄り添ってみたりもしたんだけど、隣のオッさんがカップ焼きそばをカバンから取り出して食べ出したのを見て本当に驚く…

嘘やろッ!?

そう…なんと高鐵には「お湯コーナー」があるのだ…

7時間の長丁場で、途中トイレも行ったんだけど…トイレもまぁ…アレですよ…アレ…

途中の駅で今から逆方向に走るから全員立って!と言われて、乗客全員で椅子の向きを変えたりするのが面白いw

更に興味深かったのは売り子よりも凄い頻度で来るゴミ袋を持ったお姉さん

経由駅に着くと大量のゴミを持って駅に下ろしている様子が見えたりして凄く忙しそう…(1人のお姉さんが5袋のゴミ袋を降ろしていた)

車両天井部のモニターでは「皆んな仲良く!」とか「携帯電話は通路で!」とかを車両のお姉さんが子供に諭すアニメが流れてるんだけど、その映像と現実との対比が何ともシュール…誰も守ってないし、そもそも守る気なさそうなんだがw

まさか外の景色より中の景色に驚かされるとは…

でも何と無く見てて思うのは、ルールはルールとして決めてあるけど、どうせ誰も守らないよね?みたいな感じの場所から始まっているような感じ…

中国最南端の街、深圳に到着

深圳に来るのも3年ぶりなんですけど、とりあえず暑い…リュックを背負うTシャツに汗が滲み癖毛がウネウネし出すこの感じ…

もう完全に夏ですね、暑い…⎛´・ω・`⎞

ここも3年ぶりです

そして何となく物々しい雰囲気を感じるのは3年前と同じ何だけど、深圳ってこの駅前の胡散臭さが凄いんですよね

駅前に闇タクの呼び込みがあって、そこを超えて行くと偽物を販売する偽物市場があるんだけど、そこの呼び込みがまーしつこい…

日本人だと解ると流暢な日本語でめっちゃついてくるこの感じがこの街の怪しさを倍増させている気がする

ここは上海と違って、何か…「ついこの間までコロナだった雰囲気」がしますねぇ…

街にはバリケードの後みたいなやつが残っていて、何か物騒…

高鐵7時間の旅は思っていたより案外疲れも無く楽でした

飛行機と違って寒くないからかな…明日からまた中国の南で頑張ります⎛´・ω・`⎞


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