最近、海外出張に行く事が決まっているけど英語力が足りない若手にアドバイスをする機会が多いんだけど、あまりのカタカナ英語っぷりに何処から手をつけていいのやら…とはたと考えてしまったエヂです⎛´・ω・`⎞
専門的な知識がある人なんかは英語力に不安があっても海外に駆り出されたり…とかあると思うんだけど、リスニングもスピーキングも訓練されて無さすぎて、固まったカタカナ英語は短時間でどうのこうの出来る状態に無い…というか、英語というのはそれ程に土台が大事なんだと思った次第
そんなある日、帰宅したら子供が「明日英語のテストやからゼルダやめて今から勉強するねん…」という場面に遭い、一体どんな勉強してるのか興味があったので見せて貰ったところ、その内容に驚愕した次第…
スマホが変える英語学習
単語と文法と…みたいな感じで話していたので「単語帳持ってきてみて!」と言ったら出てきたのはスマホアプリ…⎛´・ω・`⎞
聞けば今は学校でもスマホアプリで英語学習するのを推奨されているらしい…
で、試しに問題を解かせて貰ったのがレベル毎に単語を選ぶ4択問題なんだけど、特筆すべきは英語の音声のみで行われる質問に対して4択から答えを選ぶ…つまり問題にヒアリングが盛り込まれている点であり、何言ってるか解らないとそもそも答えが導き出せない…という点
正直、めっちゃええやん…と思った⎛´・ω・`⎞
硬く、柔軟性が無さそうな学校の教育現場というのは時代を経て大きく変わっており、今や教育現場に2007年に故スティーブ・ジョブズが世に送り出した歴史的デバイスがいい形で使われているんだ
文部科学省も仕事をしているという事か…⎛´・ω・`⎞
電子デバイスというのは本当、使いようで人の可能性を大いに伸ばす事が出来るんだなぁ…羨ましい…こんなのがアタシの学生時代にあれば…って、多分あったとしても教科書の端にパラパラ漫画を書いたようにスマホで電子書籍でも読んだかもしれない…⎛´・ω・`⎞
理に適った学校での英語学習
アタシは学生時代全く勉強してこなかったんだけど、大好きだった洋画を観まくる事や、趣味の延長線上の好奇心で自然と単語を頭に入れていった…というのはあるみたいで、この事は良く感じる
例えばガンダムでデザートザクっていうのが出てくるんだけど「desert」砂漠専用…あぁ…砂漠って「desert」なんだ…つまり砂漠戦闘用のザクなんだな…とか、ファイナルファンタジーの回復魔法「ケアル」が「cure(キュア=治癒)」から来てたり、重力魔法「グラビデ」が「gravity=(グラビティ重力)」から来ていたり…
アタシ達ゲーム好きなら「dagger」と言われたらピンと来ませんか?あれ?来ませんか…
でも、じゃぁ「ダガー」と言われたらどうでしょう?
え…と…短剣?
そうなんです
じゃ、「wand」が杖であったり、「shield」が盾、「ability」が能力である事が解ると思います
こんな風に英語というのは実は身の回りに物凄く溢れかえっており、後はその意味を考えるかどうかだったりする…
「好きこそものの上手なれ」で、学校の授業中もパラパラ漫画を描きつつも少しずつ耕していたのでまだ何とかなった部分というのはあると思うし、横文字の意味を考える…っていうのは案外、単語習得において楽な道…というか、印象に残りやすいのだと個人的に思う
多分、頭の中で「そうなんだ!」っていう印象が残るせいかもしれない
で、上記のアタシの事情とは少し違うんだけど、現在の学校での勉強というのは単語帳では無く、学生の皆さんの生活に密着しているあまりにも馴染みのあるデバイスを使って、しかもヒアリングを活用して文章で単語学習が出来る…というのは凄く理に適っていると思っていて、何とこれこそアタシが試行錯誤の末に辿り着いた英語系YouTuberのATSU氏が発刊している「ATSU英語」と同じ方式だったりする
英単語を憶えるには文章にして、耳と目とそして自分の声でインプットして、アウトプットする…っていうのが一番の近道だと今は思ってるんだけど、そのインプットの部分をそのまま学校で教えている…というのは大きい
そして、これは前に英語の教科書を見せて貰った時に知ったんだけど、今の英語教育というのはサイトトランスレーションを教えていたりして、英語を1つ1つの意味に細かく分けて、前から前から日本語に直す…ってのも実践しているのを知っている
インプットに関してはほぼ完璧だし、凄く合点が行くワケであり、後はアウトプット…って事になる
英語を話すチャンスが多い京都
例えばイタリアはフィレンツェに行くとする…
駅やホテルは当たり前だけど、レストランなんかでも皆さん普通…に英語を話すし、街の人も半分くらいは片言英語くらいは出来たりする
これはフィレンツェという街が観光を呼び物にしている街だからであり、サービス業では簡単な英語が話せる…というアビリティが殆ど必須だから…だと思うんだ
昔、香港の人に「日本人は英語を話すチャンスが少ないからいつまで経っても英語が出来ないんだ」って言われた事があって、例えば香港なんかも世界のハブである以上、英語が必要…というか、向こうは歴史的な背景が絡んでくるのでちょっと比較にはならないとは思う
でも、英語を話すチャンス…という意味で言えば、京都という街はそのチャンスに溢れていると思う
コロナ禍が過ぎた今、京都市内を歩くと京都市民よりも外国人の方が多いんだから、ホテルや旅館、レストランなんかの状況はイタリアのフィレンツェと同じ事が言えると思う(因みにフィレンツェと京都は姉妹都市なんだけど、その事実は殆ど知られていない)
で、インプットはちゃんと学校で出来ている土台の人達が、京都という海外の人と触れる機会が多い街でサービス業に就いて行くと、他府県に比べると英語が出来る人が増えるんじゃないかな…って…そんな風にも思うのだ
京都市も観光を売りにやって行くのであれば語学インフレは整えなきゃいけないのは明白だし…
今、まさに高校生とかの世代が大人になって働くようになって、更にその子供が…っていう頃には、ケンとマイクに育てられ、知識ばっかりで全然喋れないアタシ達の世代も淘汰されて、今とは違った状況になっているかもしれないなぁ…なんて事を思った次第…⎛´・ω・`⎞
まぁ…
しょうもない空想をしてる暇があったら自分の英語能力を高めろよ…って話なんですけどね…_(┐「ε:)_