チェーン店の牛丼や親子丼は安くて早くていいけど、古くからあるような定食屋さんとか、老舗店の丼の味は絶対に知っておくべき…。( ˘ω˘
どうも、エヂです。⎛´・ω・`⎞
先日、わざわざ西陣まで親子丼を食べに行って来たのですが、小さな器に歴史を感じるような深い一杯に感動いたしました。
ロケーション
場所は京都市は上京区。古くは西陣と呼ばれる由緒正しい場所になります。
堀川今出川を西に行った後、今出川智恵光院通りを北に入り最初の十字路を西(左側)に曲がったところになりますが、この辺りは一方通行も多く、道も狭いという、他府県の人が嫌がる「The京都市内」みたいな場所になるのでレンタカーで来る人は色々と気をつけましょう。
一方通行だらけだし、車から見難い死角に置かれた「いけず石」も沢山仕掛けてあります。
由緒正しき京都はよそ者に厳しかったりします。
西陣のかしわ料理屋さん
この鳥岩楼さん…。元々は祇園にお店を構えてられたそうですが、昭和20年に現在の西陣に移られたそうです。
かつては夜に老舗の水炊きを食べることが出来たようですが、現在はコロナ禍の影響もあり、昼のみの営業となっているようです。
11時半からのオープンで、11時20分くらいに着きましたが、既に待ち人が3人程いらっしゃいました。(何も書かずにただ表に並ぶだけでいい)
お店は間口の割にかなり広く、中は町家特有のウナギの寝所のような作りになっていて、収容人数的には多そうに見えるのですが、食事スペースが割と潤沢に取られているので、12時を過ぎてしまうと相席当たり前で、店内にも待ちが出るようです。
ランチメニューは親子丼のみ
お昼のメニューは親子丼のみなので、何も迷う必要はありませんし、店員さんがメニューを聞きに来る事もありません。
ただ、黙って座っていれば順番に親子丼が運ばれてくるというシステム。
程なくして運ばれてきた親子丼…。
蓋を開けて直ぐに飛び込んでくるこの美味しそうなビジュアル…。
第一印象は「小さいな…」ですが、900円という価格に加えて、例えば京都旅行とかだったら…ここで食べてからまた別の場所で甘いものを食べたりしたいかな…って思うとサイズ的には寧ろちょうどいいのかも…って思えます。
鶏スープとたくあんがセットで付いてくる。
親子丼は卵がトロトロで、更に真ん中にうずらの生卵まで乗ってます。豪華。
野菜は入っておらず、鳥肉は臭みが全くない地鶏系の少し歯応えがあるやつで凄く美味しい…。( ˘ω˘
つゆはたっぷり入ってますね。下の方がただの白ごはん…みたいな事も無し。(丼ものがウリのお店でたまにあるんですよね…。)
凄く美味しいですコレ…。
参考までにお会計(2人分)
非常にシンプルです。
- 親子丼ランチx2 ¥900円
合計¥1800円
丼のサイズこそ小さい印象を持ちますが、味は確かで、築100年のこの雰囲気の中頂く親子丼としては充分に等価交換できていると思えます。