ラーメン 京都グルメ

【すがり】知らないとまず辿り着けない、名前も看板も無いラーメン屋さん。

2022年5月29日

最近、京都市内で密かに注目を集めている、名前も看板も無いラーメン屋さん「すがり」さんの謎に迫って来たエヂです。⎛´・ω・`⎞

ロケーション

先日、四条烏丸にある「和醸良麺すがり」さんを記事にしましたが、あそこは外に「和醸良麺」の看板が出ていたのでまだわかりやすい。

こっちはマジで解らないんです…。

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六角通りと高倉通りが交差する交差点を西に数メートル行った場所にある南側の古民家が「すがり」さんです。

本当に名前も看板も無いお店

場所的にはここですが、地図だけだと「本当にここなんだろうか…」と、不安になります。外観はこんな…。

マジで唯の家だったりする…。

もう本当に何の目印も無く、そこにはただの古民家があるだけ…!なので事前に情報有りき…が大前提という変わったお店です。

私は四条烏丸の「和醸良麺すがり」さんの前を偶然通り掛かった(本当はあまり偶然通るような道じゃないんですけどねw)時に行列を見て看板の写真を撮り、ググってそれがラーメン屋さんなんだと知り、後日一人で訪問、「和醸良麺すがり」さんのウェブサイトを見て「すがり」さんを知り、訪問…って感じです。

お店の前に来てからも「ホンマにここなん!?」とググり直したくらい普通…に家ですw

恐る恐る近づく…

この入口が開いていれば、オープンしていると言う事なのだそうです。

中は意外と広いウェイテングスペースが…。

中庭なんかもある
お店は完全キャッシュレス決済!現金は使えない!

先ずは入った次の部屋の券売機で食券を購入…。

現金は使えない

ここまで来て、ここが本当にラーメン屋である安心感を得ますw

因みに「すがり」さんは現金決済は不可で、カードがPayPay等のキャッシュレス決済のみです。

「和醸良麺すがり」さんは現金も使えましたが、ここはキャッシュレスオンリーなんですね。

今回は燻製鶏つけ麺1.5玉(1,100円税込)にしてみました。大盛りとかも出来るみたいです。

ここもやっぱり、俺の名前を言ってみろ!スタイル

食券を購入したら庭を抜けて2階に上がります…。

そして、2階には外観からは想像も出来ないような世界が…。:(;゙゚'ω゚'):

横一直線に伸びた大きなカウンター席

何とまぁ…オシャレな空間…。⎛´・ω・`⎞

ここも2人だけでオペレーションされていて、極力、余計な仕事をしなくてもいいように色々と工夫されています。

つまり二郎系と同じようなスタイルになっており、お店が決めたルールを客が飲む感じになっています。

カウンターに着いたらまず人数を申告して、店員さんに券売機から出た紙を渡す…。

店員さんが「こちらへお願いします!」とコップを置いた場所に座る…。ここがいいな…wとか勝手に座ると「こちらでお願いします!」とデジャブる事になる。

厨房も凄いオサレ…

あれ?箸が…箸が無いぞッ!!:(;゙゚'ω゚'):

でも、思い出してあなたの下腹部に引き出しがあります。お箸はそこにあったでしょう?

あ…。そうかそうか…そうだった!!

初訪問時はマジで箸の場所が解らない…

良く見たら、箸の横に胡椒やら一味やら山椒とか薬味がある!そうか、ここだったな!!

多分、すがりさん系列は全てこのスタイルになっていると思われ…。

知っている人はスッ…と出来る。二郎系ラーメンなんかでもそうでしょう?

偉い人A

まず食券買ってから並んでね!!

アワアワアワ…知らなかったから食券買わずに並んでたお!

エヂ
偉い人A

え?食券買ってないのに並んじゃってたの?

今すぐ食券買って並び直して!

あ、並び直しは最後尾な!!

ソロに優しくないのがこの覚えゲースタイル!北斗の拳のジャギが言う「俺の名前を言ってみろ!」スタイルなのだ。

つまり「すがり」さん系列の覚えゲースタイルは…

  • 先ずは階下で食券購入して決済を済ます。(現金が使えないお店がある)
  • カウンターに移動、店員さんに食券を渡し、言われた席に着席する
  • お箸と薬味は下腹部の引き出しにある
  • 水、又はお茶は自分の前にあるやかんか、ケトルに入れてあるやつを自分で汲む
  • 食べたら来た時とは逆方向が出口

と言う感じになります。

気をつけろ!初めて感を出すんじゃないぞ!

炙られた燻製鶏と、魚介が香る、和蕎麦のようなつけ麺体験

四条烏丸の「和醸良麺すがり」さんがホルモン推しだったのに対して、こちらの「すがり」さんは燻製鶏推し。

麺は2玉でも良かったんだけど、2玉の大きさが良く解らなかったので今回はデフォルトの1.5玉にしてみました。

上品なつけ麺

本当、和蕎麦のような見た目のつけ麺…。透き通るような標準サイズの太さの麺です。

蕎麦のように四角断面になってますね。具材は煮たキャベツ、水菜、白髪ネギと煮込んだ白ネギ…って感じで、キャベツが入っているのは「和醸良麺すがり」さんと共通ですね。後、店員さんの話ぶりではローテーションで各店舗を回っているような事が聞こえました。

鰹香るスープ

スープに関してはベースは各店舗共通なのかな?って感じがします。魚介ベースで、濃いけど脂っこくないスープ。

つけ麺の場合、このスープの中に燻製鶏が入っています。

透明感のある麺

個人的にはつけ麺もいいけど、ラーメンの方が好きかな…って感じもしますが、どちらも甲乙つけがたい感じ。

麺の量はやっぱり1.5玉ではやや少ない感じがしました。次は迷う事なく2玉にすると思います。

最後はスープ割り

食べ終わったら店員さんにスープ割りを入れて貰います。

このスープは動物…牛とか豚とかよりも植物由来なんじゃ無いのかな…って感じが凄く…個人的にそう思うんですよね。

魚介が入っているのは間違い無いとして、後は豚の背脂とかモミジとかそんなのよりも椎茸とか昆布とかキノコとか…そんな感じがの印象を勝手に持っています。

食べた後のあっさり感はそのせいなんじゃ無いかな…と言うのがその理由なんですけど。

味は濃いのに凄く軽いんですよね。

この場所でラーメンを食べるという体験を買うスタイル

このお店も体験購入型の店舗ですよね。普通にただ食べるだけの食事よりも満足感が得られると思います。

勿論、一番大切なのは味なんでしょうけど、これは楽しい。

誰も知らないこの場所で食べる…という体験

実に面白いコンセプトだと思います。凄くオシャレで味も美味しいし…。

まさに隠れ家レストランですね。

あ、最後出口は入口とは逆側になります。あしからず…( ˘ω˘


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