コロナ禍のリフレッシュにおいて最適なのは、非日常空間での体験である…と考えており、ちょっとプチ贅沢レストランの食事なんかでもランチだと比較的お手頃なお値段で非日常が体験出来ちゃうのがお得…と、考えるエヂです。( ˘ω˘
もうUSJとか映画観に行くようなもんです。「その空間で美味しいものを食べるという体験」を購入するんです。
ロケーション
今日は前から気になっていた下京区は河原町高辻を西に入ったところにある屋根裏フレンチレストラン「La Mer giki(ラメールギキ)」さんに行って来ました。
電車だと最寄駅は京阪の祇園四条駅になるのでしょうか…?
でも、祇園四条からだとちょっと距離ありますけど…まぁ…歩いて20分くらいですかね。周辺は100円パーク多数ですが、どこも高いし停め難いんですよねぇ…。この辺は天井1600円くらいが相場なのかな?
本当はゴールデンウィークより前に予約しようとしていたのですが一杯だったので、空いていた本日の訪問とあいなりました。
お店は2階の屋根裏部屋
屋根裏レストラン…を謳われていて、私がこのお店を知ったのは偶然店の前で信号待ちをしていて「何かオシャレな作りだなぁ…。」って思ったのがキッカケです。
そっから別の日に歩いてお店の前を通りかかった時に写真撮っておいて、後にググって予約した…って流れです。
ちゃんと屋根裏フレンチって書いてありますね。
知りませんでしたが、2020年のミシュランガイドに掲載されたようです。
店内は「屋根裏」とあるように、低い天井の暖かい空間。宮崎駿ワールドのような感じですね、もう体験は始まっています。
テーブルが6席とカウンター席が3席しかないので予約は必須ですね。公式の予約フォームみたいなのはウェブに無いので電話した方が早いかもしれません。
選べる3種類のランチメニュー
ランチコースは3種類あって…。
メインを肉又は魚で選べる2800円(税別)のAコース
魚と肉が入った3850円(税別)のBコース
オマール海老料理とメインが選べる5500円(税別)のCコース
本日は真ん中の3850円のBコースをチョイスしました。
- 本日のアミューズ
- 今月の前菜
- 自家製イカスミパンと黒ニンニク入りのタブナード(フランスパン)
- 温度の異なる季節のスープ
- 本日のお肉料理(基本の1つとは別に3種類から選ぶことも出来ますが、追加料金有り)
- 本日のデザート
- 食後のコーヒー又は紅茶
っていう感じ。
繊細で階層のある味付け
どのお料理も量はやや少なめの印象。魚介系が中心で、ホタルイカとか刺身なんかも臭みも無くて、ソースが何層にも分かれていたりしてAを食べてからA+Bを味わう…みたいな味の変化が美味しい…。( ˘ω˘
ランチには最高の贅沢な気がする…。
出来たらワインなんか傾けながら食べたいなぁ…って思わずにはいられません…。
ここは屋根裏フレンチレストラン…。気の合う人や好きな人と会話を楽しみながらお酒と料理をゆっくりと味わう感じのお店ですね。
お昼間にはお酒を飲まない事にしているので飲みませんでしたが、周りは大体ワインとかビール飲んでる人が多かったですね。
まぁ、ゴールデンウィークだもんねぇ…。
自家製だけあって、暖かい状態で提供されるパン。イカスミ?って聞いてちょっとエグい味でもするんだろうか…と、身構えちゃいましたが、フッワフワの普通のパンでした。タブナードっていうフランスパンも美味いし、何かパンにつけるペーストが凄く美味いんだが…。お酒にも合いそうだしこれだけ売って下さい…って感じ。
サフランソース、バジルソースとガスパチョの3種のソースで食べる鰆のポワレ。皮がパリパリ、身はしっとり系…。
何種類かのソースを掛け合わせて味変できるのがフランス料理なんだな…。( ˘ω˘
イタリアンは好きで、よく行きますがフレンチってあんまり行かないので新鮮です。
お肉料理は、衝動的に1300円追加料金が必要な国産牛ホホ肉の赤ワイン煮込みを選んでしまいました…。
お会計がジャンプアップしてしまいましたが、クタクタになるまで煮込まれた牛ホホ肉はナイフなんか無くても箸で切れちゃうくらい柔らかい…。
牛ホホ肉って焼肉でも最近ではツラミとか、頬肉、チークって名前でメニューにあったりします。ちょっと硬いけど味がするんですよね。
その昔はユッケかミンチ直行だったんでしょうけど、煮込みには向いてる。
一皿の量が少ない…とか言っておきながら、デザートまで辿り着く頃には結構お腹一杯になってました。
どのお皿も凄く繊細で、屋根裏で次は何が出てくるかな…って感じで食べるという体験がまさに非日常。
リフレッシュできました。( ˘ω˘
因みにお酒もドリンクも無しでお会計は二人で10800円でした。参考までに…。
出来たら夜に来てみたいなぁ…。