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【株式投資】日本ケンタッキーフライドチキン買収騒動と余波…

5月20日の株取引終了後にヤフートップに突然躍り出てきた記事「カーライルが日本KFCに一株6500円でTOB、完全子会社化へ」を見て、ガタッ!ってなったりするんだから株式投資は面白い…

どうもエヂです⎛´・ω・`⎞

え!?KFCが買収?

因みにカーライルとはアメリカの投資ファンドであり、日本KFCホールディングスも、筆頭株主の三菱商事も同意の元で株式を公開買い付けして子会社化しますよ!っていう発表であり、要は三菱商事が売りに出していたやつに食いついたのがカーライルだった…というのが真相みたい

今回の発表は今の株価がいくらであろうが、カーライルが¥6500円で買いますよ!って事であり、浅ましく卑しいアタシはこの発表時点で¥5400円だった日本KFC株を早速ポチってしまったんだ…

皆考える事は同じ…静かな戦い

結論から言うと、今回は全く旨味が無いまま、¥6480円で購入できた株を¥6480円で手放した…という…まぁ、手数料を支払っただけの取引きになってしまい、世の中そんなに上手い話は無いのだ…という勉強にはなった_(:3 」∠)_

アタシがこのニュースを見ていた時に同じ事を考える人々が殺到した…って事であり…まぁ、そうなりますわなw

結局、翌21日の日本KFCはストップ高…つまり買い手が増えすぎ、急激な需要によって急激に価値が上がったワケで…

株価というのは全ての銘柄で1日の取引き価格に上限と下限が設けられており、それを超えるともうそれ以上取引が出来なくなる、所謂「ストップ高」(反対はストップ安)となり、今回の日本KFCはストップ高となったワケです

¥5400円だった株価はカーライル買収の報を受けて一気に¥6480にまで上昇…結局、昨日はストップ高で取引は無く、今朝になって横ばいの状態で睨み合いが続いている…という状態

結局¥6500を超えない形で推移した株価

ただ、カーライルは¥6500で買うと言ってるので、それ以上に株価が上がる事は無く…元々ホルダーだった人達は嬉しい…でも、保有銘柄が事実上消滅する…というのは望まざる形なのかもしれないなぁ…と…

アタシは100株だけ購入で並んでたんだけど、実際購入出来た時には¥6480円になっており、もうどうにもならないだろう…という判断でそのまま売却と相成った次第…( ˘ω˘

株で少し世の中が見える

まぁ、今回は見事に謀(はかりごと)失敗となったんだけど、株をやってなければ今回の「米投資ファンドが日本KFCを買収」なんてニュースを見ても「ハーン…(鼻ほじ)」くらいにしか思わないだろうし、全く興味を示さなかっただろうに…という事実は面白いなぁ…と思っていて…

投資を始めると商品以外のものが見えてくる

それこそ日本KFCがマクドナルドのように独立した日本の会社である事すら知らなかったし、ここ数年でビックリする程業績を上げている事も今回の事をキッカケに知ったんだ

そういえば、テレビを見ないアタシでもCMは見たことあるもんねぇ…( ˘ω˘

KFCと言えばクリスマスシーズンにもう半年分くらい稼いで冬眠…みたいなイメージがあるんだけど、いつだったか¥500円ランチか何かを発表したくらいから平時の業績も上向いていったみたい

合わせて読みたい

今後は上場をやめるみたいだけど、過去にカーライルに買収されて再上場を果たした企業例もあるらしいし、今後の日本KFCがどういう風になっていくのか…というのも興味深い…

筆頭株主だった三菱商事との結びつきはかなり深く、そもそも最初に日本にKFCを持って来たのが三菱商事であり、そのスタートは外資と共同出資で合弁会社を作ったところからさかのぼり、以降イオングループでの積極的な出店支援、更に三菱商事が設立したジャパンファームの鶏を使用するに至る…と、まさに蜜月で面倒を見てきたワケです

三菱商事が当初期待した「ブロイラーを大量にさばける商売形態」としての旗艦商売形態として、これまで十二分に役割を果たした日本KFC

それでも残念ながら、総合商社が今後思い描く事業の中核には届かなかった事に加えて、同事業を取り巻く今後の厳しい道のり…それはつまり、原料高、競合のファーストフード店との競争、昨今の健康志向の高まりと高齢化なんかを考えると価値が高い間に売ってしまおう…という事なのかもしれない…( ˘ω˘

何にしても、お金が絡むと人は本気になれるもんなんだよなぁ…って…思うのです

株式投資でもしてなければ、今回の買収の意味とか全く考えもしなかったんだもんなぁ…( ˘ω˘

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